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漢方薬

「慰安婦問題」に関する河野談話の見直しを求める署名
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『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!第二巻「和」と「結い」の心と対等意識』
2014/04/12 発売予定ISBN: 978-4-434-18995-1 Cコード:C0021 本体価格:1350円+税 判型:四六 著者:小名木善行 出版社:彩雲出版

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医薬品に使う生薬の調達先


「漢方薬」と聞くと、多くの人が「支那からの渡来もの」と思っているようです。
実はそれは、戦後教育やメディアによる錯誤もいいところで、もともと「漢方」という言葉は、江戸中期に「蘭方医」が流行ったことから、それに対応する言葉として「漢方」と呼ばれたものにすぎません。

「漢方」に対応する言葉に「蘭方」がありますが、「蘭方」は当時幕府が交易を認めていたオランダ(阿蘭陀)の医学だけをさすわけではなくて、英国やフランス、ドイツ、アメリカなど、要するに西洋医学全般を指している言葉です。
当時の蘭方医たちは、もちろんオランダ語の著書などを利用し、またオランダから長崎にやってきた医師などから西洋医学を学んでいたわけですが、そこで学んだ医術は、なにもオランダだけの固有の医学ではなくて、欧米全体に普及していた医学全般を指していたわけです。

同様に「漢方」も、我が国に古来からある医術に、東洋にある様々な医術を加えながら発展してきたものです。
古事記の大国主神話の冒頭で、皮を剥かれた因幡の白ウサギに、大国主命が「今すぐ水門へ行って、真水で体を洗い、その水門の蒲(がま)の穂をとって敷き、その上を転がって花粉をつけなさい」と教えた話は、ご存知の方も多いと思います。

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つまり、遅くとも古事記の書かれた1300年前には、日本古来の民間療法があったということです。
火傷や、腹痛、風邪、発熱など、病に苦しむ人を、なんとか助けたいと思うのは、今も昔も変わりません。
たとえば日本では「ライ病」と呼ばれたハンセン病対策として江戸時代初期には「大風子油(だいふうしゆ)」という薬草を用いていましたが、これはもともとインドで17世紀に開発されたものです。

日本では、患者を助けるために、遠く、インド、インドネシア、タイ、ビルマ、ベトナム、フィリピン、支那など、東洋の各地で開発されたり用いられたりしていた様々な医療方法を吸収し、これを日本にもとからある医療法を加えて、工夫を重ねながら、日本独自の医術を発展させてきていたのです。

これは考えてみれば、あたりまえのことで、医療はとにもかくにも患者を治療することが目的です。
ですから昔の日本の医師たちは、治療のために様々な療法を知りうる限りの情報と、入手しうる限りの薬草などを用いて、研究し、開発してきていたのです。

そうした医術は、「蘭方」、「漢方」と分かれる前には、単に「医術」と呼ばれていたのですが、なかでもこの「漢方」が、医学として体系化されたのが、江戸中期のことです。
冒頭に記しましたように、名前こそ「蘭方」に対抗する意味で「漢方」と呼ばれましたが、その中味は、日本古来の医療方法に、さらに東洋諸国の医療方法や薬草などを加えたものです。

こうして学問としても体系化された漢方は、実はなかなかすごい治癒力を発揮していて、幕末に日本にやってきたフランス大使のレオン・ロッシュが、実はこの人、たいへんな腰痛持ちで、西洋のどの医者にかかっても、まったくその治療ができなかったのですが、これを日本の医師である浅田宗伯(あさだそうはく)が、たった一週間で、飲み薬だけでまたたく間に治してしまったのです。

驚いたロッシュは、宗伯に薬の内容を詳しく聞き、その内容をフランス語に翻訳し、本国に報告したのですが、この報告がフランスの新聞に掲載され、それを知ったフランス皇帝のナポレオンは、浅田宗伯に、時計2個、じゅうたん3巻を送ってくれたりしています。
ちなみにこの浅田宗伯が商品化したのが「浅田飴」で、これはいまも多くの人に愛用されています。

