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先人たちが目指した日本の姿。それは私達の国が常に「よろこびあふれる楽しい国(=豈国)」であり続けることです。


めぐり逢ひて 見しやそれとも 分かぬ間に 雲隠れにし 夜半の月影 紫式部

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千年の月日を超えたいま、たとえ総理大臣や国会の両院議長の名前を知らなくても、日本人なら誰もが紫式部という名前を知っています。
千年の間、日本中の人たちが、みんなずっと彼女の友達です。そして彼女の心は、いまも日本人みんなの心に生きています。
その意味では、彼女は日本一愛され続けている女性ということができるかもしれません。


20190105 紫式部
(画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


めぐり逢ひて 見しやそれとも 分かぬ間に
雲隠れにし 夜半の月影

(めくりあひてみしやそれともわかぬまに くもかくれにしよはのつきかけ)

(現代語訳)
久しぶりにめぐりあったけれど、見たかどうかもわからないうちに、月影のように雲に隠れてしまいましたわ。

紫式部といえば『源氏物語』で有名です。
『源氏物語』は、世界最古の長編女流文学として、いまでは世界二十カ国語に翻訳され、国内でもいろいろな先生方が現代語訳を発表しています。
日本人なら、『源氏物語』の作者、紫式部の名を知らない人はいないくらいです。

その紫式部は、生涯に多数の歌を遺していますが、藤原定家が百人一首に「この一首」として選んだのが、この「めぐり逢ひて」の歌です。
この歌は『新古今和歌集』(一四九九)に掲載され、詞書(ことば がき)には、次の記述があります。

「はやくより、
 わらはともだちに
 侍(はべ)りける人の、
 としごろへて
 ゆきあひたる、
 ほのかにて、
 七月十日の比、
 月にきほひて
 かへり侍りければ」

現代語にすると次のようになります。
「童女の頃からの幼ななじみの友達だった人と、
 年頃になって出会いました。
 僅かな時間で、
 七月の十日の月に競うように帰られたので」
そして「久しぶりにめぐりあったけれど、見たかどうかもわからないうちに、月影のように雲に隠れてしまいましたわ」と詠んでいるわけです。

ここで「逢」という漢字が使われていますが、この字は一般には男女の逢瀬を意味しますが、もともとは「道で偶然出会う」といったときに使われる漢字です。
従ってここで出会った相手は、幼馴染とわかるだけで、男か女かはあまり問題になりません。

その友達と偶然出会って、友達と別れたのが夜半です。
たまたま道で偶然出会ったわけですが、この時代、高貴な女性が夜半に外を出歩くことはあまりありません。
相手の性別はわかりませんが、紫式部は女性ですので、二人が出会った時間帯は、まだ陽があるうちであったことになります。
ところが別れたのが夜半です。

つまり数時間、二人はおしゃべりに花を咲かせていたわけです。
それが振り返ってみれば一瞬のことにしか思えない。
つまり物理的時間としては、まる半日のおしゃべりだったけれど、心理的には、ほんの一瞬のことにしか感じられなかったと、彼女はこの歌に詠んでいます。


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七五調で読む古事記(3)成り成りて

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婚礼の儀を経ずに身だけを結ぶなら獣と同じです。
それは、せっかく人間に生まれるという稀有な機会を得ながら、自らを獣に落としてしまうことと同じです。
世間には獣になることを好む民族もあるようですが、私達日本人は、常に御魂の存在を意識している民族であることを、あらためて確認していきたいものだと思います。


20190102 成り成りて

神谷宗幣「古事記紙芝居」より
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七五調で読む古事記
1 天之御中主神
2 諸命以
3 成り成りて
4 しほみつるたま


今回お届けするのは、結魂の儀は「成り成りて」つまり完全に完璧に成長してから執り行うべきものであるというところです。
肉体を合わせるだけなら昆虫も動物も変わりません。
人間だけが婚礼の儀をあげることによって、魂と魂の結(ゆ)いを行います。
そのことの大切さが説かれたところです。

