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敷島の大和心を人問わ(は)ば 朝日ににおう (ふ) 山桜花(本居宣長)。日本は天皇を国家最高権威とし、民を「おほみたから」とする「シラス国」です。


武士と忠義のお話

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侍0107


江戸時代の武士にとって、最大級の賛辞が、「まるで鎌倉武士のようだ」というものでした。

どういうことかというと、実は鎌倉武士というのは、小領主たちであったからです。
つまり、戦国武者や、江戸武士、あるいは大昔の防人(さきもり)などとは違った存在です。

もともと古代の律令日本においては、武人というのは、兵のことで、今で行ったら自衛隊や警察などのことを指します。



さて、もともとは日本は、武器を手にして戦うという文化がなかった国です。
実際、2万年近く続いた縄文期の遺跡からは、対人用の武器に相当する遺物が、いまだにひとつも発見されていません。「ひとつも」です。

これは世界史的、人類史上的にみて、もすごいことです。
日本には何々貝塚と称されるものなど、縄文時代の遺跡は全国に数万カ所あるけれど、いまだに、ただのひとつも対人用兵器としての武器が発見されていない。
そのかわり、灌漑農業の跡などは、多数発見されています。
要するに日本人というのは、二万年の昔から、戦って奪ったり殺したりすることより、互いに助け合い、協力しあって、生産することを是としてきた民族だという、これがなによりの証拠です。

ところがそんな日本に、いまから三千年くらい前、大きな変化が起こります。
この頃の支那は、戦国時代でした。
まさに民族同士で殺し合いや殺戮がさかんに行われていた時代です。
この連中が日本にも流れてきた。

誰も武器を持たないで、みんなで助け合って生きている国に、武器を持ったあくどい連中がやってくる。
最近の日本も武器の所持は禁止で、誰も武器など携帯しませんが、その日本に、サブマシンガンを持った悪党が登場したらどうなるでしょうか。
警察さえない、あっても武器をもたないとすれば、もうやりたい放題です。
そして現実に、そういうシチューションで、インカの帝国は完膚なきまでに滅んでなくなってしまいました。

縄文時代後期、大陸で武器を手にして戦っていた者の一部が、日本に流れてきました。
日本人は武器を持たない。
彼らは武器を持っている。

そこで何が起こったか。
みなさんは、縄文式土器、弥生式土器ということを学校で習ったと思います。
縄文式土器がたいへん装飾性豊かあるのに対し、弥生式土器はきわめて簡素です。
そして弥生時代になると、突然、武器を手にした人形の焼き物なども登場しています。

要するに、漢鏡や金印のような平和な権威の象徴だけが日本に来たのではなくて、大陸から、人殺しや窃盗犯、粗暴犯たちが、武器を手にして日本に流れてきたのです。

彼らは、日本でありとあらゆる犯罪行為をしでかしたことでしょう。
火付け、盗賊、暴行、傷害、殺人、それらは日本人にとっては今も昔も犯罪行為です。
けれど大陸の獣人たちにとっては、強い者が弱い者から奪うのは、あたりまえの常識です。

獣人たちは暴れ回りました。
最初のうちは、日本人はただ被害を受ける一方だったことでしょう。
けれど、さしもの日本人も、いつまでもやられっぱなしというわけにはいきません。

自分たちも武器を習い、さらに持ち前の研究熱心さで、ついには武器を自作し、その使い方まで一生懸命練習して修練し、獣人たちなどよりもはるかに優れた武器を持ち、上手に使う方法までも開発します。
要するに自衛のために日本人が立ち上がった。
弥生時代のはじまりです。

そして人々は、助け合い、ひとつにまとまって、大和朝廷を築きました。
そして太宰府を置き、そこに防人(さきもり)を配置します。
これがようするに、これが古代の武人です。
古代の武人というのは、いまでいう兵のことを指すのです。

そして遣隋使、遣唐使のあと、日本は大陸との国交を絶ちます。
なぜ断ったのか。
簡単です。
百害あって一利無しだったからです。

経済ベースで言えば、交易は儲かります。
支那の絹糸は、日本に持ち帰れば20倍の高値で売れたし、日本で産出された銅は支那で5倍、時代はすこしあとにになりますが、日本刀など30倍くらいの高値で支那で飛ぶように売れています。
大陸との交易は、経済的には巨富をもたらしたのです。

