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日本は「たみ」が「おほみたから」とされる天皇のシラス(知らす、Shirasu)国です。


価格競争という愚

耳で聴く『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!』オーディオブック版こちら
ねず本の第三巻「日本はなぜ戦ったのか」が8月24日に発売になります。
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広島の土砂災害


広島で大規模な土砂災害が起きました。被災地の皆様に、心からのお見舞いを申し上げます。
地震や台風、竜巻、大雨、地滑り。こうした大規模自然災害は、考えてみれば、日本全国、いつどこで起きてもおかしくないのが日本列島です。

こうした自然災害は、なにもいまに始まったことではありません。
大昔から日本列島にあったことです。
だからこそ日本は、そうした万一に配慮した社会の仕組みを作ってきました。
そのひとつが談合制度です。

談合制度は、公共工事を業者が受託するに際して、業者間で話し合って次の受注を決めるという仕組みです。
これが政治や行政との癒着を生むから悪だと、いまどきは多くの日本人が思っています。
けれど、実は大きな間違いなのです。

そのことは、談合廃止後の日本を見ればわかります。
土木工事も建設工事もいまでは入札の価格競争になっていますから、値段を下げなければ工事の受注ができません。価格が下がるから、いくら工事をやっても儲からない。儲からないから業者が次々と倒産または廃業し、いまでは建設工事や土木工事への就業者自体が数が減ってしまいました。
その結果、いざというときに、工事を請け負うことができる人がいなくなってしまったのです。

平時はそれでも構いません。
しかし、大規模土砂災害や、東日本大震災にあるような大規模津波被害が起こっても、被災地復興をするための作業員すらも確保できなくなってしまっているのです。
だから、震災被災地も、いつまでたっても復興しない。

わかりやすいのは、終戦直後のことです。
日本中が焼け野原になりましたが、そのあと日本は、当時の日本は世界の最貧国といって良い状況だったにも関わらず、またたく間に復興を遂げ、昭和22年頃には、街の姿は大方、もとにもどってしまっていました。
昔は大型の重機なんてありません。全部人力です。
それでも、被災地は、またたく間に復興しました。
人がいたからです。

いまは、なるほど大型重機や建設機械も揃っているし、お金も当時とくらべればはるかにあります。
にもかかわらず、軍隊も解散していた終戦直後の頃の方が復興も早かった。
何もかも揃っているはずのいまの日本の方が、復興がまるで進まないのです。
人がいないのです。


作業員というのは、人が足らなければ、外国から賃金の安い労働力をひっぱってくれば良いという考え方は、植民地経営や人種差別主義の考え方です。
しかし、工事を行うのは、どこまでも人なのです。
日本は、もともとは質の高い職人さんたちという労働力に、談合制度によって利益を与え、常に余剰労働力を確保しているという社会の仕組みがあったのです。

そして、工事は、たとえばビル建設がそうですけれど、日本の企業は利益は守られていましたから、ではどこで競争するかといえば、技術力であったり、工事の完成度の高さが、競争の大きな要素となっていました。
全面ガラス張りのビルというのは、日本にも海外にもありますが、世界中、どこの国にいっても、そのビルのガラスに映る影は、ガラス一枚一枚が、あっちむいたりこっち向いたりしています。
ところが日本のビルは、まるで一枚のガラスのように、景色がきれいに移る。
工事が丁寧なのです。
その理由が、競争の要素が、価格ではなく、工事の出来、不出来にあったからです。
それだけ建設業者も、作業員も、監督も、みんな質が高かったのです。

ところが、談合制度の廃止によって、利益の確保ができなくなり、なんでもかんでも安かろう悪かろうでOKという時代になり、しっかりとした良い工事をしようとしていた古い考えの業者は、片端から倒産し、いまでは、会社の数も、作業員の数も、三分の一です。
そして会社にも作業要員数にも余裕がないし、工事をしても儲からないから、こうしていざというときに、作業員も集まらないし、結果として、復興作業も進まない。
あげく、外国人労働者を受け入れようか、などという議論まで起きている始末です。日本人の就職先がないのに、です。

