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先人たちが目指した日本の姿。それは私達の国が常に「よろこびあふれる楽しい国(=豈国)」であり続けることです。


二二六事件と阿南惟幾陸軍幼年学校校長の訓話

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日本人である以上、そこにどんなに対立があったとしても、
どこまでも私たちは大御心を悩ませるようなことがあってはならない。
それが日本人としての根幹だと思います。
なぜなら日本は天皇のシラス国だからです。


20190221 二二六事件
(画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


83年前(昭和11(1936)年)の明日(2月26日)に起きた事件が、二二六事件(ににろくじけん)です。
昔は、いまより平均気温がかなり低くて、その日の東京は雪がふりきしきる寒い日でした。
午前0時の気温がマイナス2度だったそうです。
ちなみに今年は、6〜7度です。
気温の温暖差が10度近くもあるのですね。ずいぶんと暖かくなったものです。

この日、反乱軍の鎮圧のために、東京日比谷の帝国ホテル裏に鎮圧軍の陣営が張られました。
鎮圧隊は、近くの帝国ホテルに、食事の炊き出しを依頼しました。
帝国ホテルのシェフは、
「寒いから、すぐに食べれて体が暖まるものが良いだろう」ということで、カレーライスを作ってくれました。
凍えるような寒い雪の中、明日は仲間と戦わなければならないかと緊張している鎮圧部隊の兵たちに、この熱いカレーライスは、忘れられない味となりました。

カレーライスが日本に伝わったのは幕末の頃です。
明治の初めには陸軍幼年学校の昼食メニューに加えられたり、海軍の軍用食で採用されたりして、すでにある程度は知られた食事でした。
けれど、実はカレーライスが全国的に普及したのは、この二二六事件があってから後のことです。

さて、その二二六事件については、さまざまな論評があります。
多くが、乱を起こした青年将校たちへの同情的なものです。

この頃、東北地方が凶作に見舞われ、子供たちは学校にお弁当を持っていくことさえままならず、幼い娘さんを遊郭に売りに出すといったことまで、さかんに行われたりしていました。
一方、国政はとみれば、そうした国内の窮状をよそに、すでにある程度近代化が実現した半島に、まるで湯水のように資金を注ぎ込んでいました。
半島の人たちは、口々に難しい漢文体の用語を用いて日本万歳を唱え、日本を礼賛しさえすれば、働かなくても日本から大金がもらえるのです。
しかも大陸と陸続きで、その大陸に行けば、Chineseたちのまえで「俺は日本人だ」と大きな顔ができ、強姦やら強盗やら詐欺やら、悪さのし放題をしても、日本の施設に逃げ込めば、日本人はChina語がわからないから、自分こそ被害者だと訴えれば庇護してもらえる。

そういう悪事が散々行われていて、そのくせ日本国内でまでテロを働くという無法を行うものたちに、なぜか当時の日本政府は湯水のようにお金を注ぎ込み、現実に困っている東北の人たちには目も向けようとしない。
これでは民衆が怒るのはあたりまえで、そうした民意を我が事として受け止めた陸軍の青年将校たちが、「もはや決起して政権転覆を図る他なし!」という気持ちに至ったことも、これまた、ある意味当然のことであったであろうと思います。

ただ歴史は、同情や好き嫌いや批判するためのものではなく、「そこから何を学ぶか」が大事です。
この二二六事件について、当時陸軍幼年学校校長だった阿南惟幾(あなみこれちか)陸軍大将が学校で全校生徒を集めて行った訓話があります。
「帝都不祥事件に関する訓話」
といいます。
事件の3週間後昭和11年3月12日に、幼年学校の第一講堂で語られたものです。
「帝都不祥事件」というのは、二二六事件のことです。

原文は、文語体です。
読みやすくするため、先に現代語訳して掲載します。
原文はその下に示します。

この訓話で、阿南大将は、日本人として、とても大切なことを述べておいでになります。


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Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「奇跡の将軍樋口季一郎」、「古事記から読み解く経営の真髄」などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。

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