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敷島の大和心を人問わ(は)ば 朝日ににおう (ふ) 山桜花(本居宣長)。日本は天皇を国家最高権威とし、民を「おほみたから」とする「シラス国」です。


天下の公民3/安倍一族と源義家

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八幡太郎義家
源義家(八幡太郎義家)


さて、菅原道真公のおかげで、日本が再び鎖国され、変な連中が日本からいなくなると、ときは平安中期へと移ります。
この時代、まさに平安文化の爛熟期です。
源氏物語などの女流文学が誕生したのも、この時代でした。
そして同時にこの時代は、一般の庶民がたいへんに飛躍し、成長した時代でもありました。

もともと大宝律令のもと、日本全国の田畑は完全に朝廷によって把握されていたのです。
けれど子や孫というのは、だんだんに増えてくるわけで、そうなると子や孫を食わせなきゃなりませんから、いきおい新田の開発が進みます。

新田の開発というのは、オヤジさんがたったひとりでできるような簡単なものではありません。
大木を抜き、地面をならし、そこに水路をつくって水をひく。たくさんの人手がかかります。


しかも新田の開発は、利権の調整という、やっかいな問題をはらみます。
たとえば、利水権です。
川の上流の村が自分たちの新田のために水をせき止めてしまったら、下流の農民たちは、自分たちの田に水を引けません。
水がなければ田は営めません。
当然、それは新田主にとっては死活問題になります。

はじめのうちはこうした利水などの利害の調整も、貴族や国司などにお願いして調停してもらうのですが、そうなると新田はやはり公地として国が把握するものとなり、租税の問題が発生します。
せっかく開発した新田も、稔った米をみんな税で持っていかれるのでは、ちょっと辛い。

そこで中には、新田の一部を貴族などに寄贈するかわりに、その他の新田の税を免除してもらう、なんて人たちも出てきます。
要するに、新田寄贈による節税対策です。
この動きはだんだんに加速します。
こうして生まれたのが、私田です。

けれど私田は、免税特権があるかわりに、境界や利水などの紛争に際しては、国の貴族や国司などの庇護を受けることができません。
争いが起こったら、自分たちで解決しなければならないのです。

話し合いだけで解決すれば問題はないのです。
けれど、それだけでは、どうしても解決できない場合も多々でてくる。
そうなると、いきおい人望があって、強い人に調停を依頼しなければならなくなるわけで、そういう人たちは新田の封主として、新田の開発が進めば進むほど、その存在価値を高めます。

そしてこういう人のところにも、当然のことながら、新田の寄贈が行われたりしますから、なかには広大な私田を保有する人たちも現れる。
武士の誕生です。

こうして生まれた武士たちというのは、古代における防人や荘園の警固兵などの武人とは異なります。
古代における防人や荘園の警固兵というのは、現代でいうなら、さしずめ自衛隊や警察機動隊、あるいはザ・ガードマンみたいなものです。

これに対し、平安中期に生まれた武士たちというのは、新興の小領主たちです。
つまり、古代の武人が、いわば雇われた兵隊さんなら、平安中期に誕生した武士たちは、それぞれが大地主の私田主だったわけです。

そしてこうした新興地主たちは、貴族や朝廷に対抗して自分たちの生活圏を守るために、次第に結束し、武士団を形成します。
だって、その方が、より強くなれる。

それだけじゃありません。
彼らは、自分たち武士団の棟梁に、古い家柄の人をかつぎました。
その代表格が、源氏や平家、藤原氏、橘氏、安倍一族などです。

なかでも天皇のお血筋をひく源氏と平家は、大きな力を持ちました。
このことは日本人が「天皇のもとの公民」であると考えれば、容易に納得できます。
国司や徴税吏などは、天皇に任命された役人たちなのです。
これに対抗する総大将が、天皇のお血筋の人となれば、たとえ相手が武力を持つ国司であったとしても、そう易々とは手を出せなくなる。