江戸時代の中期までは、蘭方も漢方も、等しく医療活動ができたのですが、蘭方の腑分け(人体の解剖)実験などが行われるようになると、これが大きな社会問題となります。
たとえ刑死した無頼漢の遺体といえども、死んだら仏様というのが、日本人の考え方です。

このため、幕府は「蘭方は外科のみとする」というお布令を出します。
要するに内科など、外科以外のすべての治療は、昔ながらの漢方医療しか認めないとしたのです。

このため多くの蘭方医たちは、なんとかこのお布令を撤回してもらおうと、いろいろな苦労をするわけですが、それが時代が変わり、明治にはいると、欧化政策の中で、蘭方医の社会的な地位が大きく向上します。
とりわけ、はじめ種痘所として江戸・お玉が池に開設された医療所が、その後東京帝国大学医学部となるに及んで、蘭方医は、西洋医学として目覚ましく発展していくわけです。

一方、旧来の漢方医たちがどうなったかというと、蘭方医が「西洋医学」なら、自分たちは「東洋医学」だと主張を始めました。
このとき、英語の「Orient(オリエント)」の翻訳語として「東洋」という熟語が考案されていたことも影響しました。

そして日本は、日清、日露の戦いに勝利し、アジアの一等国となります。
こうなると、支那から、たくさんの留学生が日本に学びにやってきました。
その中のひとりが、孫文です。

その支那人留学生たちは、医療についても日本で学びました。
とりわけ日本における旧漢方である「東洋医学」は、学問的にも体系化されていたため、たいへんに学び易いし、支那に持ち帰って広め易い。

そこで支那では、またたく間に、その体系化された「東洋医学」が、広まり、いまではすっかり「東洋医学」といえば、世界中でまるで支那発のようにさえいわれるようになったわけです。

ちなみに、「東洋」とか「医学」とか、漢字二文字以上の組み合わせで熟語を作るのは、日本語の特徴です。
支那ではもともと、一文字の漢字に意味を持たせるというのが、支那の漢字文化の特徴です。
二文字以上の熟語は、基本、使わなかったのです。
つまり、熟語で構成されている「東洋医学」という言葉は、実は、まるまる日本語だし、その内容も、実は日本で体系化された学問であったのです。

念のため申し上げますが、私はここで、漢方薬日本起源説を唱えるつもりはありません。
大昔から、世界中のあらゆる国のあらゆる民族のあらゆる村が、それぞれ独自の民間療法としての医療を持っていたのであって、それを東洋医学の分野において、西洋医学である蘭学に倣(なら)って、体系的にまとめあげたのは、日本の江戸時代の医師たちであった、ということを申し上げています。

ですから、当然、支那には支那の医術がそれなりにあったわけですが、ではそれを学問的に体系化していたかとなると、そこはそうでもない。
日本に留学した支那人学生たちが、その体系化された東洋医学を持ち帰り、支那の民間療法と組み合わせて、彼らは彼らなりの医療の発展を図ってきたのだということを、申し上げています。

ただ、情けなく思うのは、昨今の日本人が、もともとは日本で体系化された東洋医学を、すっかり支那産だとばかり思い込み、支那産の漢方薬ばかりを歓迎しているという点です。

冒頭の円グラフにあるように、現在日本国で調達されている生薬(漢方薬)の83%は、支那から輸入しています。
なんと、いまでは本当に漢方薬は、支那産のものになってしまいました。
これはまさに、誇りを失った戦後日本を象徴しているかに見えます。

ところが問題があります。
いま、日本が支那から輸入している薬草が、実は、まったく信頼性がないものだということです。

生薬の多くは植物です。
そして植物は、土壌の影響を大きく受けます。
つまり、土壌が荒れ、土質が変われば、内容成分が変わってしまいます。
そして支那産の多くの薬草は、まさに品質が一定しないのです。

