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敷島の大和心を人問わ(は)ば 朝日ににおう (ふ) 山桜花(本居宣長)。日本は天皇を国家最高権威とし、民を「おほみたから」とする「シラス国」です。


世のため人のために 清水次郎長

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■説明ページ http://www.tsukurukai.com/nihonshikenteikoza/index.html
■関連記事 http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1696.html
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清水次郎長
清水次郎長


極道の世界というのは、いわばこの世の縮図といわれますが、昔は、やくざ者でさえ「◯◯一家」と名乗ったものです。
日本は、国も家族なら、会社も家族、そしてやくざ者も家族を指向しました。

ちなみに昔は、団体や会社などで、新撰組、金剛組など「◯◯組」という名前も多かったです。
「組」という字は、「糸」に「且(かつ)」と書きます。
「且」というのは、ものを乗せる板で。
ですから「組」は、板の上の糸をあらわします。
要するに、一定の囲いのうえで、互いが糸で結ばれている姿が「組」ですから、これは「仲間の絆」をあらわす字です。

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何々一家と聞けば、すぐに思い浮かぶのが広沢虎造の浪曲で有名な「清水次郎長」です。
清水次郎長は、若い頃はどうしようもない悪たれの暴れん坊だったそうです。

これは、どういう場合も同じで、ひとつのことを長年やり続けていると、その人や企業、組織の本性のようなものが出てきます。
最初はいくらいい顔をしていても、いかにみかけをつくろっていても、心の歪んだ者は、結局は歪んだことしかできないし、逆に心に家族意識があれば、途中にどんな波風があっても、最後には立派な結果を遺すことができる。

以下のお話は、平成23年6月にアップしたものですが、次郎長三国志にはない、ちょっといいお話を書いています。

============
「食いねえ、食いねえ、寿司食いねえ」といえば、ご存知広沢虎三の「次郎長三国志」です。

讃岐の金毘羅樣へ刀と奉納金を納めた遠州森の石松が、帰り道に大阪から京都に向かって三十石船に乗る。
その舟の中で、お江戸は神田の生まれという江戸ッ子が、「清水港に住む山本長五郎、通称清水次郎長が、街道一の親分よ!」と啖呵を切る。

自分の親分を褒められて嬉しくなった森の石松は、その江戸っ子に、
「もっとこっちへ寄んねえ」と声をかけます。

で、酒を進めて「呑みねえ、呑みねえ。江戸っ子だってねえ」
「オゥ、神田の生まれよ」
「そうだってねえ。次郎長にゃいい子分がいるかい」
「いるかいどころの話じゃないよ。千人近く子分がいる。その中でも代貸元をつとめて他人に親分兄貴と言われるような人が28人。これをとなえて清水の二十八人衆。この二十八人衆のなかに次郎長ぐらい偉いのが、まだ五、六人いるからねえ」

ますます嬉しくなった石松は、「で、五、六人とは一体誰でぇ」と聞きます。

「清水一家で強いと言えば、いちに大政、二に小政、三には大瀬半五郎、四に増川の仙右衛門・・・」と続きます。
ところがなかなか石松の名前が出てこない。

いい加減焦れてきたた石松「お前ェ、あんまり詳しくねえな。次郎長の子分で肝心なのを一人忘れてやしませんかってんだ。この船が伏見に着くまででいいから、胸に手ェあてて良~く考えてくれ。「もっと強いのがいるでしょが。特別強いのがいるんだよ。お前さんね、何事も心配しねぇで気を落ち着けて考えてくれ。もう一人いるんだよぉ」

「別に心配なんかしてやいねぇやい。どう考えたって誰に言わせたって清水一家で一番で強いと言やぁ、大政に小政、大瀬半五郎、遠州森のい・・・」
石松「うん?」
江戸っ子「大政に小政、大瀬半五郎、遠州森のい・・・」
「うわぁ~客人すまねェ、イの一番に言わなきゃならねぇ清水一家で一番強いのを一人忘れていたよ」
石松「へ~。で、誰だいその一番強ぇってぇのは」
江戸っ子「こりゃあ強い。大政だって小政だってかなわねえ!清水一家で離れて強い!遠州森の生まれだぁ!」。