こうしてみんなから担がれて大規模な武士団の棟梁が誕生します。
武家の棟梁は、それぞれの武士たちの本領を安堵してあげる。
その代わり武士たちは、いざとなったら棟梁のもとに馳せ参じて、棟梁とともに戦う。

平将門や藤原純友の時代には、まだ武士団は、公的に認知された存在ではありませんから、この二人は反乱者として討伐されてしまうのですが、その討伐にあたって武家が当て馬に使われた関係から、武士たちが朝廷内においてもたいへんな力を持つようになります。

これは実は、たいへんに皮肉な話です。
朝廷に税を払う人たちではなく、税を払わない人たちが、政治的に強い影響力を持つようになったということだからです。

永承6(1051)年には、前九年の役が起こります。
これは陸奥の豪族の安倍一族(安倍晋三総理のご先祖です)が時の国主に対して起こした反乱です。
この討伐隊のリーダーが有名な源義家です。

源義家は、別名、八幡太郎義家ともいいます。
この人は、八幡神(やはたのかみ、はちまんじん)というのは、武芸の神様で、その八幡の文字をあだ名に使われるくらい武勇に優れた人でした。
別名を、天下第一武勇之士ともいいます。

その源義家に、おもしろい逸話があります。

ある日のこと、源義家が、敵の大将の安倍貞任(あべさだとう)を馬で追いかけていたときです。
追う義家、逃げる貞任。

義家は、貞任に「衣のたてはほころびにけり」と句を投げつけます。
すると貞任は、振り向きざまにっこり笑って
年を経し糸の乱れの苦しさに」と、上の句を返した、というのです。
その返歌の見事さに、義家は構えていた弓を降ろし、貞任を逃がしてあげたとか。

これは義家と貞任の歌問答としてたいへん有名なお話です。
最近の学者さんたちの解説を読むと、そこには、表現はいろいろあるものの簡単に言えば、義家の「衣のたてはほころびにけり」というのは、逃げる貞任の服装が乱れていたことを指摘したもので、貞任の「年を経し糸の乱れの苦しさに」は、衣服が古着だからねえ、と答えたものだと書いています。

要するに、服装を乱し、丸くなって逃げていく貞任が、衣服が乱れているのは、古着だからだと答えた歌だから、見事な歌だ、というのです。

ちょっと待ってくれといいたいのです。
仮にも一軍の大将です。それが古着云々で、しかもそんなことが歴史に残る歌問答で、後世に至るまで名場面として語り継がれるなんていうことはありません。
なぜそんなツマラナイ解釈しかできないのかというと、この問答に流れる一番大事な思想的背景を見落とす、または故意に否定しようなどとするから、解釈を間違えるのです。

それは何かといえば、義家も貞任も、天下の公民を預かる武家の大将であるという気概のもとに戦っているということです。
公民というのは、天皇の民たちです。
その民たちを背負って戦っている。
その意識のもとに、二人は対決しているわけです。

はじめの義家の「衣のたてはほころびにけり」は、いわば、北斗の拳のケンシロウの「お前はもう死んでいる」と同じセリフです。
義家は弓の名手であり、その剛弓は三枚重ねた鎧(よろい)さえも撃抜くほどの威力です。
しかも狙いは正確。
その義家が、貞任に狙いを定め、弓を引き絞って「貞任、おまえの衣のたてはほころびにけり」、つまり「お前はもう死んでいる」と声をかけたわけです。

これを聞いた貞任は、馬をとめ、振り返って「年を経し糸の乱れの苦しさに」と詠んだわけです。
これが何を意味しているかというと、「300年続いた律令体制が崩れ、国司などの横暴に、多くの天下の公民たちが苦しんでいる。その『苦しさ』のために、俺たちは立ち上がったのだ」と、ニッコリ笑って堂々と答えたわけです。