けれど、百害あって一利なしだから鎖国したのです。
なぜか。
儲かるだけなら良いのです。
物品にあわせて、ろくでもない支那人や朝鮮人が日本にはいってくる。
そして窃盗、強盗、殺人、強姦、挙げ句が人食いまでやってのける。

たとえ交易が、経済的な豊かさをもたらすとしても、治安が悪化したら、民の生活の安心を損ねます。
何も泥棒や強姦被害に遭ってまで、金儲けなどする必要はない。
そんなことくらいなら、畑でも耕して大根や菜っ葉でも作っていた方が、はるかに安心です。
なにしろ人は、食えれば生きていけるのです。
贅沢をするのではなく、質素でもいいから安心して幸せに暮らしたい。
あたりまえの感情だろうと思います。

そして日本は、支那、朝鮮との国交を絶つことによって、和心豊かでミヤビな平安文化を花開かせました。
紫式部の源氏物語など、世界最古の女流文学が誕生できたのも、女性が安心して生きられる鎖国日本という、平和な世の中だったからこそです。
そしてこの平安期に、古代の兵とは異なる、中世の武士が日本に誕生します。

世の中が平和になると、民衆は、少しでも生活を豊かにしようと、荒れ地を開墾し、田畑をひらきます。

これはひとりでは、とてもできるものではありません。
なぜなら、土地を開発し、水路を引くといった土木作業は、たいへん多くの労働力を必要とするからです。
さらに農業に書かせないのが、利水です。
上流の村の人たちが、勝手に川の水をせき止めてしまったら、下流の田畑は干上がってしまいます。
当然、そこには利害の調整が必要となります。

そしてこの調整のためには、村を代表するリーダーの存在が不可欠です。
そしてそのリーダーたちが、村々の小領主として育っていきます。
さらにリーダー同士で結束し、もっと大きな邦をつくる。
さらに大きな新田を開拓する。

こうして広大な新田を保有する新領主が誕生します。
けれど、開発した新田は、そのままではやはり税がかかります。

そこで、新領主たちが何をしたかというと、国司や朝廷の貴族などに田畑を寄進し、税を免除してもらうようにはたらきかけました。
要するに、節税対策です。

こうして税を払わなくてよい農地が広がると、当然、そこには財力が生まれる。
そしてもっと広い無税の土地がほしくなる。
こうして育った封主のなかの、有名なのが天皇の血筋をひく、源氏や平家でした。

なかでも関東の豪族として勢力を持ったのが、平将門です。
彼は関東一円を統一し、「新皇」を名乗りました。
同時期、瀬戸内では藤原純友が大阪や淡路、愛媛を襲い、さらには太宰府まで襲って叛乱を起こします。

こうした武装集団に対抗するためには、朝廷も武装集団を雇わなければなりません。
乱はまもなく鎮圧されますが、こうして台頭したのが、中世の武士たちです。
中世の武士というのは、全員が領主さまです。
要するに、馬に乗って鎧を着ているのが武士で、そのまわりにいる歩兵たちは、武士とはいいません。
ただの「家人」です。

つまり、平安後期から鎌倉時代にかけての武士というのは、今風にいえば、農園の経営者たちで、彼らは自分の管理する農場を安堵してもらう代わりに、いざとなったら、戦いに身を投じた。
これが「御恩と奉公」です。
誤解を恐れずにいうなら、要するに農場安堵という利害関係によって形成されていたのが、御家人と呼ばれる武士たちであった、ということです。

こうした武士たちのなかで、はじめに頂点に立ったのが源氏です。
源氏の家は天皇家の血筋で、なかでも八幡太郎義家(源義家)は武勇の誉れ高く、前九年の役、後三年の役などではなばなしい武功をあげています。
ところがあまりに義家が人気があるため、逆に彼は朝廷の貴族たちから警戒されてしまいます。
おかげで、武勲を上げたのに、肝心の報酬をもらえなかった。