石松「へえ。そこのところをもう少し聞かせてくれや、誰が一番強いって?」
江戸っ子「こりゃあ強ぇ。遠州森の福田屋という宿屋の倅だ!」
石松「なるほどぉ」
江戸っ子「森の石松ってんだい。これが一番強いやい!」
石松「呑みねぇ、呑みねぇ、寿司食いねぇ、もっとこっちへ寄んねぇ。江戸っ子だってねぇ」
「神田の生まれだい」
石松「そうだってなぁ。そんなに何かい、その石松は強いかい?」
江戸っ子「強いかいなんてもんじゃないよ。神武この方、バクチ打ちの数ある中で強いと言ったら石松っつぁんが日本一でしょうなぁ!」
石松「へぇっ、そいつぁ凄い」
江戸っ子「強いったって、あんな強いのいないよ。だけど、あいつは人間が馬鹿だからね!」

と、まあ楽しい掛けあいが続きますが、森の石松のお話はまた今度ということにして、今日のお題は、清水次郎長です。

清水次郎長といえば、幕末から明治にかけて、東海道だけでなく全国に名を轟かせた大親分です。
上の石松の三十石船で有名な広沢虎造の浪曲をはじめ、映画やテレビで繰り返し取り上げられていますので、ほとんどの方は、ご存知であろうかと思います。

清水次郎長は、文政3(1820)年1月1日に、いまの静岡県清水市で生まれています。
当時、元旦の生まれの子は極端に偉くなるか、とんでもない悪い奴になるかのどちらかと相場が決まっているとされ、生後まもなく母方の叔父で米屋を営む甲田屋の主(あるじ)山本次郎八のもとに養子に出されます。

清水次郎長の本名は山本長五郎ですが、「山本次郎八さんの家の長五郎」がなまって次郎長と呼ばれるようになったのだそうです。

次郎長15歳のとき、養父の次郎八が逝去したため、甲田屋の跡を継いでいます。
この頃の清水港は、小さな廻船港で、富士山の脇を流れる富士川を利用して、信州や甲府で集められた年貢米をいったん清水港に集め、そこから年貢米を江戸に海上輸送していた。

甲田屋も、米の輸送をしていて、次郎長は結婚もして家業に精を出すのだけれど、天保14(1843)年、ふとした喧嘩のはずみで、人を斬ってしまいます。

次郎長は、妻と離別し、姉夫婦に甲田屋の家督を譲って、江尻大熊ら弟分とともに清水港を出て、無宿人となって諸国を旅してまわります。
これはいわゆる凶状旅というやつで、罪を負った人間が、あちこちの親分さんのところを回り、一宿一飯の世話になりながら、全国行脚する、というものです。

旅を終えた次郎長は、弘化4(1847)年に、弟分の江尻大熊の妹お蝶(おちょう)を妻に迎え、清水に一家を構えています。

つい最近まで、ヤクザや博徒などは「○○一家」と名乗っていることが多かったのは、ご存知の通りです。
誤解を恐れずに行ってしまうと、こうした極道の世界というのは、ある意味、日本社会の価値観の縮図のようなところがあって、この「○○一家」というもの、ボクはある意味、その典型ではないかと思っています。

日本社会、とりわけ江戸社会というのは、すべてにおいて「家」を中心として社会が構成されていました。
たとえば大名にしても、山之内家であり、上杉家であり、浅野家であり、井伊家、松平家等々、藩主を家長とする「家」という概念です。

そしてそこにいる藩士たちも、それぞれは「家」を持ち、家督も俸禄も「家」を単位として形成されています。

たとえば徳川家には八万騎の旗本、御家人がいるとされていますが、その旗本や御家人たちは、それぞれ佐藤家であり、榊原家であり、松平家であり、井伊家、勝家等々の「家」の集まりです。

欧米型文明が、個人を単位として形成されているとするならば、日本型文明は「家」を単位として形成されている。

「家」が集まって、藩と言う名の「家」を構成し、その諸藩が集まって「日本」という「家」が形成されている。
その「家」の中の本家の中の総本家が、天皇家にあたります。

以前、出光佐三氏のことを書いた「社員は家族だ」(http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-827.html)の記事で、出光石油の創業者の出光佐三氏が、「社員を家族」として大切にした、というお話を書かせていただきましたが、こうした「社員は家族」、会社は、一個の「家族」であるという考え方は、日本社会の、かつては基礎をなしていた考え方の一つです。