そうなると「お前はもう死んでいる」と下の句で詠んだはずの義家の歌は、ぜんぜん違う意味になってしまいます。
つまり、長い年月の間に崩れた律令体制で、天下の公民の生活が苦しくなり、それを守るために立ち上がったという貞任の主張を、義家の「衣のたてはほころびにけり」は補強する、つまり政権側を代表している義家が、むしろ反体制側の貞任の言い分をまるごと認めたことになってしまう。

つまり、義家の投げつけた「お前はもう死んでいる」にを受けて、律令体制の各種矛盾が表面化した世相を上の句に詠むことによって、安倍貞任は義家の下の句の意味をまるで違うものにしてしまったわけです。
実にみごとなものです。

「年を経し糸の乱れの苦しさに」
→律令体制が長い年月の間に乱れ、庶民が苦しい生活を予備なくされている。だから俺たちは立ち上がった。
「衣のたてはほころびにけり」
→衣の縫い目のほころびは、律令体制のほころび、という意味になるわけです。

日本社会は、支配者が民衆を奴隷にして君臨するという大陸的支配社会ではありません。
民は、あらゆる政治権力に認証を与える権威である天皇の民です。
そして政治権力を得るものたちは、その天皇の民を預かっているという立場です。

ですから武士たちにとっても、民こそが一番大事なものです。
民の生活の安寧のためにこそ、立ち上がっているのであり、そこにこそ武士の存在価値と権威がある。

八幡太郎がその剛弓を構えて、狙いを定め、「お前はもう死んでいる」と詠ったら、狙われた貞任が「それは体制の死を意味する」と上の句で答えたわけです。
そうなると、そのまま弓を射たら、体制のために戦っている義家は、自分の弓で体制を射る、つまり否定することになってしまう。

もっと簡単に言いますと、貞任の句は、「世の乱れで民が苦しんでいる」という句です。
朝廷に対する反乱軍の事実上の大将(実際の大将は貞任の親)が、世の乱れに立ち上がった、と詠んだわけです。

討伐軍の義家は、弓を構え、狙いを定め(義家の弓は強弓で一撃必殺)、その上で「お前はもう死んでいる」という意味で「衣のたてがほころんだ」と詠んだら、これを逆手にとられて、「世の乱れの苦しさに」と返された。
そうなると、義家の句の意味は、「お前はも死んでいる」ではなくて、世が乱れて民の生活は苦しくなり、しかも世は乱れ、ほころんでいる」という意味になってしまうのです。

ということは、討伐軍の事実上の大将である義家(こちらも実際の大将は父)自身が、「世が乱れている」ということを認めたことになってしまう。
まさに、「してやられた」という状態になったわけです。

命を狙われながら、即興でそこまで深いやりとりができる。
こいつはすごいヤツだ、ただ者じゃないぞ、ということになって、だから義家は、弓を降ろし、貞任を逃がした。
この歌問答が、後世に残る名場面とされているのは、実にこのことを言っているのです。

そしてここでも「天皇のもとにある公民」という概念が出てきていますす。
安倍貞任が、大陸のような地域の支配者であり、民が奴隷のように支配されているだけという、支配者、被支配者の関係が根底にあれば、貞任のこの歌は意味を持ちません。
「お前はもう死んでいる」「古着だからね」という歌問答という軽薄な解釈しか成り立たないのです。

けれど、日本社会が「天下の公民」という基本理念を共用する社会であり、武士たちがその民を守るためにたちあがっているという背景を考えれば、この歌問答は「お前はもう死んでいる」「それは体制の死を意味する」という問答となり、一瞬のやり取りの中で、安倍貞任の即興の歌が冴え渡るのです。
そして貞任が、瞬間的にそこまで歌を返したということは、貞任の精神の中に、日頃から自分たちは私利私欲のためではなく、民のために戦っているのだという強い信念があったことまでをも、明確に示しているのです。

こういうことが、天皇否定、階級闘争史観の左翼頭脳では、まったく理解できない。
そして子供達に、古来変わらぬ日本人の素晴らしさを伝え、教えることができない。
昨今の悲しい現実であろうと思います。