困った義家は、自分の領である河内(大阪)を、武勲のあった部下たちに報酬として分け与えました。
これが御恩となり、義家の人気はますます高まりました。

信用を得た義家のもとには、より多くの農園主たち(武士)が集まりました。
義家の勢力は拡大し、実力者となった義家は、次男の義親(よしちか)を対馬の守に任じます。
これがいけなかった。

義親が対馬で叛乱を起こしたのです。
朝廷は父親の義家に追討を命じますが、残念なことに義家は病のために死んでしまう。

で、義家に代わって対馬の義親を討ったのが、平正盛(清盛の祖父)です。
平氏は、この一件で力を得、瀬戸内の水軍を傘下におさめて、支那の南宋と貿易を始めました。

この南宋というのは、軍事力よりも経済を重視した国で、もっとも後年、あまりに軍事をないがしろにしたために、元に滅ぼされてしまうのですが、平清盛が日宋貿易をしていた頃は、いわば南宋の全盛期です。

交易は派手になり、平家一門は莫大な経済力を身に付けます。
そして朝廷に食い込み、ついには太政大臣にまでなってしまう。

ところが、宋との貿易は、やはり国内に古代と同じ問題をひき起こします。
国内に支那人、朝鮮人が多数流入し、国内の治安が悪化したのです。

民衆の生活が脅かされている一方で、平家一門が巨額な経済力で贅沢の限りをつくしている。
当然、全国から怨嗟の声が満ちてきます。

そうして起こったのが、源頼朝の挙兵です。
頼朝がなぜ京都ではなく、鎌倉に政権を開いたのか。
その理由は、京の都が、在日支那人、在日朝鮮人たちによって、どうにもならないくらいに汚染されていたから、と考えると、辻褄が合います。
頼朝は、朝廷の貴族となることよりも、武家の棟梁としての道を選んだのです。

こうして鎌倉幕府が開かれるのですが、鎌倉時代における武士というのは、御家人と呼ばれる馬に乗った騎馬武者、領主たち、いまでいえば農場主、もっというなら中小企業の社長さんたちであって、馬上の武士の周りにいる小物たちは、もちろん戦(いくさ)となれば一緒に働くけれど、武士ではなく、家人たちです。

そしてその武士たちと幕府とは、御恩と奉公の関係によって結ばれています。
所領の安堵と引き換えに、いざとなったら鎌倉幕府に応援に駆けつける(いざ鎌倉)という関係だったわけです。
ということは、武士たちの根底にあったのは、もちろん戦(いくさ)となれば、武勇の誉れ高く働きますが、どちらかというと所領の安堵という経済的利害得喪が主君と奉公人との関係の根底にあったということができます。

この鎌倉幕府には、大きな欠陥が内蔵されていました。
それが「田分け」です。
相続をあるいみ民主的な均等配分方式にしたため、世代がすすむと、領主たちが、その所有する土地が狭くなり、食えなってしまったのです。
結果、世代交替のたびに、生活はどんどん苦しくなり、ついに借金もぐれになってしまう。
どうにも生活がなりたたなくなる。

このため武士の中に、大きく二つの流れができてきます。
ひとつは、再び王政復古して、朝廷を中心とする世の中に戻そうという考え方。
もうひとつは、分割された所領を再び大きな所領に合併させて、再び大領主となっていこうとする方向です。

前者は朝廷と結びつきます。
古代のような、天皇を中心とした世の中にもどそうという方向に進んだのです。
ところが、肝心の朝廷が、いろいろあって南北に分裂してしまいます。
こうして南北朝時代がはじまる。

ここで彗星のごとく登場したのが、楠正成です。
楠正成は、天皇という国の「公」を代表する存在に、一命を賭し、これを守ろうとします。
そのため、鎌倉方の数万の軍勢に、たった500騎で戦いを挑む。
そこに利害得喪はありません。
「公」への忠と、そのために我が身を捧げようとする「義」だけがそこにあります。
要するに、ここに損得勘定を超えた「公」への忠義の観念が登場するわけです。

「忠」というのは、読んで字の如くで、我が心の中心に置くものです。
その中心に置くものが、自分だけがいい思いをしたいという個人の利得であったり我欲なら、それは我儘(わがまま)というものです。支那人、朝鮮人の行動原理と同じです。