日本という国は、いまから2673年前に、神武天皇が即位された際、建国の理念として「八紘をおおいて一宇となす」と述べられました。
「八紘」は四方八方の意、一宇は「ひとつ屋根の下」という意味です。
「四方八方をおおって、ひとつ屋根の下に暮らす家族のような国家を築く」これが日本建国の理念です。
ですから、大名も会社も家族、もちろん我が家も家族、そして清水一家のような者でも、まさに「一家」つまり「家族」を名乗ったのです。

さて、その清水一家ですが、保下田の久六を斬ったり、富士川舟運の権益を巡って甲州の黒駒勝蔵と抗争を繰り広げたりしながら、次第に勢力が増え、気がつけば配下千人の大博徒一家に成長しています。

幕末の風雲急を告げた慶応4(1868)年(明治元年)、次郎長49歳のときのことです。
新年早々に、京都で鳥羽伏見の戦いが起こる。

この戦いのあと、有栖川宮を大総督とする東征官軍が京都を出発して東海道を東に向かって進発するのだけれど、問題は駿府(静岡)です。
駿府といえば、徳川家のおひざ元です。
街の住民も含めて、何が起こるかわからない。

そこで菅軍は、街道筋の年貢を、従来の幕府の半分にするとお触れを出すとともに、遠州浜松藩の家老であった伏谷如水を駿府町差配役に任命します。

この伏谷如水が、次郎長に街道警固役を命じるのですが、このときの様子が(「次郎長翁を知る会」のHPに書かれているので、引用します。

~~~~~~~~~~~~
ある日、清水港の長五郎のところに出頭命令が来た。
駿府町差配役、判事伏谷如水からである。

長五郎はすでに50の声を聞こうという年頃である。
女房のお蝶を呼んで言った。
「おれは罪の多い身だ。出頭すれば、二度とおまえっちの顔を見ることはできめえ。逃げようと思やあわけねえことだが、今度のことは、お上がおれを捕えようというのじゃない。特別のことでお召しになるようだから、逃げかくれするのは、やっぱ、よくねえ。行かなきゃなるめえ」

長五郎が腹をくくって出頭すると、小役人が案内して、別室の伏谷判事に引き合わせた。
判事が言った。
「今戦乱で何かと事の多い時代だ。武士だ、官員だと詐称して悪事を働く者が後を断たない。一方、取締る側も、旧幕臣との間で意見の食い違いから上司に抗するなど、憂慮すべきことが多い。そこで、その方を登用して沿道の探索に当たってもらうことにした。これまでの処世態度を改めて、御奉公につとめてもらいたい」

長五郎は固辞した。
「とんでもねえことです。私らのように身分いやしい無頼の徒が、お上の御用なんてつとまるわけはありません。どうか勘弁して、ほかの人を選んでおくんなさい」

長五郎の返事を予期していたように、判事は部下を呼んだ。
官員の制服を着た部下の男が、書類を手にさげて部屋に入って来た。

下座の方に坐っていた長五郎が、顔をあげてその男を見て驚いた。
よく見かけた顔である。
その男は清水の港町を近頃よく歩いている足袋の行商人である。
長五郎の家にも、一度買ってやったら度たび現われ、時には酒を出してやったこともある。

伏谷如水は小池にささげ持つ書類を朗読するように言いつけた。
長五郎は頭を下げてこれを聞いた。
長五郎の旧悪が細大もらさず記されている。
長五郎は背中に冷水をかけられたかのようであった。

「包みかくしなどできることではございません。お上の御明察には恐れ入った次第ですが、ただ間違っていることが二件ほどございます」

長五郎は誤認の箇所を詳細に申し立てた。
判事は、率直な長五郎をほめ、登用する旨を正式に申渡した。

積年の長五郎の罪科はすべて免除され、平民としては破格の帯刀を許されるという栄誉もあわせて、命を受けて長五郎は退出した。

天保13年、23歳の年に国を売って清水を出て以来、実に27年の間、常に危難の中に身を置き、一日たりとも世をはばからない日はなかった長五郎は、ここにおいて初めて、青天白日の身となったのである。
~~~~~~~~~~