さて、前九年の役が終わり、次に置きたのが後三年の役です。
これは前九年の役で義家と一緒に戦った清原(きよはら)氏が相続問題から内紛を起こしたことが原因です。

この争いの鎮圧のために、義家は清原清衝(きよひら)とともに戦うのですが、この戦いに勝利した清原清衝は、名字を以後藤原と変えています。
そしてこの藤原清衝が開いたのが、奥州平泉の藤原三代の栄華です。
この事件から100年後、源義経が奥州藤原氏に庇護を受けていますが、これは奥州藤原氏が、義家から受けた恩義を忘れずにいたことによります。
日本人は、世代を超えても恩義を忘れない民なのです。

一方義家は、後三年の役にも勝利し、ますますその名声も高まるのですが、そこで彼は次男坊の源義親(よしちか)を対馬の守に封じます。
ところがこの次男坊の義親が、対馬で朝廷に叛乱を起こします。

朝廷は義家にその討伐を命ずるのですが、間の悪いことに義家は病気で亡くなってしまう。
で、義家にかわって義親討伐を命ぜられたのが、平正盛です。
平正盛は、平清盛の祖父です。

対馬は離島です。
平正盛は、対馬への戦いを挑むにあたって、瀬戸内水軍との関係を築きます。
そして義親討伐の戦功が認められて、朝廷に食い込むと、瀬戸内水軍が行っていた密貿易を、こんどは平家という後ろ盾のもとに、正規交易として盛大に行うようになります。

当時、支那大陸にあったのは、南宋です。
南宋は、いわば経済大国です。
とにもかくにも経済最優先という国柄で、経済発展が著しい。
こういう国と交易をすることは、とにかくとてつもなく儲かったのです。

交易がどのくらい儲かるかは、一昨日の記事の中で、100万円が支那に行って帰ってくるだけで9億円に大化けしたというお話を書かせていただきました。
このようなことを、秘密裏にこっそりやるだけならまだしも、国家権力をあげて盛大に行ったらどうなるでしょうか。
その一族は、経済的に大発展するであろうことは、想像に難くありません。

まさにそれを行ったのが、平正盛の孫の平清盛でした。
そして清盛は、こうして得た財力にものを言わせて、ついには朝廷内で太政大臣にまで出世し、「平家にあらずんば人でなし」というほどの一大権力を築き上げます。
要するに清盛は、菅原道真公以来の鎖国を破り、交易によって経済的大発展を押し進めたのです。

けれど、交易というのは、モノとカネだけが動くわけではなく、ヒトもそこについてくるということも、前回述べた通りです。
平家一門が、経済的に大発展を遂げ、華美で豪華絢爛な一門の繁栄を謳歌する一方、巷には、支那人、朝鮮人たちが日本社会に流入してきます。
そして彼らは、日本人の感性では想像もつかないような酷い犯罪を続発させる。

小学校の女児が首を斬り落されて、正門前にその生首を置かれたなどどいう事件は、1件あれば、たとえその犯人は、たったひとり、事件もたった一回にすぎなかったとしても、以後、学校もPTAも、集団登下校を開始させるし、昔はあたりまえだった放課後に子供達が校庭で走り回って遊ぶことも禁止します。
何十万人も日本にやってくる渡来人たちの、ほぼ全部がまっとうな人たちであったとしても、その中のたったひとりでも、我々には想像もつかないような非道を行えば、国民(公民)は警戒するのです。
むしろ警戒しないほうがどうかしている。

人の上に立つ者(平家一門)が華美で豪奢な生活を送る一方で、一般庶民の間では、それまでの鎖国平安時代には考えられなかったような、暴行、傷害、強姦、致傷といった事件が頻発する。

ここでも大切なポイントは、日本における民というのは、天皇の民(公民)であるということです。
政治は、天皇の民の生活の安寧のためにこそある。
ところがその民が、想像を絶するような災難に襲われているのに、政治の中枢は、華美で豪奢な我が世の春を謳歌している。
これは、わが国の国体、すなわち「天皇と天皇の民、そして政治は天皇の民を預かるもの」という国の本来の形を否定するものです。