どうしてこのようなことになったのでしょうか。
その理由が、談合の廃止にあります。

談合というのは、いまではその言葉を聞いただけで、まるで犯罪のように言われます。
自由な価格競争が大事なのであって、建設業者が相互の話し合いによって順番に工事を請け負うのは、いけないことだと、多くの人が思っています。
けれど本当にそうなのでしょうか。

価格競争に走った結果、建設業者は工事をしても儲からず、結果、生き残りのためには下請けに支払う金額を、とにかく削るということをしました。
結果、建設業従事者は、末端にいけばいくほど、利益がなく、働いても食えない。
働いても食えないのです。廃業するしかない。

また、酷暑や極寒の中、外にある作業現場で働いても、給料はコンビニのアルバイト店員以下にしかならない。オヤジの稼ぎよりも、高校生の娘のバイト収入の方が多いなどという笑えない状態が、談合廃止以降ずっと続いています。

では、談合があった時代はどうだったのでしょうか。
建設業者は、公共工事を請け負うとき、値段が高くてもいけないし、安くてもいけない。
常に請負い代金の2割の利益が、確実に保証されていました。

工事をすれば間違いなく儲かるのです。
ですから、すべての作業員たちの生活も保証され、もっというなら、いわゆるホワイトカラーと呼ばれる人たちよりも、建設現場で汗をかいて仕事をする人たちは、良い給料をもらっていました。

利益があって儲かるところには、人が集まります。
ですから結果として、実はここがいちばん大事なところなのですが、建設業界全体として、常に余剰人員を抱えていました。
そしてその余剰人員が、実は、自然災害のような大規模な事態が起こったときに、一挙に災害復興をする、非常時の要員となっていたのです。

ですから何かあれば、人が集まる。
そして公共工事は利益が保証されているから、安心して働ける。
大勢の人が集まって、大災害があっても、またたく間に災害復興ができてしまっていた。
それが、大昔から自然災害の多い、日本の一般的な姿だったのです。

雨は、1時間あたりの降雨量が、10mm以上20mm未満で「やや強い雨」です。
ザーザーと降る雨で、話し声がよく聞き取れない。

1時間あたりの降雨量が、20mm以上30mm未満が「どしゃ降り」です。
道ばたの側溝があふれ、車はワイパーを速くしても、前が見づらくなります。

1時間あたりの降雨量が、30mm以上50mm未満になると「激しい雨」です。
バケツをひっくり返したような雨です。道路は川のようになり、都市部では下水管があふれる。

1時間あたりの降雨量が、50mm以上80mm未満で「非常に激しい雨」です。
このレベルになると、雨は滝のようにゴーゴーと降り続き、車のワイパーはまったく役にたちません。
歩く人の傘はまったく役にたたず、マンホールからは水が噴出します。

ちなみに自動車のワイパーは、1時間の降雨量が50mmまでを想定して規格ができています。
河川の堤防や、下水施設も、1時間の降雨量が50mmまでを基準に構築されています。

ところが最近の雨は、1時間に100mmを超える雨なんてのがザラです。
今回土砂崩れのあった広島・安佐北区に降った雨は、20日午前1時半から3時間の降雨量が観測史上最大で243mmだそうです。
人間の作った規格など、まるで歯が立たないようなことが、現実に、日本全国いたるところで頻繁に起きているのです。

そういう、実は「何が起こるかわからない」という日本列島にあって、いざというときに困らないように、日頃から備えをすることは、実はとっても大事なことです。
けれども、実際に起きてしまったときに、その復興をしなければ日本列島は、戦時中の空襲でなく、こんどは自然の猛威によって瓦礫の山になってしまいます。
被災地は、片付けなければならないのです。復興しなければならないのです。

そしてそのために、日本は、平時においてちゃんと利益を確保し、いざというときへの備えをちゃんと確保する。それがあたりまえの社会制度になっていたのです。

日本神話によりますと、日本列島ができたとき、神様は「つくり、かため、なせ」とおっしゃられたそうです。
土地をつくり、かためなさい、というわけです。
そしてこの「つくり」に、昔の日本人は「修理」という字を充てました。
ですから「修理」と書いて、「つくる」と読みました。