こうして明治元年3月から7月まで街道警固役を無事つとめ終えた次郎長に、この年の9月、事件が起こります。

事件に登場するのは、幕府の軍艦「咸臨丸」です。
「咸臨丸」といえば、勝海舟が海軍伝習所で、坂本竜馬らとともに操船を学んだ船であり、また、福沢諭吉らを乗せて、サンフランシスコまではるばる太平洋を横断した船としても有名です。

この「咸臨丸」が、明治元年、海軍副総裁榎本武揚らとともに、品川沖を脱走して函館に向かうのですが、途中で台風の影響による暴風雨にあい、榎本艦隊とはぐれて、下田港に漂着してしまうのです。
そして救助に来た蟠竜丸とともに清水港に入港した。

9月11日、榎本艦隊と合流するために、蟠竜丸が先に清水を出発。次いで咸臨丸も出航しようとした矢先、明治新政府の艦隊に清水港内で襲われ、沈没してしまうのです。

このとき次郎長は、傷ついた徳川方の軍人を官軍の目が届かないように密かに逃がし、湾内に浮遊する屍を拾い集めて、手厚く供養して葬ったのです。

港に浮かんだ多数の幕府軍の兵士の遺体は、次第に腐乱し始めていたのだそうです。
官軍は放置し、漁民たちには漁の邪魔にもなっていた。

けれど「賊軍に加担する者は厳罰に処す」とのお触れが出ているので、誰も怖くて遺体の処理ができない。
いまの東日本大震災の被災地の遺体と同じです。

けれどこのとき次郎長は「不仁のために仁をなさずんば」と啖呵を切り、ただちに子分たちを連れて小船を出し、港に浮かぶ遺体の回収作業をおこなった。
政府が何もしないので、地元の自警団が、遺体を回収して埋葬、石碑まで建てた、ようなものです。

この時次郎長は、次のように述べたと伝えられています。
~~~~~~~~~~~
人の世に、賊となり敵となる悪む所、唯その生前の事のみ。
もしそれ一たび死せば復た罪するに足らんや。
~~~~~~~~~~~
日本人だなあと感じます。

ところがこのことで次郎長は糺問官に出頭を命じられます。
「賊兵を葬うとはお上を恐れぬ行動」というわけです。

ところがここで次郎長は、「敵だろうが味方だろうが、死ねば仏だ。仏に官軍も徳川もない。仏を埋葬することが悪いと言うのなら、次郎長はどんな罰でもよろこんでお受けしましょう」と啖呵を切って突っぱねた。

いまでもそうだけれど、ヤクザの大親分の啖呵というのは、実におそろしい迫力のあるものです。
結果として次郎長はお咎めなしになる。

もっと、その裏には、幕末の剣客、山岡鉄舟のフォローがあったともいわれています。

鉄舟は、次郎長の行動に感動し、「壮士墓」と揮毫を送った。
これは、いまでも巴川のほとりの埋葬地で墓標となって現存しています。

その山岡鉄舟の勧めで次郎長が明治7(1874)年にはじめたのが、富士山麓の万野原の開墾です。
いまではすっかり住宅街になっている万野原ですが、明治の初めごろは、ここはうっそうとした雑木林だった。
次郎長は、そこをおよそ10年がかりで広大な水田地帯に開墾したのです。

はじめたのが次郎長55歳のときですが、次郎長自身も、鋤や鍬を持ち、人夫衆と一緒に開墾をしたそうです。
人夫衆には、お上の了解を得て、懲役囚を数十人を使ったのだけれど、誰ひとり脱走する者はいなかったそうです。

翌明治2(1869)年9月、江戸城を明け渡した徳川慶喜は、駿府(今の静岡)に居住することになります。
これを受けて、この年の12月、江戸の大物親分の新門辰五郎が次郎長に会い、徳川慶喜公の護衛役を依頼します。
次郎長は辰五郎の意思を引き継ぎ、影ながら晩年まで慶喜の護衛を果たしていますが、徳川家では、その労に対し、葵の五つつの紋が入った熨斗目(かみしもの下につける礼服)を次郎長に送っています。