当然、巷には平氏に対する怨嗟の声が満ちて来る。
そしてその怨嗟の声は、常に公民のためにと戦った源氏の棟梁を担ぎ上げ、ついに平家一門に戦いを挑みます。

こうして生まれたのが鎌倉幕府です。
なぜ頼朝が、京から遠く離れた鎌倉に幕府を開いたのか。
こうなると、答えも簡単に見えてきます。
京の都が、交易によって得られた富で、華美と贅沢に彩られていたのです。
富はいわば麻薬です。
せっかく立ち上がった東国武者たちが、その京の都の華美に染まってしまったら、またぞろ交易で一儲けを企もうという者たちが現れ、時代は平家から源氏に変わっただけで、交易、大儲け、華美、豪奢、公民たちの不安という社会構図は何も変わらなくなる。
もとの木阿弥です。
だからこそ、そうならないように、頼朝はあえて鎌倉に幕府を開きます。

大事なのは、公民(天皇の民)なのです。
ならば、贅沢に染まらないように、京から遠く離れた鎌倉に幕府を開く。
実に明快で、わかりやすい判断だと思います。
そして頼朝は、堂々と交易の禁止を命じ、国を鎖国しました。
世は、ふたたび公民たちが安心して暮らせる時代を迎えたのです。

さてみなさん、この天皇の民、公民という観念をもって歴史を眺めてみると、いままでなぜだかわからなかった事柄が、明確な形をもって見えて来る、そんな気がしませんか?

天下の民、天皇の民、公民という観念は、日本社会の奥底を構成する大潮流なのです。
これを度外視して、わが国を大陸的、あるいは西欧的絶対的支配者と支配される奴隷たちという考え方に拘泥したら、あらゆるできごとの説明がつかなくなる。
説明がつかなくなるから、事件と事件をそれぞれ別々に切り離し、年号と事件名だけを丸暗記させるのが日本史の授業になってしまうのです。

そして説明がつかないから、わけがわからない。
わけがわからないから、おもしろくない。
日本を取り戻すというのは、本来の日本にあるおもしろさ、その根底にある大潮流を取り戻すということなのではなかろうかという気がします。

さて、天皇の民である公民たちの安寧が大事か、それとも経済的利益が大事か。
この葛藤は、この後もまだまだ続きます。
実は、鎌倉幕府も、この問題を内包していたのです。

続きは、またの機会に。。。


注1)支那、朝鮮との交易は、平安、鎌倉といった鎖国の時代にあっても、民間ペースでは細々とは行われ続けています。ただ、国としてこれを積極推進するかどうかの違いは、要するに開国しているかどうかの違いで、国が開いてあると、人的交流、つまり支那人朝鮮人の渡来人が、日本国内に大量にはいってくるという事態を招きます。
これに対し、民間ペースでの密貿易は、人材の交流という事態を招きません。支那人や朝鮮人の商人が、日本に来ることはあっても、用が済めば、水夫たちを連れて帰ってしまうからです。

注2)日本における和歌というのは、五七五七七という短い言葉に、さまざまな「心」つまり意味をもたせ、詠み手に多くの想像を膨らませさせ、その膨らみがより大きいものが良い歌、とされます。たとえてみれば、物体(文字)としては1枚のCD(五七五七七の言葉)にすぎないけれど、その中に様々な意味(情報)が込められているわけです。CDが読み取る機械がないと読めないように、歌もその歌に込められたメッセージを、その歌が詠まれた背景や人、あるいは感情、情景などを理解しないと意味をとることができません。そしてそこに込められた複数の複雑なメッセージが多ければ多いほど、つまり想像力が膨らませれるほど、その歌は良い歌とされたわけです。このことは和歌だけでなく、俳句や日本画においてもまったく同様で、日本の芸術の、ある意味特徴といってもいいものといえるかもしれません。ですから、上にご紹介した学校の教科書の歌の解釈も、あながち間違いではない。ただ、もっと深く読む必要があるし、そうすることによって、歌のおもしろさがますます増して来るということだと思います。