その一定しない支那さんの生薬を、日本は年間1万7千トンも輸入しています。
金額にしておよそ2000億円の輸入量です。

それだけのお金と商品である薬草が動いているのに、その安全管理や成分管理は、必ずしも徹底しているものとはいえません。
中には、たとえば甘草を発注し、輸入したのに、納品されたケースの中には、甘草ではない植物が多く混ざったりもしているのです。

そんなことから、2010年以降、厚生労働省を中心に、生薬の国内栽培促進策が打ち出されています。
日本のバイオ技術を駆使して、2025年までに、生薬自給率を50%まで引きあげようという動きです。

けれど、こうした動きは、本来、農林水産省がもっと力を入れるべき分野であるということができます。
全国の農地で、いま休田となっているところで、高品質な薬草の栽培が行われるようになれば、それだけ国内産の付加価値の高い利益性の高い農業が可能となるのです。

そしてそうすることが、高付加価値型農業の促進につながり、また、日本における漢方医学の発展にもつながれば、それはとても良いことなのではないかと思うのです。

以前、玉子を生で食べられるのは、日本くらいなものだというお話を紹介させていただきました。
海外では、高値の生食用の玉子以外は、火を通さなければ危なくて食べられないのです。

高温多湿で、細菌が繁殖し易い日本で、どうして玉子が生で食べられるのかといえば、昭和30年代に日本中の農家が、安全で安心して食べることができる玉子の生産を、工夫してくれたおかげです。
これは、どの農家がはじめたとか、どこぞの行政の指導があったからとかいうものではなくて、自然発生的に、日本では、生産者が消費者のことを思いやり、すこしでも安全で安心して食べることのできる玉子を出荷できるようになろうと、それぞれが努力した結果なのです。

同様に、日本の農業で生産される米や野菜や果物は、安全安心でしかも美味しい、世界最高の品質の農業生産物です。
そしてすごいのは、そうであることを、日本の農家が、それ自体を「あたりまえのこと」として日々努力されているという点です。

その農業は、いまや60歳以上の生産者が全体の8割に達しようとしています。
あと40年もしたら、日本の農業は壊滅です。
それは、日本が、完全に食料自給ができなるなる未来を予想しています。

日本人が、安全で安心な日本の農業生産物を口にすることができず、よくわからない品質の穀類や野菜や果物を、高値で近隣国から買ってくる。
そしてその安全性について、日本はまったく関与することができない。
そういう恐ろしい未来が、いまやわたしたちの目前に迫っています。

どうして、農業に人が回帰しないのですか?
そうある人に聞いてみました。

するとその答えは、日本の農産物は海外の農業生産物に比べて割高なのだという答えが返ってきました。
たとえばお米は、日本のお米が1トンあたり20万円であるのに対し、たとえばカリフォルニア米は、1トンあたり3万円程度だというのです。
なるほど、それでは海外から買って来た方が安上がりだと思うのもうなづけます。

では、どうして海外のお米がそんなに安く作れるのかと聞くと、広大な農地で効率のよい生産が行われているからなのだそうです。
これに対し、日本の農家は、あっちの田んぼに少し、こっちの田んぼにすこしという具合に、農地そのものがとびとびになっていて、生産性が悪い。
だから効率の良い農業ができずに、結果としてたいへんな高値についているのだといいます。

なぜそんなことになっているのかというと、これが相続制度のためなのだそうです。
戦後の民法では、相続は均等配分方式になっていて、たとえば、子供が3人いたら、その3人の子供がそれぞれ均等に土地を相続する。
そしてその子が亡くなれば、そのまた孫が、均等に土地を相続する。
このため、農地は相続が進めば進むほど、土地が狭くなり、結果として大規模農法のような効率の良い農業ができなくなり、結果として、農業生産物が割高なものになっているのだそうです。

これは、どこかで聞いたような話です。
鎌倉時代の土地の相続制度です。
鎌倉幕府は、まさに現代日本と同じように、均等配分方式の相続制度を引いていました。
このため、この代、孫の代、曾孫の代と、どんどん所有する耕地が狭くなり、ついに7代目のときには、誰もが自分の田んぼでは飯が食えなくなってしまった。