そして博徒稼業から足を洗った次郎長は、万野原の開墾の他、清水港の整備事業の推進を説いて回り、単なる廻船港にすぎなかった清水港を、国際貿易港として機能するように築造しています。

さらに清水港から、蒸気船を使って清水~横浜間の海運会社を起こし、米や海産物の輸送だけでなく、静岡茶の販路の拡大にも貢献しています。

また清水港内に宿泊施設「末広亭」を築造して、船旅の旅客の宿泊に供し、ここで英語塾を開き、米国人教師を雇って、塾を清水の青年たちに開放しています。

晩年の次郎長は、「どてら姿で縁側に腰をおろし、子供たちの相撲を眺めている好々爺」だったそうです。

たとえ犯罪者であっても、あるいは博打打ちであっても、心のどこかで「いつかは俺も世のため人のためになる真人間になろう」という気持ちを持ち続ける。
それが日本人という生き方だし、そんなことを実際に実行し生涯を駆け抜けたのが、清水次郎長だったのではないかと思います。

次郎長親分が、いまだに大変な人気なのも、単に次郎長三国志の男伊達というだけでなく、晩年の彼がほんとうに体を張って、世のために尽くしたという、そういう姿が、多くの庶民に受け入れられたのだと思う。
ただの喧嘩早い博徒の話なら、広く大衆に受け入れられる物語とはならないからです。

現実の問題として、暴れん坊の次郎長話が好きだと子供が言ったとして、それが単なる暴れ者だったとしたら、親にしれみればやはり心配です。

ところが次郎長三国志を呼んだり観たり聞いたりして、子供が興奮状態になったとしても、「実はな、清水次郎長と言う人はたいへんに偉い人で、晩年の彼は・・・」と話して聞かせたら、子供にはものすごくいい刺激になる。

日本神話の神々と、博徒の次郎長親分を同時に語ったらバチがあたりそうですが、日本神話の神々も、このブログで何度もご紹介している通り、最初、若いうちはどうしようもない暴れん坊だったりしています。
けれど年輪を重ねるうちに、誰からも尊敬される、まさに「神」となる。

なぜこういうことが起こるかと言えば、日本社会は古来、集団を大切にしてきた社会だからです。
個人の利益よりも、集団の利益や協調を尊ぶ。
集団における個人というのは、人と人との間に生きている個人です。

人間関係はわずらわしくてやっかいなものだけれど、人を成長させるのは、その人間関係です。
おもしろいことに人間関係は、人間関係で苦労するほど、人を成長させる。

そして集団が、よりよく住みやすい社会を築くには、誰もがちょっとずつ我慢したり、周囲に気遣うことが必要になります。
その「気遣い」が「人の道」です。

一昔前の日本では、演歌や浪曲といった大衆芸能でも、人の道や人の生き方がテーマになることが多かったように思うけれど、それは昔の人が、人と人との関係を、いつもたいせつに思っていたからです。
そしてそれが、日本人としての生き方、つまり人の道を常に意識する日本的社会文化といえるのではないかと思います。

人は人の中でしか生きられないのです。
だからみんなが気配りをする社会は、わずらわしくて、面倒で、やっかいだけれど、その分、住みやすい社会です。

これに対し、戦後日本に蔓延した個人主義は、自分さえよければいい、いまさえよければそれでいい。人の道よりゼニカネが大事、という社会を築いています。
そして人が個人主義に走れば走るほど、人間関係の煩わしさからは解放されるけれど、人は鍛えられず、社会は互いが互いを気遣わない、住みにくい社会となってしまいます。

温故知新というのは、古きをたずねて新しきを知るの意ですが、そういうことをもういちど考え直してみるべきときに、いまの日本はきているように思えるのです。

≪関連記事≫広瀬武夫中佐
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-836.html

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広沢虎造 - 森の石松三十石船道中 2/3


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コメント
意気に感じる心
「男が男に惚れる」と書くと「お前はゲイか」と疑われます。「男が男に惚れる」という言葉は決して悪い言葉ではありません。私が「出光店主」の公演を始めて聞いたのは昭和42年でした。演題は「日本人の世界的使命」でした。