そのしまに あまくだり ましまして
於其島天降坐而
あめのみはしら みたてまし
見立天之御柱
やひろのとのを みたてまし
見立八尋殿

ここにそのいも いさなみの みことにいわく
於是、問其妹伊耶那美命曰
なれのみは いかになれるや
「汝身者、如何成。」

こたへていわく
答曰
わがみなりなり なりあわざるの ところあり 
「吾身者、成成不成合処一処在。」

いざなきみこと のらさくは
尓伊耶那岐命詔
わがみなりなり なりあまれるの ところあり
「我身者、成成而成余処一処在。
ゆへにわがみの なりあまる ところをもちて
故以此吾身成余処、
なれがみの なりあわざるの ところもちては さしふさぎ
刺塞汝身不成合処而、
くにつちを うまむとするが いかなるや
以為生成国土、生奈何。」訓生、云宇牟。下効此。

いざなみみこと こたへていはく しかりよし
伊耶那美命答曰「然善。」

いざなきみこと のらさくは
尓伊耶那岐命詔
しかるなら われとなれとで あめのみはしら ゆきめぐり 
「然者、吾与汝行廻逢是天之御柱而、
みとのまぐはひ なすべしと
為美斗能麻具波比此七字以音。


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忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな

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昔から「人は、本当に好きな人とは一緒になれない」といいます。
それもまた、神々が人に与えた試練なのかもしれません。
これをお読みの方の多くが、右近とまではいかなくても、若いころの結ばれなかった恋や、悲しい別れの思い出をお持ちであろうと思います。
そんな恋の記憶のある方なら、このときの右近の気持ちも、敦忠の仕事一途に打ち込んだ気持ちも、きっとわかっていただけると思います。


冷泉為恭の描いた右近


百人一首38番歌 右近
 忘らるる 身をば思はず 誓ひてし
 人の命の 惜しくもあるかな

右近(うこん)は、平安中期の女流歌人です。
父親が右近衛少将だったことから、宮中では右近と呼ばれました。
右近がまだ十代の頃、藤原敦忠という宮中の貴族と深い恋仲になりました。

敦忠は、時の最高権力者である藤原時平の三男です。
若い頃から楽器が得意で、その演奏は、聞く人の心をとろけさせるような妙味のある男性でした。
楽器をよくする男性は、今も昔も女性に人気です。

右近と敦忠は熱愛になるのだけれど、その敦忠はあるとき、第60代醍醐天皇の皇女である雅子内親王(がしないしんのう)に恋をしてしまいます。
ところがこの頃の敦忠は、まだ身分は従五位下です。
宮中での位が低い。
いくら父親が大物であったとしても、息子に実力がなければ、そうそう簡単には出世はさせてもらえないことは、今も昔も同じです。

そこで周囲の人たちは935年、雅子内親王を、京の都から伊勢神宮の斎宮(いわいのみや)に送ってしまいます。
斎宮(いわいのみや)は、伊勢神宮において天照大御神の依代をする女性で、代々皇女から選ばれました。
この時代の斎宮は、伊勢で500人の巫女を配下に持つ、とびきりのお役目で、当然、男性との恋愛は絶たれます。




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七五調で読む古事記

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日本を取り戻すということは、日本の原点に還るということです。
そうであれば、七世紀に、まさにそのために書かれた古事記の真髄を、すこしでも広く普及するために、このような取り組みもまた必要なものではないかと考えます。


20181227 高天原
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古事記の読み方は、それぞれの本の著者の先生によってまちまちです。
拙著の『ねずさんと学ぶ古事記』では、岩波書店の『日本古典文学大系』の読みを利用させていただきましたが、もともと神話は、もちろん神代文字によって文字化されていたとはいえ、相当古い時代からの口誦によってもたらされていたものと考えられます。

そして口誦によるものは、日本語の場合、和歌と同じで概ね「七五調(しちごちょう)」で語られるといって良いと思われます。
その意味で、古事記の読み方も、おそらくは七五調であったものと思われ、そこであらためて七五調で古事記を呼んでみたらどうかという提案が、この稿の目的です。