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コメント
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■浅田舞 「キム・ヨナの点数についてはノーコメントにしたほうが良い」
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http://www.youtube.com/watch?v=ZAqDOuRF5qM
2013/01/15(火) 03:09 | URL | 浅田舞 #amXlFcx2[ 編集]
No title
事実関係でちょっと…。
歴史上では前九年の役は安倍氏の反乱となっていますが、実際には安倍氏の勢力が大きくなりすぎたために政府軍(源義家ら)が仕掛けた戦というのが正しいようです。つまり安倍氏は自ら立ち上がったのではなく、仕掛けられてやむを得ず応戦しただけです。
そして後三年の役で勝利した清原清衝が都の藤原氏の栄華をうらやみ、勝手に藤原姓を自称したという俗説がありましたが、清原清衝は前九年の役で安倍氏に味方して死んだ藤原経清と安倍氏の娘との間に出来た遺児です。清原氏の養子になっていただけで、藤原経清の息子だから藤原清衝。何も不思議はありません。
藤原清衝が後三年の役で勝利したのも、前九年の役で死んだ安倍貞任の実の甥であった関係上、安倍氏の家来の生き残りが多数藤原清衝(この時点では清原清衝)の家来になっていたことが大きいのです。
藤原清衝が安倍貞任の実の甥であることに注目するのならば、奥州藤原氏と源氏との関係は恩義だけではない複雑なものがあります。
そして奥州藤原氏の黄金文化も、奥州の金だけではなく宋との交易によってもたらされていたものであったことは周知の事実です。これが西洋に伝わり、黄金の国ジパング伝説を生んだという説もあります。
とすれば、当然奥州藤原氏も平清盛同様「華美で豪華絢爛な一門の繁栄を謳歌する一方、巷には、支那人、朝鮮人たちが日本社会に流入して」来たのではないでしょうか。
とすれば源頼朝が奥州藤原氏を滅ぼしたのもそれが原因でしょうか。
支那人、朝鮮人たちの悪辣さには異存はありませんが、この点の考察が少し抜けているような気がするのですが。
2013/01/15(火) 01:18 | URL | みちお #-[ 編集]
No title
体の調子はいかがですか? 体のしんどさは、他人には分かりません。無理をされないように・・・・・

玄葉前外務大臣の私設秘書が、中国大使館のスパイの1等書記官の帰国後に会っていたそうです。
民主党の政権は、日本国の情報と金をどれだけ中国にプレゼントしたのでしょうか? 民主党の前大臣は不逮捕特権がありませんから、警察と検察で、十分に事情聴取をすることができます。
また、民主党が雇用した職員に対しても、遠慮はいりません。ただし、国家公務員の職員は災難ですが・・・・・国民が3年前に誤った選択をしたための災難だと思うほかありません。