ところが、個人の利得を超えて、よりおおきな「公」、つまり多くの民衆のために尽くすのは、「忠」です。
そして「忠」のために、我が身を捧げる、それが「義」です。
「義」というのは、羊に我と書きますが、古代において羊は神への生贄(いけにえ・捧げもの)です。
我が身を神への捧げものとして生贄にする。
それが「義」です。

つまり「忠義」というのは、我が身を、命さえも惜しまずに、より大きな「公」に捧げるという観念をあらわします。
その忠義の心が、七たび生まれ変わっても変わることがない。
これが「七生報国」です。

ここで、国のために自己の犠牲を厭わず、むしろ積極的に命を捧げるという、規範意識が生まれています。
それが後年、武士の「忠義」の道となり、武士道の根幹として育っていきます。

一方、楠正成などが、忠義の道へと進む一方で、相変わらず利益重視の勢力は、足利尊氏や新田義貞などの新興勢力のもとに結集し、足利幕府を構築します。

この足利幕府というのは、ある意味経済団体的側面を持っていて、三代将軍足利義満の時代には、早々と日明貿易(勘合貿易)をはじめています。

おかげで足利幕府は、たいへんな金持ち政権となるのですが、同時に支那人、朝鮮人が再び日本国内に入り込み、国内の治安の悪化します。
結果、戦乱の世が始まる。
戦国時代です。

この戦国時代、武士は、大きく変質します。
古代の武士は、今風にいえば、徴兵された軍人たちでした。
中世における武士は、農園主たちでした。
武士が、裕福で堂々として、強くてかっこよかった時代です。
で、戦国時代になると、誰でもかれでも刀や槍を持てば、その日から武士となった。

おかげで農民の出の羽柴秀吉が武士になり、大名に出世して、ついには関白太政大臣にまでなっています。
ところが、その秀吉は、全国的な刀狩りを行い、武士と、農工商民を完全に区別するようにします。
目的は、世の中を戦乱の世に戻さないようにするためです。

こうして武士の身分が固定される、新たな時代に移り変わります。
同時に、足利幕府が再開した海外交易は、徳川家の鎖国政策によって、停止となりました。
この鎖国というのは、物流に関しては、限定的開国です。
ただし、国の出入り口を絞ることによって、人の出入りを厳しく監視しました。
つまり、支那、朝鮮人たちが、好き放題日本に入ってくることを防いだのです。

おかげで江戸時代には、早々に国内治安が回復し、再び日本文化が熟成していきます。

そして身分を固定された武士たちは、あらたな規範として、藩という家に対する「忠義」の観念を深く持つようになりました。
鎌倉武士が裕福な領主たちだったのに対し、江戸武士は貧乏だけれど「忠義」という精神性、つまり武士道を基本に持つ人たちです。

ところで、江戸武士の忠義の対象が、上様(殿様)と思うなら、それは間違いです。
江戸時代に限らず、室町時代にも戦国時代にも、伝統的に続く武士の習慣として「主君押込」というのがあるのです。
主君が暗愚なら、お家のために、家老らが謀って、主君を座敷牢に閉じ込めたり、隠居させたりしています。
有名な上杉鷹山も、一時は主君押込騒動にあっています。

要するに日本社会では、古来、殿様は絶対君主ではないのです。
家(藩)という「集合体を代表する者」なのです。
家(藩)というのは、一般民衆も含む都道府県や市町村です。
その市町村民や、県民を庇護し守り育てるのが武士の仕事です。
殿様が暗愚で、そうした自覚を持たず、わがままで身勝手な存在であれば、その殿様を座敷牢に押込めてしまうのも、家臣たちの忠義と考えられていたのです。
ですから日本の殿様は、支那朝鮮の王族たちなどとは、根本的に異なる精神性を持つ存在です。

こうした忠義の観念は、江戸武士の基本的マインドとして、徳川300年の治世の中で、わが国武士に完全に定着します。

ところが、幕末になると大事件が起こる。
黒船来航にみられる欧米列強の脅威です。

これに対抗するためには、それまでの「藩」という名の家を超えた、もっと大きな、国としてのまとまり、つまり古代日本が行った「公」という概念のもとに、日本が一致協力して結束していかなければならない。

