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敷島の大和心を人問わ(は)ば 朝日ににおう (ふ) 山桜花(本居宣長)。日本は天皇を国家最高権威とし、民を「おほみたから」とする「シラス国」です。


橘周太中佐と遼陽戦

橘中佐
橘中佐


8月31日といえば、軍神・橘周太(たちばなしゅうた)陸軍中佐が、日露戦争における遼陽の首山堡の戦いで戦死された日です。
明治37(1904)年のことです。

遼陽の戦いは、明治37(1904)年8月24日から9月4日まで行われた満州の遼陽での陸戦です。
この戦いは、帝国陸軍とロシア陸軍の主力部隊が、はじめて正面衝突した戦いとしても記憶されます。
この時代、ロシア陸軍といえば、彼のナポレオンを破った世界で唯一の軍隊であり、自他ともに世界最強といわれていた軍隊です。



世界的ベストセラー

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ピラミッド


明治時代に世界的ベストセラーになった本としては、新渡戸稲造「武士道」が有名です。
この本は、はじめ明治32(1899)年に米国で「BUSHIDO , THE SOUL OF JAPAN」の題で出版され、その後、世界中の言語に翻訳され、今も読み継がれています。

他に、古い時代に世界的ベストセラーになった本としては、杉本鉞子(すぎもと えつこ)の「武士の娘」がありますが、この本は、いまでも日本を知る本として、世界中で読まれていますが、こちらは出版されたのが大正14(1925)年ですから、すこし後の時代になります。

ところで、実は明治の頃、新渡戸稲造の「武士道」以上の世界的な大ベストセラーになった本があります。
それが今日ご紹介する、桜井忠温(さくらいただよし)著「肉弾」です。
ずいぶんと物騒な名前の本ですが、出版されたのが明治39(1906)年のことで、本の題材は日露戦争の旅順要塞攻城戦のことを書いた本です。



学ぶ歴史

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世界史年表


誰しも人生を振り返れば、たくさんの失敗や小さな成功の繰り返しをしています。
それが人生における経験です。

その経験のひとつひとつについて、それが「いつ、どこで、誰と、何を、どうして、どうなった」という5W1Hも、もちろん大切なことです。
けれど、それ以上に、その経験から自分が何を得たのか、何を学んだかは、もっと重要なことです。

真っ直ぐに生きる 福井文右衛門

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今も当時のまま残る文右衛門水路
今も当時のまま残る文右衛門水路


このところ8月ということもあって戦争の話が続いたので、すこし時代を変えてみようと思います。

ちなみに、実は8月25日から私は出張中で、ブログの記事を書くことができません。
そこでこの間の記事は、過去記事のリニューアルでお届けしています。
以下のお話も、平成23年2月にいちどアップしたお話です。

今日お届けするお話は、江戸時代初期の、三重県の松阪市のあたりにいた、福井文右衛門(ふくいぶんえもん)という武士の物語です。
福井文右衛門は、藤堂高吉(とうどう たかよし)の家臣です。

藤堂高吉というのは江戸時代前期の武将で、秀吉の朝鮮征伐のときに加藤清正らと並んで武功をたてた藤堂高虎の跡取りとして養子となった人です。
もともとは丹羽長秀の三男、立派な家柄の養子ですが、高虎に実子高次が生まれたため疎んじられ、さらに家中でささいな騒動を起こしたために、蟄居処分となってしまっていました。

慶長十一(1606)年、高吉は蟄居を解かれ、江戸城の普請で功績をあげ、高吉は、藤堂高虎が治めていた伊予今治の城代に任じられました。

慶長十九(1614)年の大坂夏の陣では、藤堂高吉は徳川方の武将として参戦、長宗我部盛親隊を相手に奮戦し武功をたて、この功績によって寛永十三(1636)年に、伊賀国の名張に移封され、名張藤堂家一万五千石の祖となったのです。

福井文右衛門は、その藤堂高吉の家臣です。
高吉が名張に移封されたときに、一緒に名張に赴き、伊勢領の出間村(現、松阪市出間村)のあたり一帯を治める代官に任ぜられました。