前回のねずきちさんのブログに書かれたような内容です。出光という会社の存在をそれまで全く知りませんでした。それが縁で出光にお世話になることになりましたが、会社に勤めて感じたのは「損得抜きで仕事が出来た」ことではないかと思っています。

私的な損得抜きで仕事をすれば、1日に何時間仕事をしても苦にならないものです。自分の体験では、緊急時の最長連続勤務時間は36時間でした。その間睡眠時間はありません。それでも過労で倒れることはありませんでした。当然残業手当はありません。ないのではなく必要を感じなかったからです。

金で仕事の切り売りをしていなければ必要はありません。損得抜きで働けば不思議なことに「達成感」を感じるものです。やらされる仕事には達成感はありません。会社でのお互いの呼び方は「○○さんです」。課長と話すときでも「課長」といった職名では呼びません。お互いに○○さんです。今もそうだと思います。

「男は意気に感じれば損得抜きで動くものです」。それが日本人だと思っています。
2012/11/12(月) 17:08 | URL | にっぽんじん #-[ 編集]
こんにちは!好いブログを見つけ嬉しいです!
今後とも是非続けて下さい!!

宜しくお願いします!
2012/11/12(月) 03:29 | URL | RALLY NEW WAVE #-[ 編集]
◆毎週金曜の恒例行事「脱原発デモ」で不倫カップル急増w
◆毎週金曜の恒例行事「脱原発デモ」で不倫カップル急増w
http://gendai.net/articles/view/syakai/139094

エッ 不倫カップル急増
 毎週金曜夜の恒例行事となった首相官邸前の「脱原発デモ」の参加者同士が続々とカップルになっているという。
若い男女だけでなく、不倫カップルも急増しているというから驚きだ。
「僕が知っているだけでこの半年で3組の不倫カップルが誕生しました」と明かすのはデモの関係者だ。
「都内に住む30代後半の女性は、わが子を守りたい一心から夫が帰宅するたびに“放射能が心配だから玄関で洋服を振り払って”
と細かい注文を出していた。しかし、これに夫が反発。夫婦ゲンカが絶えなかった。ところが、デ
モに来るとみんなが自分を理解してくれる。40代前半の男性と深い仲になり、現在不倫中です。
千葉在住の40代の女性は測定器を買って家の周囲の放射線量を測ったところ、夫に“おまえはおかしい”となじられ、
その反発もあってデモに参加。同年代の独身男性といい仲になっています」



2012/11/11(日) 22:53 | URL | ブサヨの性春 #amXlFcx2[ 編集]
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
2012/11/11(日) 21:09 | | #[ 編集]
No title
売国奴が使う嘘を見抜くために参考。

一流マジシャンが使う、相手に気づかれずにウソをつく方法
http://www.lifehacker.jp/2012/11/121108lie.html
2012/11/11(日) 20:18 | URL | hehehe #-[ 編集]
拡散希望
韓国人売春婦をはじめとする不法滞在外国人情報をネットで提供できるようになりました。
http://www.immi-moj.go.jp/zyouhou/index.html
2012/11/11(日) 20:00 | URL | akochin #2vqoJUIs[ 編集]
No title
菅前首相の市民の党の派生団体への献金問題を、思い出しました。
あの事件は、東日本震災の発生により結局追求されずに終わった。
そう言えば、野田首相は韓国人団体の集会で選挙協力のお礼を言っていましたが、政治資金規正法は外国人の献金を禁止していても、それ以外は問題になりません。
しかし、野田首相は選挙のときに、どのようなことを協力してもらったのでしょうか? ボランティアで協力してもらったのでしょうか?
外国人は選挙協力をする場合、なにを見返りに協力をしたのでしょうか?
人は、まして第三国人はタダでは動かない。分かりません。
「近いうちに解散する」で3ヶ月以上放置する嘘つきは、なにを言っても信じることができません。
「私を信じてください。」は、鳩ポッポと同じです。
2012/11/11(日) 18:45 | URL | ポッポ #-[ 編集]
No title
新設大学不認可問題で謝罪した田中文部科学相が、今度は朝鮮学校の高校無償化を目指すようです。
政府は2010年10月の北朝鮮による延坪島の砲撃により、朝鮮学校の無償化の審査を停止していましたが、昨年8月に菅前首相が辞任するときに指示して審査を再開していたそうです。
田中文部科学相は大学の認可問題か、大学の学力向上についてを官僚に指示して検討させ、その結果を発表すればそれなりの評価を得られると思いますし、やり方によっては名も残りますが、評価が最低の菅前首相の尻拭きでは・・・・・・・・