ところで、安倍首相が次々と経済対策を発表されています。喫緊の課題が多いから、やむを得ないとは思います。しかし、もう一つ急がねばならない課題があります。それは参議院選挙に係る、1票の格差是正です。
先日の衆議院総選挙は違憲状態にもかかわらず、1票の格差是正をしている猶予がないとして、そのまま実施されました。そして、例によって選挙の違憲状態による無効訴訟が出ていたと思います。
しかし、半年後に行われる参議院選挙は、これでは駄目なのです。このまま実施すると野党だけでなくマスコミがそろって与党を批判することは間違いないのです。
ともかく早く、参議院の1票の格差是正をしていただきたいと思います。
2013/01/14(月) 19:36 | URL | ポッポ #-[ 編集]
No title
八幡神、まつられている神様を知らないで参拝する人が
最近は多いみたいですね。
八幡大菩薩の呼び方は有名ですが、
誉田別命(ほんだわけのみこと)こと、応神天皇と言うのを
あまり知らないみたいですね。
朝鮮人の嫌いな三韓征伐に出てくる人物ですね。
ここに来る方たちは、ご存じだと思いますが。
2013/01/14(月) 17:01 | URL | hehehe #-[ 編集]
含蓄のあるお話で。
いつも、感動してみていますが、ねずさんの知識はどこから来るのですか?
あまりの広範囲にすこし目がくらんでいます。
今年も、よろしく。
2013/01/14(月) 16:42 | URL | kuni #-[ 編集]
No title
おもしろ~い。
歴史にはあまり興味がなかったのですが、
俄然興味が湧いてきました。
こんなにも面白い文章がただで読めるだなんて、
有難い限りと思い、
メルマガにも登録させていただきました。楽しみ~♪
2013/01/14(月) 14:11 | URL | ちょびん #-[ 編集]
No title
「衣のたてはほころびにけり」は下の句だと思います。「衣のたて」とは、安倍貞任が依っていた衣川の柵のことで、衣服に見立てて、この軍事拠点が遂に陥落したな、と義家が大音声で言い放ったのでしょう。他方、貞任は「年を経し、糸の乱れの苦しさに」とこれまた衣服に例えて上の句をそえて、時間とともに味方が次々と脱落していったためだよと応じた。義家はその教養に感心して見逃したのでしょう。
2013/01/14(月) 11:40 | URL | #/jjHkdcE[ 編集]
仁徳天皇陵が危ない
ねずさん、お邪魔いたします。

■拡散お願いします■

仁徳天皇陵で不可解な伐採と工事が行われています。
「事務所改築工事」を行うと表示しながら、
約千坪もの開発、改築でなく新築、とのことです。
民主党政権下で許可が下りたもののようです。
詳細はかけだし鬼女さんのブログでご確認ください。
仁徳天皇陵が現在、宮内庁により破壊されています。

ソース:西村眞悟議員の時事通信
ttp://www.n-shingo.com/cgibin/msgboard/msgboard.cgi?page=807
2013/01/14(月) 11:18 | URL | #-[ 編集]
No title
ねず様 体調が万全でないなか本日も
更新ありがとうございます。

確か安倍総理は東北の安倍一族の末裔
を名乗っていましたね。

律令制がほころぶ中民衆のために立ち上
がった安倍氏と今の日本を立て直そうと
再登板を果たした安倍総理。
この歴史のつながりに運命とロマンを感
じるのは私だけでしょうか?
(ちなみに小生も安倍一族の末席に連な
る者です。)

*風邪を引かれたとのことですが、
プラセンタの筋肉注射がお勧めです。
ほとんどの内科クリニックで用意されて
いるはずです。かなり効きます。
2013/01/14(月) 10:34 | URL | 保守系外科医 #-[ 編集]
自由化の罠
財界や財界に操られる財務官僚たちは経済成長の為には自由化が必要だと叫びます。行き過ぎた規制は問題がありますが、規制を撤廃することが公益に適うかは過去の多くの事例を知る必要があります。

官僚は悪で民間人は善かのように言われます。果たしてそうでしょうか。私的な利益を追求する企業の中には表に現れない悪人もいます。民主党政権になって電力の自由化が盛んに言われ始めました。原発事故と全く関係ないにも関わらずいかにも関係がありそうな口調で世論を誘導しています。

ノーベル経済学賞を受賞したアメリカの経済学者「ジョセフ・E・スティグリッツ」氏が著書で自由化と民営化の危険性を書いています。カリフォルニア州の電力の自由化ではこう書いています。

自由化の最大の支持者の一つであり、市場の素晴らしい機能を正面切って支持してきたエンロンは、(2001年に、当時過去最大の企業破綻に追い込まれる前は)カリフォルニアの電力市場を巧みに操り、巨万の富を築いた。これは、カリフォルニア州の一般市民からエンロンCEOのケン・レイやそのほかの会社幹部への富の移転であった。