このために鎌倉幕府の財政は崩壊し、結果として南北朝の時代を経て、農地をひとまとめにすることを提唱した足利幕府に、とってかわられています。

そしてこのことを称して、田んぼを相続で均等に分けることを「田分け」、すなわち「たわけ者」の「たわけ」と呼ばれるようになりました。
一方、足利幕府の方式は、分散した田んぼを寄せ集めることで、みんなが食えるようになる、つまり頼りになるから、「田頼り」と呼ばれました。

徳川幕府も、基本的な相続制度は、この足利幕府の制度を踏襲しています。
そして徳川幕府の時代、その方策によって、国内の農業生産高は、激増しています。

つまり、いまの日本が、農地を失い、農業生産者の高齢化を招き、しかも割高な生産に至っているその理由は、まさに制度上、政治上、法律上の失策である、ということです。
そしてその失策は、鎌倉時代に、実際に政権が崩壊するという事態を招いている歴史を、わたしたちの国は過去に持っているのです。

海外のお米が安いから、お米は海外から買えばよいというのは、あまりにも安直な発想です。
なぜなら、もし仮に、世界同時凶作のようなことが起きれば、それぞれの国の政府は、自国民の食を第一としますから、日本がいくら高いお金を積んだとしても、食料を輸出してくれなくなる可能性が高いのです。

そもそも政治というのは、万一のときのためにあるものです。
普段のときは、よいのです。
万一のときが起こったときに、個人では対応できない活動をする。それは国や行政にしかできないことです。

日本は、農業を抜本的に見直すべきときです。
そして同時に、危険などこぞの国産の漢方生薬など、年間2000億円も出して買ってくるという愚かな真似は、もうおしまいにすべきです。
これもまた、安全な国産品を国家事業として育成し、自給どころか、世界に向けて輸出できるくらいのものとしていくべきです。

そういう抜本的な国のカタチの見直しをすべきときにきていると私は思います。

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コメント
No title
明治初期、廃仏毀釈と同時に、伝統医学の大弾圧が政府によって引き起こされ、江戸期まで続いた系譜がほぼ全て途絶えた事は、漢方を語る上で外せない歴史的事件です。浅田氏は凄まじい弾圧の中、失意の内に亡くなりました。

昭和中期の復興者、大塚敬節氏の遺した書籍、それから体制側の啓蒙家であった福沢諭吉氏の福翁自伝を読めば、双方の決定的な隔たりは明らかです。現代の医師会などその他の権威集団が、愚政の影響を引きずる限り、伝統医学の明日はありません。

「漢方医」を未だ国家資格のある医師が看板に標榜できないという、信じがたい法律を残すのも、漢方排斥にこだわり続け、「野蛮で原始的な医療」と記した書籍を各所に放置して憚らない、傲慢な医療界の悪行です。明治期に数名の漢方医が欧州の大学で教授しましたが、その欧米が現代では食餌療法含め圧倒的な理解者です。

数万に及ぶ伝承薬・家伝薬製法の国宝とも言うべき資料が、大久保利通卿の独断により廃棄処分された事件は、維新の元勲といえど、大罪に処されるべきであり、医学史でも教えないとは、何のための教育でしょうか。

滅亡寸前の昭和初期、数名の名医が復興に尽力し、後継を育て、昭和期ようやく3、4派を形成するまでに至りながら、再び途絶しようとしています。復興など未だ幻想に過ぎません。各医療研究施設の態度を見るにつけ、国内に厳然と巣食う医学的権威等の、伝統医学否定主義に対する批判が、民間から巻き起こらないのは一体何故なのでしょうか。

厚労省の後継者育成プログラムですら医学・薬学生に指導する人材が、ツムラエキス剤のハンドブック片手に、中医学の彼方しか見ないような紛い物だらけです。中韓医を人材不足から教員に招き寄せる愚行など、何と表現すればいいのでしょうか。人材育成を怠り、経営だけに走るのが、現代における各界上層部の致命的病理・欠陥です。