小園安名司令−2 信頼と公正

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小園安名司令
少佐時代の小園安名司令


昨日の続きで小園安名司令のお話です。
誰からも慕われ、偉大な実績を遺した者が、偉大であるがゆえに逆に放逐され、酷い目にあわされる。
そういうことが我が国の国史には、度々出てきます。
小園司令も、そのなかのお一人でした。

けれど、古来日本人は、人生においてもっとも大切なことは、今生における名聞名利ではなく、より多くの人の役に立つこと、自己の確かな成長にある、としてきました。
なぜならそれは、日本人が古来、仮に世の中の価値観がひっくり返り、自分が放逐されたり殺されたりすることがあっても、それでも「やり抜いた」、「信念を遂げた」ということを、大事にする民族であった、ということだからです。

小園安名司令−1 ほんとうにたいせつなこと

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整列する海軍厚木三〇二航空隊
三〇二空-1


小園安名(こそのやすな)氏は、元大日本帝国海軍航空隊の大佐です。
終戦時の所属は、海軍厚木三〇二航空隊です。

三〇二航空隊というのは、本土防衛にあたって帝都上空を守る、日本海軍史上最強最精鋭の航空部隊です。
帝都上空防衛隊です。
精鋭の中の最精鋭の隊員を揃え、最強の軍人を長につける。あたまえのことです。
小園大佐が、いかに優秀な方であったかがわかろうというものです。


八路軍

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八路軍を描いた絵画


8月25日は、現中華人民共和国の人民解放軍が、八路軍と名前を変えて改組した日です。
支那共産党は、大正10(1921)年に結成されたのですが、そのわずか6年後の昭和2(1927)年には、正規軍隊である「紅軍(こうぐん)」を結成しています。

この「紅軍」というのは通称で、正式名称は「中国工農紅軍」といいました。
共産主義革命のために結成された、ちゃんと武装した正規軍です。

そしてこの「紅軍」が当時の支那国民党に編入され、「国民革命軍 第八路軍」という名称になったのが、昭和12(1937)年8月25日です。
おおまかな流れをいうと、この八路軍が終戦後の昭和22(1947)年に「中国人民解放軍」となって現在に至っているわけです。

八路軍の兵力は、昭和12年当時で3万人、昭和13年には15万6千人、昭和15年には40万人、昭和20年時点で60万人です。
そして中華人民共和国人民解放軍となった現在では230万人という、数の上ではいまや世界最大の兵力の軍隊となっています。

さて、勘の良い方なら、ここまでの説明で「?マーク」が頭の中で点滅したかと思います。


ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
静岡県出身。国史啓蒙家。倭塾塾長。日本の心をつたえる会代表。日本史検定講座講師&教務。
連絡先: nezu3344@gmail.com
著書
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』第1巻〜第3巻
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』
日々、先人たちへの感謝の心でブログを書き綴っています。それが自分にできる唯一のお国への、先人たちへの、そしていま自分が生かさせていただいていることへのご恩返しと思うからです。こうしてねずブロを続けることで、自分自身、日々勉強させていただいています。ありがたいことです。

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議論というものは、すくなくともこのブログのコメント欄が、国政や地方自治、あるいは組織内の意思決定の場でなく、自由な意見交換の場であるという趣旨からすると、互いに互譲の精神を持ち、相手を尊敬する姿勢、ならびに互いに学びあうという姿勢が肝要であると存じます。

私は、相手に対する尊敬の念を持たず、互譲の精神も、相手から学ぼうとする姿勢も持ち合わせない議論は、単なる空論でしかなく、簡単に言ってしまえば、単なる揶揄、いいがかりに他ならないものであると断じます。

ましてや、自分で質問を発したものについて、それぞれお忙しい皆様が、時間を割いて丁寧にご回答くださった者に対し、見下したような論調で応対するならば、それは他のコメントされる皆様、あるいは、それをお読みになる皆様にとって、非常に不愉快極まりないものとなります。

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