こうした必要から、明治にはいると、それまで武士だけの専売特許だった忠義の観念が、日本人の一般庶民にまで共通する観念として定着します。
それまで、藩への忠義だった忠義心が、今度は、国家への忠義へと、大きく広がりをもつようになったのです。

そして忠義の名のもとに結束した日本人は、国をひとつの家となし、国民が一致団結して、欧米に学ぶべきものは学び、国力をつけ、ついには、国土を焼土にしてまでも、欧米列強の植民地化圧力をを跳ね返しただけでなく、東亜諸国の植民地からの解放まで実現させています。
その日本の行動の根底にあった日本人の共通観念こそが、まさに「忠義」の観念であったわけです。

実はこの観念は、占領下に置かれたあとの現代日本にも、いまだ、色濃く、日本人に息づいています。
すなわち、より大きなもののために全力を尽くしてこれに尽くす。
たとえば国際ボランティアに参加する、被災地の復興ボランティアに赴くといえば、普通の日本人なら、「ああ、すごいなあ」と感心します。

つまり、より多くの人々のために尽くしていくこと、その対象が、より広く、大きな存在であるほど、その行動は偉大なこと、良いことだと考えられています。

ただし、です。
ひとつ気をつけなければならないことがあります。
忠義というのは、あくまで一般町民や農民の観念ではなく、もともとが「武士の観念」である、という点です。

なぜそのことが重要なのかというと、徒手空拳の丸裸では忠義は成立しないからです。
忠義は、実は、武力の裏返しなのです。
武力があって、はじめて忠義の観念が活きる。
実はそこがいちばん大事なところです。

なぜかというと、世の中には、どうしようもない恥知らずで法をおそれない獣のような人々がいるという事実があるからです。
自分の私欲のために他人を犠牲にしてもなんとも思わない。
そのような不埒な連中というのが、必ずいるのです。
なかには、不埒が国家を名乗っているケースさえもある。

福沢諭吉が、その著書の「学問のススメ」の中で、
「天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず」と書いたのは有名な話です。

けれど福沢諭吉は、その文のあとに、次の一文を続けています。
「およそ世の中に無知文盲の民ほど憐(あわ)れむべくまた悪(にく)むべきものはあらず。
智恵なきの極(きわ)みは、恥を知らざるに至り、
己(おの)が無智をもって貧窮に陥り飢寒に迫るときは、
己が身を罪せずして、
みだりに傍(かたわら)の富める人を怨み、
はなはだしきは徒党を結びて乱暴に及ぶことあり。
恥を知らざるとや言わん、
法を恐れずとや言わん」です。

そしてさらに、
「かかる愚民を支配するにはとても道理をもって諭(さと)すべき方便なければ、ただ威をもって畏(おど)すのみ。西洋の諺(ことわざ)に、愚民の上に苛(から)き政府ありとはこのことなり」と書いています。

要するに、福沢諭吉は、天は人の上にも、下にも人をつくらない、、、つまり人はみな本来、対等につきあうべきだといいながら、世の中には、そういう付き合いをしてはならないろくでもない獣人がいるから、そういう連中とは付き合うな!、と言っているわけです。

みんなのために、みんなとともに我が命さえも捧げてがんばろうという人や国家がある一方、性根の悪い者や国があります。
そういう人や国は、平気で他人や他国の善意を利用し、志を蹂躙し、安心、安全、利益、信用、伝統や有形無形の財産を平気で奪い取ります。
ですから「忠義」は、常にそうした獣人からの危険に対し、「武」が要求されるのです。
つまり、武と忠義は、紙の裏表の関係にある。
「武」のない「忠義」は、かえって獣人を跋扈(ばっこ)させ、世を貶める原因となってしまうのです。