菅前首相の市民の党の派生団体への献金問題を、思い出しました。
あの事件は、東日本震災の発生により結局追求されずに終わった。
そう言えば、野田首相は韓国人団体の集会で選挙協力のお礼を言っていましたが、政治資金規正法は外国人の献金を禁止していても、問題にはなりません。
しかし、野田首相は選挙のときに、どのようなことを協力してもらったのでしょうか? ボランティアで協力してもらったのでしょうか?
外国人は選挙協力をする場合、なにを見返りに協力をしたのでしょうか?
人は、まして第三国人はタダでは動かない。分かりません。
「近いうちに解散する」で3ヶ月以上放置する嘘つきは、なにを言っても信じることができません。
「私を信じてください。」は、鳩ポッポと同じです。
2012/11/11(日) 18:41 | URL | ポッポ #-[ 編集]
ヤクザ出身の出世
今の暴力団と昔の渡世人とは同じではありません。
「何々組」と名前は語っていますが中身は違います。
当時はお代官が取り締まる範囲外の庶民の仲裁を任されたり賭博が認められていた時代に賭博場を仕切っていたりもしていたのです。
それと祭りの露天商や芝居小屋の興業など庶民と接していました。

私の尊敬するお世話になった社長は戦前、浅草や有楽町でヤクザの仲間でしたが、小指で足を洗ってからコックになり戦後日本でBest5以上の立派なフレンチシェフになり有名ホテルの料理長などしてフランス大使館からも勲章を授与された方です。

今の暴力団は在日系が多くパチンコ業界とも通じているようですね。
主に覚醒剤密輸などを仕切っており、神戸が多いのも何かクサイです。
2012/11/11(日) 17:41 | URL | はっちょもん #-[ 編集]
緊急事態!絶対阻止!『人権救済機関設置法案が閣議決定へ!』
緊急事態!絶対阻止!『人権救済機関設置法案が閣議決定へ!』
http://youtu.be/CfcxEJkcu80
(動画)

この様な危機が迫った現実を反日売国テレビ局・マスコミが隠蔽して日本国民に報道しないのです。 
それはこれらのテレビ局・マスコミは支那人や朝鮮人に支配されているので真実を報道できなくなっている
ためです。 このマスコミが東北地方太平洋沖大地震で事実を報道しないで日本国民を騙して来たことで、
多くの国民が最近に成って事実を知って、まさかこんな事に成っているとは思わなかったこと感じている人が
多く居るでしょう。 悲しみに耐えていた被災地の方々の声も隠蔽されていたのです。  
我々愛国系日本人はけして反日売国テレビ局・マスコミの偽装報道や捏造報道を鵜呑みにしないで自分の
目と耳で確かめて下さい必ずその事が嘘である事が分かります。

【マスコミ隠蔽の掲示板】最新版
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj4.cgi
【マスコミ隠蔽のタイトル一覧】最新版はこちらをクリックして下さい。
2012/11/11(日) 17:07 | URL | 愛信 #EBUSheBA[ 編集]
家庭
親が自分勝手だと子供が上手く育った例が無いし 上下関係も教えない敬語も使えないとなると 障害者同然で こういう子供は、事件を起こすと立ち直りが出来ないしまた繰り返します。
知的障害者があっても 両親が早く亡くなり1人で生活してる子供もいるんですから親の育て方が如何に大事かわかります。
2012/11/11(日) 13:11 | URL | 匿名 #Dq74ESy.[ 編集]
No title
博打が重大犯罪だった時代、人々がどうしても自助救済を行わなければならなった時代の任侠というのは今の悪人(暴力団)の尺度で測って良い物ではないようです。
そこら辺を勘違いして、未だに次郎長を単なるヤクザ扱いしている人々が居るのは少々残念ですよね。
この時代にはとんでもないヤクザ者が明治大帝の御製「国のため成す者は皆、同胞の友」(ちょっと不確かですがこんな感じだったと思います)を聴いて涙を流し、「友と呼んでくれるなら」とヤクザを辞めて軍に入ったそうです。
この一点から見てもやはり、今の暴力団とは違う何かがあったような気がします。
2012/11/11(日) 12:54 | URL | #-[ 編集]
温故知新こそ日本人の原点だ
ねずさんへ
このたびも本当に感動的な良いお話を読ませて頂き誠に有難う
ございました。
清水次郎長の話は今までにもたびたび、それこそ子供時代には
浪花節でも聴いたり、本で読んだりしていました。
改めてこうして詳細なお話を読ませていただくと再び次郎長と
いう人物の偉大さが心に沁み込んで来て感動します。