結局は、かつての宗教、医道排斥政策が尾を引き、現在の危機的状況を生み出しているのです。その反省がない限り、ツムラ専横による国内産業衰退は止まらず、厚労省の度重なる漢方流通の破壊工作、古文献の絶版、散逸を止める人物も出ないでしょう。この事実を、どうか調べ、伝えてください。権利闘争に堕ちた医療医学界を、国民主導の下に、鍛え治していただく以外、道はありません。
2014/03/28(金) 05:16 | URL | #-[ 編集]
No title
日本の若者が魅力を感じる農業政策は絶対に必要です
昔は畦で大豆を作ってたし野焼きしたあとは土筆がはえた
生態系も豊かだった 泥鰌 鮒 げんごろう 蛙 メダカ とんぼ キャベツを食べるちょうちょの幼生 農薬が入り込み
すべてを駆逐した農業をもとに戻したい 進みすぎた産業化効率化をどう調整するかだと思う  keiさんの言葉は重い 
しかし国の根幹は農業です
 
2014/03/27(木) 08:58 | URL | そま #-[ 編集]
【外人が見る台湾】NYの台湾人留学生 台湾学生にエール
【外人が見る台湾】NYの台湾人留学生 台湾学生にエール
( http://jp.ntdtv.com/news/10586/【外人が見る台湾】NYの台湾人留学生+台湾学生にエール )

 アメリカに留学している台湾留学生が「服貿協定」の撤回を
要求して台湾国会を占拠している台湾学生に声援を送ってい
ます。 日本では反日売国テレビ局・マスコミが数々の捏造報
道や偽装報道を繰り返していて、この事件の真相を隠蔽して
報道しません。 この協定は支那による台湾侵略の騙しの手
口です。 この作戦が成功すれば、次は沖縄侵略です。 日本
政府が掲げる1000万人移民計画はこの作戦で展開されま
す。 日本人社会の破壊者である維新の会(橋下一派)、創価
学会公明党や反日売国勢力の要求している地方分権制度や
外国人への選挙権付与は絶対に阻止しなければなりません。

詳細は
【マスコミ隠蔽の掲示板】最新版
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj4.cgi
【マスコミ隠蔽のタイトル一覧】最新版はこちらをクリックして下さい。
2014/03/26(水) 23:44 | URL | 愛信 #EBUSheBA[ 編集]
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2014/03/26(水) 16:01 | | #[ 編集]
No title
コメント失礼します。
農業に人が、とくに若い人が回帰しないのは
「農業で食べていけない」からです。
ですから兼業農家の割合は自然と増えますし、
場合によっては農地を維持していくために兼業をしている
(兼業で得た収入を農地の維持管理に当てている)
方もたくさんいます。
本来農地を活用して収益を上げるはずが
逆に農地がお荷物ですよね。

制度や法律上の問題も多々ありますが
食べていけないなら嫁や子を養うことなど出来ないし
きつい・汚い・危険な割りに稼げないのなら
親もよほどのことがなければ我が子に継いで欲しいとは言えないでしょう。
またどれだけ機械化が進んでも急傾斜地が多い我が国では
依然として危険が付きまといます。
その危険と収益がつりあわない以上、
若い世代をそこに投入することには農家である私自身賛同は出来ません。

またせっかく品質のいい農産物を作っても
たくさん作りすぎれば値崩れを起こし、豊作貧乏になるので
そのまま廃棄する場合も多々あります。
食料自給率が40%を切っているのに、です。
逆に言えば食料自給率が低くても、
現に日本国民が食うに困っていないということで、
痛い思いをしてからでないと対策を講じないという
我が国の国民性が出ているともいえます。
(自給率が低いから輸入に頼っているのではなく、
 輸入品でまかなえるから自給率が低い)
また、工業製品ほど外貨を稼げないということで、
そこまで農業を重要視していない人も多いでしょう。