しばらくまえに、言葉の意味もわからずに「世界と友愛」などとわかったような妄言を吐いた政治家がいましたが、こういうのを、平和ボケといいます。

日本国民が縄文の昔から育んできた、やさしい心、助け合いの心を大切にするには、その国民を守ろうとする日本国への忠義心が、その根底に必要なのです。

そして忠義と、武力は、常に紙の裏表です。
そして武力があることが、民の安心な暮らしを守ることになるのです。

悪党がはびこらず、人々が安心して暮らせるために警察があります。
警察がなければ、民度の低い獣人たちがはびこり、人の世が壊れてしまいます。

同様に、国富を奪おうとする強欲国家があれば、これへの対抗には軍隊が必要です。

「武」と「忠」、この二つは常に共存することで、民の安寧をはかりうるものなのだということを、私達はもういちど確認しなければならないように、私は思います。

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コメント
訂正です
フィリピン×
ブータン○
失礼しました
2013/02/02(土) 23:51 | URL | 日本の血液 #-[ 編集]
はじめまして
三ヶ根の麓に住む者です(子供達と毎年手をあわせに行っています)、その記事から遡って来ました
私は民生史が好きで、民俗史料や寺社史料分析等を基にした歴史の本を読み漁っています。
鎌倉時代に幕府が鎖国しているのに、比叡山が交易をしていた事実や、鎌倉、室町時代は寺社によって、ハード(日本中にある弘法大師伝説等)、ソフト(読み書きの手習い)インフラ整備が行われていた時代であるという説もあるので、そちらもかじって見るとまた違った光や陰が見えて、益々日本が好きになれると思います。
識字率の高さや民衆の女性意識の高さは、江戸に始まった訳ではない、気がします、1200年以上前に空海が掲げた(全ての子らに食と教育を)美意識は世界に誇れる日本人の土台の一部だと思っています。
台湾の父も、フィリピンのダジョー(男爵)も、アメリカのマクロビオティクスも、それの発露ともとれるなぁと。

突然の長文失礼しました。
2013/02/02(土) 23:27 | URL | 日本の血液 #-[ 編集]
諸々の件
>日本社会では古来、殿様は絶対君主では無い

↑藩というのは古代で言えばクニなんでしょうが、思えば江戸時代ってのも小国家連合体でしたな。 徳川家はその元締めに過ぎなかった。 今で言えば超大国アメリカが世界のリーダーではあるけども、世界には何百もの国があり、別にそれらを直接支配統治してるわけじゃないのと同じで、徳川家といえど絶対的な存在では無かった。 
‥ってゆーか江戸時代どころか邪馬台国の時代からしてソウで、邪馬台国も奴国やら怡土国やらの小国が連立したその元締めに過ぎなかったわけで。(←自社連立・自公連立等もそれらの名残でしょーか?ww)
ついでに言うと、邪馬台国といえば卑弥呼が有名ですが、卑弥呼さんも権威こそ絶大だが実政は周りの男達に任せてましたよね? つまり現天皇の立場と同じであり、君臨すれど統治せずの雛型が既に1800年前から存在してた事になります。 
こないだの民主主義の話にしてもそーだが、西洋の近代思想が生まれる遥か前から日本では自前で自然発生的に生まれてたってケースが多いですな♪ 我々はそれらが当たり前になり過ぎてて気付かないだけというww( ̄~ ̄;)
そりゃともかく、上記の邪馬台国以来の歴史的経緯を見るに、絶対的支配者は馴染まないってのが我が敷島の土壌なんでしょう(´ω`)ンダナ  なんせ絶対神が存在しない八百万神の国だもの♪~by三田佳子(←古っ!)   

楠木正成の話が出たのでコレマタついでに書いときますが、楠公にしても幸村にしても土方・西郷にしても、初めから負けると分かってるイクサにあえて身を投じ滅んでゆく人達が我が国では昔から人気のはずなんですが、なぜか大東亜戦争に関してはそーなってないですな(?_?)  ‥まぁそれも今はまだ敵の魔法が解けてないだけで、千年もすりゃ「常に十倍以上の敵に勝ち続け、最後に列強全てを相手に戦い滅んだ日清日露から大東亜戦争までの時代」が一番人気になってる事は確実なんでしょうが。(当然) ←これについちゃ、ねずさんが“千年後の教科書”話で仰ってた如く世界的人類史的評価になってるに相違ない(´ω`)ンダ!!
あっ、あと道真公について一言だけ…あの方物凄い炯眼だったと思ってます。 だって遣唐使やってた頃の唐文化は素晴らしく偉大で誰もが見習うべきものだったのに、遣唐使やめて以降の唐文化たるやナ~~ンニモ無いww(^^ゞ  情報の少ない時代にも関わらずあのタイミングで廃止する眼力たるやヤハリ只者では無いなと。 ‥神眼ってやつなんですかねぇ~(゜_゜)

>武と忠は両輪

↑そういえば朝鮮出身の武道家・大山倍達が「力なき正義はありえない」みたいな事仰ってましたが確かにその通りで、強さ無き優しさは単なる弱さに陥りがちです。 愚拙の拙い記憶では、たしか19世紀後半から20世紀半ば頃でしたか‥極東の島に強さと優しさを併せ持った偉大なる帝国がありましたな(・・?) アリャなんて国だったっけかな(?_?)  