たとえば「アメノミナカヌシノカミ」と呼ばれる神様がおいでになります。
古事記の一番始めに登場する神様で、万物創生の根源神です。
ですからとても重要な神様です。

漢字で書くと「天之御中主神」で、字を見たら天のど真ん中の主の神様であるとわかる、というのが、拙著の古事記でご提案させていただいた、漢字で読み解く古事記です。
これを「アメノミナカヌシノカミ」とカタカナで表記されても、「あめのみなかぬしのかみ」とひらがなで表記されても、それだけで、「ああ、そういう意味をお持ちの神様なのか」とすぐにピンとくる方など、そうそう滅多においでになるものではありません。

ところが日本というのは言霊の国です。
同じ神様のお名前でも、七五調で区切って音読すると、あら不思議、その神様がどのような神様なのか、生粋の日本人ならどなたでも、すぐに腑に落ちます。
ものは試しです。
ちょっと声に出して読んでみてください。

 あめのみなかの ぬしのかみ
 天之御中主之神

「あめのみなかの」で7字、「ぬしのかみ」が5字です。
「あめ」は天空(もっと言ったらすべての時空間)で、その「みなか」つまりど真ん中の、「主の神様」と音読すると、意味がストンと腑に落ちます。



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赤染衛門(あかぞめえもん)

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《最新動画》大人のための修身入門 第13回「信義とは何か?」

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 やすらはで 寝なましものを さ夜更けて
 かたぶくまでの 月を見しかな

小倉百人一首五十九番にある赤染衛門(あかぞめえもん)の歌です。
現代語訳しますと、
「あなたが来ないとわかっていたのなら
 さっさとやすらいで寝てしいましたのに、
 もう夜が明けてしまいましたわ」
といった意味になります。

どの本をご覧頂いても良いのですが、同じような現代語訳が書かれています。
だからこの歌はわかりやすい歌だとされています。

ところがこの歌には、後拾遺集に詞書(ことばがき)があります。
そこには次のように書いてあります。
「中関白少将に侍りける時、
 はらからなる人に物言ひわたり侍りけり。
 頼めてまうで来ざりけるつとめて、
 女に代りてよめる。」

現代語に訳すと、
「後に中関白にまで出世することになる
 藤原道隆さまがまだ少将だった時代に、
 自分の『はらから』つまり姉妹同然の女友達のところに
 来るといって来なかったので、
 その女性に代わって詠んであげた歌です」
となります。
要するに赤染衛門は、誰か、他の女性に代わってこの歌を書いているわけです。

それで、
「朝まで起きて待っていたけれど、
 さっさと寝てしまえばよかったわ」
と詠んでいます。

さて、いかがでしょう。
ここからただの皮肉や愚痴しか読み取らないのでは、この歌がすこしもったいないです。


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新番組【CGS ねずさん 古事記のセカイ】の放送開始の件

《第9期 日本史検定講座》受講生募集中!!
詳細はコチラ→http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-3868.html
《大人のための修身入門》(動画) 講師:小名木善行
第一回『修身教育とは何か?』
第二回『誠実とは何か?』
第三回『孝行とは何か?』
第四回「礼儀とは何か?」
第五回「博愛とは何か?」
第六回「公益とは何か?」


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20181025 古事記のセカイ
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この動画シリーズでは、本に書かなかったこと、著述後に新たに学んでわかったことなどを加え、いまの最高の解読を楽しく行っていきます。
是非、シリーズでご視聴いただければと思います。