そして、価格競争で勝ち目はないので農家が実際に収入として得る原価は
まともな価格とはいえません。市場やスーパーも自身の収益を上げないことには
成り立たないので、農家が補助を受けずにやっていける価格で
安定して買い上げることは不可能です。
慢性的に農家が借金をして自転車操業のなか国の補助まで受けてこの有様なので、
年齢だけでなく災害などで廃業する人が多いのはもはや仕組み以前の問題なのです。
かと言って安い外国産農産物の輸入に量的・質的問わず規制や制限を設ければ、
日本に農産物を買ってもらって収入を得ている国は、
自国の農家のため、政治のために間違いなく反発します。
政治的な安定や信頼と高齢過疎が進み、先行きの暗い農業を天秤にかけるような
冒険が出来ないのは重々承知しています。

結果として、たとえ農家で後継者がいても継がせない場合も多々あります。
そしてそういったストレスがさらに農村全体を卑屈にしてしまい
たとえ行政が都市部から人材交流などをしても
人が居着かないことにもなります。
とにかく「農業で食べていけない」上に農地や家を継いだ場合にかかる
相続税など、現時点で財産か負債かわからない農地を維持する
リスクの方が、若い世代にとって大きいというのがポイントかと思います。

実際農業でまともに家族を養えて食べていけるのなら
ここまでひどい高齢化にはなっていないはずです。
2014/03/26(水) 15:37 | URL | kei #-[ 編集]
No title
恥ずかしながら、漢方は中国発のものだと思っていました。
でも、漢方(東洋医学)を体系化したのが日本であるなら、これに利用する生薬も日本で栽培すれば、安全で高質なことは農作物と同じですから、日本国ない分をまかなえるだけでなく、輸出産業にもなり得ると思います。
朝鮮人参も日本で栽培できれば、凄いと思います。


農業に携わっている方の平均年齢が70歳近くになっていることは、大きい問題だと思います。
また、農家の平均耕作面積の少ないことも、農業の一世帯当たりの収入が低くなることに、繫がっていると思います。
これは兼業農家が多いためだと思いますので、全体としては専業農家を育成して、耕作面積の少ない兼業農家は専業農家に土地を貸し出す方向へ、向かうと思います。もちろん、専業農家には農業会社も含まれるでしょう。
この場合、農地法も改正が必要ですが、外国人が農地を所有する場合の制限も含めて、農業安全保障から輸出は国の管理(全世界的な不作に備えて)も必要な場合もあると思います。


田分けですが、現在の農地については、敗戦による農地改革がすべてだと思っています。
タテマエは、封建的地主から小作人に対する不当な搾取から小作人を解放し、小作人に農地を所有させることで生活の安定を図るものだったと思います。
しかし、当時は想像していなかったのでしょうけれど、都市近郊の土地はその後、爆発的な価値を持ちました。当然売った所有者は、丸儲けだと思います。
これについて、元の地主の方は気の毒だったと思います。所有地を農地改革によって失った理由が農業の継続のためだったら、まだ理解できたでしょうけれど、たった30~40年後にはその土地を、それ以外のために売り払われたのはいかんともし難く、涙したのではないでしょうか?
また、日本に米の自給が可能となったのは昭和30年代だったと思いますが、これは農林省の予想よりも早かったと思います。そのために、休耕田を作るという凡そ農業の振興ではなく、農家の保護が政府の仕事のようになってしまった気がします。
これにも、農家の遺産相続がからみ、40年のあいだには一世帯当たりの農地は小さくなったでしょう。(あの頃は、戦後のベビーブームで子供が多く、当然相続人も増えました。)

今の日本は、休耕田や耕作放棄地が多く、全国分ですと滋賀県位の面積になると思います。
これを日本の資源として、オーランチキトリウムや生薬の生産地として活用する。また、これには就職難で困っている方や、この土地を活用した起業を考えている方が気合いを入れてくださると、日本の農業は、もう一歩前に進めることが出来ると思います。
2014/03/26(水) 13:11 | URL | ポッポ #-[ 編集]
国産生薬の取り組み
ねずさんは多方面にわたりよくご存知ですね。
ただ、、日本の漢方(変な言い方ですね)の処方の基本は、若干遺憾ながら「傷寒論」「金匱要略」などChinaの古典を基にしています。
この辺の古典が纏められた時代を遡れば、とてつもない数の人体実験が行われたものと想像されます。