‥まっいいや♪ 福翁の話も出てたんで、最後に『脱特亜論』を安倍政権に期待しつつ筆を置きたいと思います。←多分あの人本気でやるつもりですぜww(^o^;
2013/01/08(火) 03:38 | URL | 日本一の偏対男 #-[ 編集]
No title
夏目漱石「余は支那人や朝鮮人に生れなくつて、まあ善かつたと思つた。」

福沢諭吉だけでなく当時の日本人から見て、シナ人や朝鮮人は付き合うに値しないほど異常だったのでしょう。
2013/01/07(月) 22:39 | URL | #-[ 編集]
電通が早期退職者100人募集
電通が早期退職者100人募集
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130107/biz13010717190007-n1.htm

宣伝広告代理店電通が早期退職者の募集を始めた。 朝鮮人の支配しているこの巨大広告代理店は内部崩壊が
始まった事を意味する。 日本人の有名人や有力者の子女を抱え込み思い通りに日本人社会を支配してきた、
この総本山の崩壊はたちまち分裂して瓦解する。反日売国テレビ局・マスコミの落城もあとすこし。 
まさに朝鮮人が支配した小沢一郎の関与した政治団体の解体のように瞬く間に進行していく。

【株式ニュース】最新版
http://www.aixin.jp/axbbs/jsks/jsks.cgi
【株式ニュース】最新版タイトル一覧はこちらをクリックして下さい。
2013/01/07(月) 21:02 | URL | 愛信 #EBUSheBA[ 編集]
No title
いつもためになる話をありがとうございます。
百害あって一利なし同感です。父が正しく治めるとかいて政治、政治家とは日本という家を正しく治める人ということになります。過去の歴史に倣い是非とも再度国交断絶してほしいと切に願います。
2013/01/07(月) 20:09 | URL | 日和 #-[ 編集]
No title
ガレキ反対の違法抗議テント前で朝鮮人プロ活動家が、通行女性殴り倒し
http://www.nicovideo.jp/watch/sm19765208
ガレキ反対の違法抗議テント前で、朝鮮人プロ活動家が女性殴り倒した・沖縄米軍基地妨害行動・原発問題妨害行動などと同類人種・・・ガレキ反対違法テント 朝鮮人プロ活動家 通行女性殴り倒し事件 沖縄米軍基地妨害行動
2013/01/07(月) 16:50 | URL | AAA #RqWBMyRA[ 編集]
No title
初めて投稿します。
毎日楽しみに読ませていただいています。
今日のお話は、これが 取り戻すべき日本の肝心要だと思いました。 考えをまとめていただいてありがとうございました。
昨夜 一年ぶりに封印していた NHK大河ドラマ「八重の桜」をみました。
その中の一シーンに 西田敏行が扮する西郷頼母が 若い新米主君に対し 「間違ったことがあれば 命を賭してお諫めもうしあげる」ので存分に思うまま働け  というようなシーンがあり印象深く見聞したばかりでしたので 今日の話はタイミングが良かったです。 しっかり腑に落ちました。
それと 子供の時から文武両道しっかり甘やかせずたたき込んでいることに感銘を受けました。
気になったのは BGMがうるさく何か違和感があると思い 後で作曲家を見て ああやっぱりと思いました。
あの電気はいらないと言った人でした。 日本人じゃないですね
彼はどうか知りませんが なりすまし日本人をさらけだし 駆逐することをしなければならないと思います。
私は前々から思っており 今日のお話にもあるとおり 日本は何度も 国を閉じ自分たちで平穏で精神的にも物質的にも実に豊かな社会を築いてきたのだと認識しています。
今は 150年ほど前に無理矢理こじ開けられた門戸を少し狭めても良いのではないでしょうか。防備をしっかり固めて。
鎮守の森の防波堤で 海岸線を囲えば 津波にも 外敵の上陸をも防ぐことができる。
思いは いろいろ  私も何かを始めねば・・・・