ブッシュ政権は、エンロンが生み出した電力不足を、新規建設を妨害する行き過ぎた環境規制のせいにした。現実は違った。価格を不当に吊り上げていたエンロンの市場操作が暴かれ、規制が復活した途端、不足は解消されたのだ。

規制は多くの国民を守るためにあります。その撤廃は一部の人間の利益を増やし、多くの国民が不幸になるリスクがあることを知る必要があります。
2013/01/14(月) 09:59 | URL | にっぽんじん #-[ 編集]
No title
お体、大丈夫ですか?本日もよいお話をありがとうございました。高潔さを常とする人間といえども欲望の魔力にくじけ、道を誤ることはあります。よって民の安泰を保つことを責務とする施政者の方々は“鎖国”によってそれを軌道修正した・・明快な解説、合点がいきました。本当にありがとうございます。
2013/01/14(月) 09:02 | URL | 団塊の世代の後輩 #-[ 編集]
神動画きました!
神動画きました!

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■連呼リアンが浅田舞をネトウヨ認定!w
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浅田舞 「キム・ヨナの点数についてはノーコメントにしたほうが良い」

浅田舞 「キム・ヨナの点数についてはノーコメントにしたほうが良い」

http://www.youtube.com/watch?v=ZAqDOuRF5qM



2013/01/14(月) 08:45 | URL | 浅田舞 #amXlFcx2[ 編集]
No title
おはようございます。
お体の方はもう大丈夫でしょうか?
病み上がりはきついのでお大事にしてください。
義家と貞任の歌問答は歴史マンガで読んだことがあります。
まさに「着ているものが旧くなったから~」という解釈をしていました。
しかし、ねずさんの話で考えると義家が貞任を逃したのもつじつまが合います。
このことを戦後の教育では本当におしえなくなっていますね。
2013/01/14(月) 08:29 | URL | 感謝超星 #-[ 編集]
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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「奇跡の将軍樋口季一郎」、「古事記から読み解く経営の真髄」などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。

日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
(著書)

『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』

『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦

『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
最新刊
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』

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サンフランシスコ講和条約で、日本は台湾に関して処分権は連合国に提供しましたが、領土の割譲は行っていません。条約以降、連合国も日本も台湾の処分先を決めていません。つまり台湾はいまも日本であり、台湾にいる1500万人の戦前からいる台湾人は、日本国籍を有する日本人です。私は台湾民政府を支持します。
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基本的にご意見は尊重し、削除も最低限にとどめますが、コメントは互いに尊敬と互譲の心をもってお願いします。汚い言葉遣いや他の人を揶揄するようなコメント、並びに他人への誹謗中傷にあたるコメントは、削除しますのであしからず。
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コメントをくださる皆様へのお願い
いつもたくさんのコメントをいただき、ありがとうございます。
ほんとうに皆様のコメントが、とっても嬉しく、かつありがたく拝読させていただいています。

議論というものは、すくなくともこのブログのコメント欄が、国政や地方自治、あるいは組織内の意思決定の場でなく、自由な意見交換の場であるという趣旨からすると、互いに互譲の精神を持ち、相手を尊敬する姿勢、ならびに互いに学びあうという姿勢が肝要であると存じます。

私は、相手に対する尊敬の念を持たず、互譲の精神も、相手から学ぼうとする姿勢も持ち合わせない議論は、単なる空論でしかなく、簡単に言ってしまえば、単なる揶揄、いいがかりに他ならないものであると断じます。

ましてや、自分で質問を発したものについて、それぞれお忙しい皆様が、時間を割いて丁寧にご回答くださった者に対し、見下したような論調で応対するならば、それは他のコメントされる皆様、あるいは、それをお読みになる皆様にとって、非常に不愉快極まりないものとなります。

従いまして、謙譲・互譲・感謝、そして学ぶという姿勢のない連続投稿、粘着投稿に類する投稿をされた方については、以後のコメント書き込みを、管理人である私の判断で投稿の禁止措置をとらせていただきますので、あしからずご了承ください。
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