漢方に使われる原料生薬の8割以上がChina産なのも事実そのとおりです。ただし、漢方大手のT社では、何処の誰が、いつ、どの肥料、農薬を用いて生産したかを追跡できるようにしているようです。また、使用可能な農薬を指定し、農業公司と契約しているそうです。当然、荷受時の検査は厳重です。ということで、冷凍餃子やうなぎのようなことは無いと思われます。

とはいえ、精神衛生上も国産原料の方がより安心だし、農家の高齢化など諸々の事情から国内農業が衰退しつつある現状から、T社を初め漢方のみならず新薬メーカーも含め、国内での生薬生産拡大の模索は、既に大分前から始まっています。高知県の或る村などは実績も上向いてきているようです。

政権が自民党に変わってから、各種対策がスピーディに行われるようになりましたが、その中に、厚生労働省と農林水産省などが取り組むプロジェクトがあり、日本の農業を活気付けること、医薬品原料の生薬栽培拡大を目指す動きがあります。かなり具体的な内容になっています。

外国に頼っている漢方原料生薬ですが、すぐにとは行かないけれど、国産の比率はこれからじりじりと上がっていくと考えます。

<参考> ↓
http://www.maff.go.jp/j/keikaku/ifukushokunou.html
2014/03/26(水) 13:10 | URL | 猫のひげ #U4LHYre2[ 編集]
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2014/03/26(水) 11:46 | | #[ 編集]
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漢方薬

ねずさんの ひとりごと 漢方薬
ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
静岡県出身。国史啓蒙家。倭塾塾長。日本の心をつたえる会代表。日本史検定講座講師&教務。
連絡先: nezu3344@gmail.com
著書
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』第1巻〜第3巻
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』
日々、先人たちへの感謝の心でブログを書き綴っています。それが自分にできる唯一のお国への、先人たちへの、そしていま自分が生かさせていただいていることへのご恩返しと思うからです。こうしてねずブロを続けることで、自分自身、日々勉強させていただいています。ありがたいことです。

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支店名 〇二九(店番029)
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口座番号 0083820
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基本的にご意見は尊重し、削除も最低限にとどめますが、コメントは互いに尊敬と互譲の心をもってお願いします。汚い言葉遣いや他の人を揶揄するようなコメント、並びに他人への誹謗中傷にあたるコメントは、削除しますのであしからず。
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コメントをくださる皆様へのお願い
いつもたくさんのコメントをいただき、ありがとうございます。
ほんとうに皆様のコメントが、とっても嬉しく、かつありがたく拝読させていただいています。

議論というものは、すくなくともこのブログのコメント欄が、国政や地方自治、あるいは組織内の意思決定の場でなく、自由な意見交換の場であるという趣旨からすると、互いに互譲の精神を持ち、相手を尊敬する姿勢、ならびに互いに学びあうという姿勢が肝要であると存じます。

私は、相手に対する尊敬の念を持たず、互譲の精神も、相手から学ぼうとする姿勢も持ち合わせない議論は、単なる空論でしかなく、簡単に言ってしまえば、単なる揶揄、いいがかりに他ならないものであると断じます。

ましてや、自分で質問を発したものについて、それぞれお忙しい皆様が、時間を割いて丁寧にご回答くださった者に対し、見下したような論調で応対するならば、それは他のコメントされる皆様、あるいは、それをお読みになる皆様にとって、非常に不愉快極まりないものとなります。

従いまして、謙譲・互譲・感謝、そして学ぶという姿勢のない連続投稿、粘着投稿に類する投稿をされた方については、以後のコメント書き込みを、管理人である私の判断で投稿の禁止措置をとらせていただきますので、あしからずご了承ください。
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