【お知らせ】
<東京・倭塾、百人一首塾他>
会場は都営新宿線船堀駅前にある「タワーホール船堀」です。
10月27日(土)18:00 第30回 百人一首塾 407会議室
11月13日(火)18:00 第31回 百人一首塾 307会議室
11月25日(日)18:00 第56回 倭塾 研修室
12月6日(木)18:00 第32回 百人一首塾 301会議室
12月24日(月)13:30 第57回 倭塾 研修室
1月14日(月・祭日)13:30 第58回 倭塾
1月26日(土)18:00 第33回 ねず式ゼミナール
2月2日(土)13:30 第59回 倭塾
2月23日(土)18:00 第34回 ねず式ゼミナール
<関西・倭塾>
10月19日(金)19:00 倭塾・関西 第三回 (IK歴史勉強会 大航海時代と大国主)
11月9日(金)19:00 倭塾・関西 第四回 (IK歴史勉強会 唐の皇帝と日本の天皇)
12月8日(土)14:00 倭塾・関西 第五回 (IK歴史勉強会 稲作の歴史と古墳のお話)
<国内研修>
12月16日(日)~17日(月) 一泊二日 神話を体感する会
11月の倭塾関西の日程が11月11日(日)から、11月9日(金)19時に変更になっていますのでご注意ください。


CGSで、これまで【目からウロコの日本史】をシリーズで行ってまいりましたが、この度、新番組として【CGS ねずさん 古事記のセカイ】の放送が開始になりました。

日本神話は、ただの子供向けの荒唐無稽なおとぎ話ではありません。
価値判断の基準となるものを学び、国家観を学ぶものです。

実はここが日本文化のものすごく大きな特徴で、これは茶道でも華道でも武道でも芸の道でも皆同じなのですが、たとえばお茶を飲むだけなら、赤ちゃんにだってできます。
棒を振るだけなら、3歳の子供にだってできます。
しかし茶の道を極めようとすれば、一生かかってもどこまで行けるかという世界です。
剣術を極めようとすれば、やはり一生かかっても、なかなか剣聖の域には到達できない。

つまり、入り口がとてもひろくて、しかも奥行きがとほうもなく深いというのが、日本の文化の特徴なのです。
それを良い歳の大人や青年が神話を三歳児と同じレベルで読んで、わかった気でいるとしたら、たいへんにもったいない。
なにしろ神話の登場は、磨製石器登場の時代にさかのぼるとされています。
日本では、その磨製石器登場は三万年前です。
つまり日本の神話は、三万年の知恵がぎっしりと詰まっているのです。

その知恵を天武天皇の詔によってまる30年がかりで研究し、とりまとめしたものが『古事記』です。
しかのその序文には、「古事記は国家の典教」としっかり書いてあります。
国家の教典なのです。
そこには、知的生き方論もあれば、行動することの意味、組織の維持の仕方、権力と責任、政治論、国家論にいたるまで、様々な知恵が込められています。

『古事記』については先般『ねずさんと語る古事記シリーズ』を刊行させていただいていますが、この動画シリーズでは、本に書かなかったこと、著述後に新たに学んでわかったことなどを加え、いまの最高の解読を楽しく行っていきます。

是非、シリーズでご視聴いただければと思います。

▼【CGS ねずさん 古事記のセカイ】
 1 私達はなぜ神話を学ぶのか



お読みいただき、ありがとうございました。

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式子内親王

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20181004 大和絵
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愛と調和を求めた式子内親王の御志(おんこころざし)は、いまなお日本列島を覆っています。
そしてその御心は、日本人の血肉となって世界から植民地支配を一掃し、さらに戦争のない愛と調和に満ちた世界の実現に向けて、いま大きく動き出そうとしています。
ご生前に、魂の緒よ、絶えなば絶えねと詠まれた式子内親王は、魂魄となってこの日本にとどまり、いま世界を変えようとしているのです。