2013/01/07(月) 11:54 | URL | 古希のネトウヨ #-[ 編集]
No title
戦記を読んでいて何時もながらに武士道を持って戦われた英霊の皆様の素晴らしさに感動を覚えていました。

今回の武士、忠義についてのお話で武士、忠義とはが鮮明に解り、あらためて先人達の素晴らしさに感銘しています。
ありがとうございました。

先人達が累々と受け継いできた心、それもこれも教育の賜物だと思います。
日教組解体、そして一日も早い教育改革が待たれます。
2013/01/07(月) 11:45 | URL | 桜子 #PyZMa2bE[ 編集]
No title
ねずさん、いつもありがとう。
忠義の手段としての「武」、これは武力に限らない。現代では、言論活動・法的手段・経済制裁・インテリジェンス・マキャベリズムなど、能力を付けて勇気さえあれば誰でも持てるものでしょう。
2013/01/07(月) 11:14 | URL | #-[ 編集]
■高岡蒼佑「一生忘れられない」 ダウンタウンDXで“TV復帰”
そうか、あかんか。連呼リアン、いっしょやで

■高岡蒼佑「一生忘れられない」 ダウンタウンDXで“TV復帰”

スポニチアネックス 1月6日(日)15時13分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130106-00000074-spnannex-ent

俳優の高岡蒼佑(30)が10日放送の日本テレビ系「ダウンタウンDXDX2013新春スペシャル」(後9・00)で久々のテレビ出演を果たす。

>まずはTV復帰おめでとうございます。あの程度の発言で、テレビ界から干されるっていうのが理解できないな。

★私もそう思う → 41,378点
★私はそう思わない → 2,373点
2013/01/07(月) 10:41 | URL | ノイジーマイノリティー #amXlFcx2[ 編集]
No title
“日本における武”についての考察。誠にお見事でした。私も老骨に鞭打ち自らの心身も鍛えつつ、子供たちにへ武道指導を続ける日々を送っております。教え子の中には警察官、海上保安官になった者もおりますが皆が皆そのような職業に就く必要はありません。地域の平安を守るのは武道によって屈強な心身を身に着けた“民間人集団”を形成することが大事と思い、辛抱強く続けております。ともに頑張りましょう!
2013/01/07(月) 09:25 | URL | 団塊の世代の後輩 #-[ 編集]
素晴らしいお話です
私利私欲のためだけに売国なさっている政治経済界の方々に読んでいただきたいものです。
2013/01/07(月) 08:36 | URL | れいさき #-[ 編集]
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武士と忠義のお話 【転載】

武士と忠義のお話http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1758.html「ねずさんの ひとりごと」より転載江戸時代の武士にとって、最大級の賛辞が、「まるで鎌倉武士のようだ」というものでした。
ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「奇跡の将軍樋口季一郎」、「古事記から読み解く経営の真髄」などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。

日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
(著書)

『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』

『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦

『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
最新刊
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』

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ほんとうに皆様のコメントが、とっても嬉しく、かつありがたく拝読させていただいています。

議論というものは、すくなくともこのブログのコメント欄が、国政や地方自治、あるいは組織内の意思決定の場でなく、自由な意見交換の場であるという趣旨からすると、互いに互譲の精神を持ち、相手を尊敬する姿勢、ならびに互いに学びあうという姿勢が肝要であると存じます。

私は、相手に対する尊敬の念を持たず、互譲の精神も、相手から学ぼうとする姿勢も持ち合わせない議論は、単なる空論でしかなく、簡単に言ってしまえば、単なる揶揄、いいがかりに他ならないものであると断じます。

ましてや、自分で質問を発したものについて、それぞれお忙しい皆様が、時間を割いて丁寧にご回答くださった者に対し、見下したような論調で応対するならば、それは他のコメントされる皆様、あるいは、それをお読みになる皆様にとって、非常に不愉快極まりないものとなります。

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