博徒としての抗争で人をあやめたり、それで世間から恐れられ
たりするほどの、いわゆるやくざという無頼の徒であっても当時
のやくざには、義侠心が厳然とあったからこそ官僚も一般庶民も
一目置いていたのだと思います。

それが明治、大正、昭和の初期まで続いてきた日本流の考え方
であり風雲急を告げる国家の一大事には、家族=国を護るため
に我が身を捧げて公に尽くすことが出来たのです。

戦後、家族制度は封建的だとしてこれを排除、なんでも個人が
第一だとするから、日本列島は日本人だけのものではないなどと
というようなルーピー総理まで出てくる始末、このような危機的
状況の日本を建て直すには「温故知新」しか無いというこれこそ
大きなキーワードだと思いました。

強い日本、まともな日本に建て直しましょう!




2012/11/11(日) 11:53 | URL | terag3 #KVPRtAI6[ 編集]
今は富士っ子
宮の万野もそうですが、富士の大渕には「次郎長」と言う地名も有りますよ、親分の開拓に感謝しての名前だそうですよ。
2012/11/11(日) 11:38 | URL | イシコウ #-[ 編集]
No title
記事を読んで思いました、いくら若い頃暴れん坊で、やんちゃでも真に日本人の魂というか、心を持っていれば必ず何かのきっかけで日本人の魂が呼び起こされます。

それもこれも神代の昔から日本人が持っているDNAが受け繋がれているからこそです、それも元を正せば、読み、聞かせ、語り継いできた先人達の教育の賜物です。

昨今の様に何が善で何が悪かも分らなくなってきている現代です、正に教育の歪に他なりません、教育の改革急務です。

しかし、悪い事をしても、何かのきっかけがあったとしても、つまり人間としての悔い改めを与えられても解らないのがどこぞの人達だと思います。
なぜなら元々持ってるものが違うのですから。

今日も有り難うございました、くれぐれもご無理なさらないで下さい。
2012/11/11(日) 11:29 | URL | 桜子 #PyZMa2bE[ 編集]
韓国嫌い
ご存知でしたか?

東京都は日本人の血税を、毎年12,000,000円以上も韓国学校に垂れ流しています。
http://www.tokos.ed.jp/

血税を垂れ流しているのに、教科書や教育内容等、全く調べてません!
竹島で日本人44人が殺傷されたのもお構いなし!

大統領が陛下を侮辱してもお構いなし!

平成22年度 12,979,200円
平成23年度 12,736,600円
平成24年度 支払う気満々
平成25年度 予算計上する気満々

お問い合わせ先

東京都生活文化局私学部私学振興課企画振興係
Tel 03-5388-3181
Fax 03-5388-1336
S0000035@section.metro.tokyo.jp
2012/11/11(日) 08:16 | URL | 韓国嫌い #mc9/rPhk[ 編集]
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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「奇跡の将軍樋口季一郎」、「古事記から読み解く経営の真髄」などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。

日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
(著書)

『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』

『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦

『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
最新刊
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』

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私は、相手に対する尊敬の念を持たず、互譲の精神も、相手から学ぼうとする姿勢も持ち合わせない議論は、単なる空論でしかなく、簡単に言ってしまえば、単なる揶揄、いいがかりに他ならないものであると断じます。

ましてや、自分で質問を発したものについて、それぞれお忙しい皆様が、時間を割いて丁寧にご回答くださった者に対し、見下したような論調で応対するならば、それは他のコメントされる皆様、あるいは、それをお読みになる皆様にとって、非常に不愉快極まりないものとなります。

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