【お知らせ】
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東京の倭塾・百人一首塾は10月から会場がタワーホール船堀に変更になります。
10月8日(月)13:30 第55回 倭塾 研修室 1330-160
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11月13日(火)18:00 第31回 百人一首塾 307会議室
11月25日(日)18:00 第56回 倭塾 研修室
12月6日(木)18:00 第32回 百人一首塾 301会議室
12月24日(月)13:30 第57回 倭塾 研修室
<関西・倭塾>
8月10日(金)19:00 倭塾・関西 第一回 (IK歴史勉強会 十七条憲法と創生の神々)
9月9日(日)14:00 倭塾・関西 第二回 (IK歴史勉強会 イザナギ・イザナミと古代の朝鮮半島情勢)
10月19日(金)19:00 倭塾・関西 第三回 (IK歴史勉強会 大航海時代と大国主)
11月9日(金)19:00 倭塾・関西 第四回 (IK歴史勉強会 唐の皇帝と日本の天皇)
12月8日(土)14:00 倭塾・関西 第五回 (IK歴史勉強会 稲作の歴史と古墳のお話)
<国内研修>
12月16日(日)~17日(月) 一泊二日 神話を体感する会
11月の倭塾関西の日程が11月11日(日)から、11月9日(金)19時に変更になっていますのでご注意ください。


式子内親王は、晩年お体を壊されてしまいました。
それでも式子内親王は、平安から鎌倉時代へと動く激動の時代の中で、多くの人の生命が失われることをたいへんにご心痛あそばされ、世の中の平和を願って百首の歌を詠んで奉納しています。
そしてその中の一首を、その後に百人一首を編纂することになる藤原定家に手渡しました。
その一首が百人一首の89番に収蔵されています。

 玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば
 忍ぶることの弱りもぞする


玉の緒というのは、昔は、肉体と魂(玉)は緒でつながっていると考えられていましたから、「玉の緒が絶える」というのは、「肉体が死ぬ」ことを意味します。
すでに重い病気となり、死を覚悟された式子内親王は、私の生命なんかどうなっても構わない。もう耐え忍ぶ気持ちさえも弱くなってしまいましたわ、と詠んでいるわけです。

だから不倫だ、恋愛だと騒ぐお馬鹿な学者もいるようですが、読みが浅いと思います。
お体の具合を悪くされながらも、それでもなお世の中の平穏を願い続けている。
にもかかわらず世の中では、毎日人と人とが殺しあいをしています。
なんとかして、平和な日々に戻ってほしいのです。
けれど、
「その気持も、もう弱ってしまいそうです。
 私は近く死んでしまうことでしょう」と詠んでいるわけです。

和歌は「察する文化」です。
歌の詠み手の思いを、読み手が察するのです。
藤原定家は、政治家で高級官僚でですが、当代一の歌人です。
つまり察することの達人です。
その藤原定家に式子内親王はこの歌を託しています。
つまりそれは、式子内親王は、政治家でもある藤原定家に何かを託した、ということです。


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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「奇跡の将軍樋口季一郎」、「古事記から読み解く経営の真髄」などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。

日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
(著書)

『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』

『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦

『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
最新刊
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』

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講演時間は90分が基準ですが、会場のご都合に合わせます。
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いつもたくさんのコメントをいただき、ありがとうございます。
ほんとうに皆様のコメントが、とっても嬉しく、かつありがたく拝読させていただいています。

議論というものは、すくなくともこのブログのコメント欄が、国政や地方自治、あるいは組織内の意思決定の場でなく、自由な意見交換の場であるという趣旨からすると、互いに互譲の精神を持ち、相手を尊敬する姿勢、ならびに互いに学びあうという姿勢が肝要であると存じます。

私は、相手に対する尊敬の念を持たず、互譲の精神も、相手から学ぼうとする姿勢も持ち合わせない議論は、単なる空論でしかなく、簡単に言ってしまえば、単なる揶揄、いいがかりに他ならないものであると断じます。

ましてや、自分で質問を発したものについて、それぞれお忙しい皆様が、時間を割いて丁寧にご回答くださった者に対し、見下したような論調で応対するならば、それは他のコメントされる皆様、あるいは、それをお読みになる皆様にとって、非常に不愉快極まりないものとなります。

従いまして、謙譲・互譲・感謝、そして学ぶという姿勢のない連続投稿、粘着投稿に類する投稿をされた方については、以後のコメント書き込みを、管理人である私の判断で投稿の禁止措置をとらせていただきますので、あしからずご了承ください。
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