つまり、「つくる」ということは、ただ作っただけではだめで、それを修繕しながら、使い続ける。
私たち日本人は、日本という土地から逃げることができないのです。
これが大陸ならば、土地を捨てて民族ごとどっかに行ってしまうということが頻繁に起こっていますが、日本人は、日本列島で生活しなければなりません。
何があっても、そこで、みんなで力をあわせて、創意工夫して、修繕しながら生きて行く。
日本人はそうやって時代を繋いできたのです。
植林も、実はそのひとつです。

そして修理するためには、「つくる」だけでなく、「修理」するための人がいります。
「修理」はお金にならないかもしれないけれど、そういうことを余裕をもってできるように、平時から備えておく。その備えのためにも、実は談合という相互の利益がきちんと守られるという社会的仕組みが、千年以上も前から日本には確立されていたのです。

なんでもかんでもアメリカ式が良いのではありません。
結果としてどうでしょうか。
談合を廃止して、価格競争による入札制度に切り替えて、建設労働者はいなくなる。いざという時の作業員もいなくなる。災害がおきても復興できない。
つまり、非常時への対応ができない。
そして災害がおきた非常時だけでなく、平時の工事においても、質の悪い手抜き工事が横行している。
土木工事も建設工事も、見えないところの工事が一番大事なのに、その肝心のみえないところの工事がどんどん手が抜かれる。
日本はいったい何をやってきたのでしょうか。

いま、国内にある高速道路や橋梁、あるいは公共施設などは、その多くが東京オリンピックのときに作られたものです。
もう50年以上経っています。
鉄筋コンクリートでできた施設は、耐用年数が50年です。
どこもガタがきています。
修繕しなければ、いつ橋が落ち、崖が崩れ、建物が崩落するかわからない状況になっています。
しかも自然災害の猛威は、これまでの日本の気象統計では、想像もつかないような規模になってきています。

そういう社会的な大きな事態が起きているとき、あいかわらず「談合はよくない」で、日本はとおるのでしょうか。

なんでもかんでも古いものが良いとは思いません。
しかし、現実を直視し、古今のさまざまな工夫に素直な心で学び、新たな時代の建設に向けて叡智を集め、みんなが力を合わせて、安全安心な未来をつくる。
それは、人として、国家として、あたりまえのことなのだと思います。

日本はいま、戦後壊した様々なものについて、もういちど原点に返って見直しを図るべきときにきている。
私はそのように思います。




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コメント
「「談合」は悪なのか」
まったくその通り。いまだに公共事業を悪呼ばわりしている左翼と左翼かぶれの連中に、災害が起きた時に誰が助けてくれるのか分かっているのか!と言いたい。土建屋と自衛隊がいなかったらどうするんだ。消防や警察は重機も持っていないんだよ。
バブル崩壊の前後20年間を建設業界に身を置いていた自分としては、公共事業を悪呼ばわりしている人たちに無性に腹が立ちます。また、それを真に受けて公共事業費を削減し続けてきた政治家にも同じです。日本には日本の歴史とそれに基づいた文化と伝統があります。建設業界も同様です。みなさんぜひ下記のURLをご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=Q_I5fQJOwbA&list=UUlvjXNqy-EY9P_tlY3gozlA
2014/08/25(月) 20:52 | URL | いなかのおじさん #-[ 編集]
No title
談合と言うのは悪い事だと思っていました。正に目から鱗でした。日本人の技術力本当に世界に誇れるものだと思っております。
2014/08/25(月) 13:30 | URL | 無知 #joT6HgGA[ 編集]
価格破壊が一番顕著なのは、食品ではないでしょうか。大手スーパーでは、もはや『エサ』と呼んだ方が相応しい『製品』が増えています。本来の「命をつなぐありがたいもの」という意識の薄れが根本原因だと思うのですが、誰も気づかないのでしょうか。
現在、何度目かの「中国製品バッシング」が起きていますが、これは一側面に過ぎません。危機感は、食品中の添加物・保存料などの工業品に向けるべきだし、信頼できる生産者や供給者を消費者自らが育てる事も重要です。ここ何年か、「老舗」の年間1,000件単位での倒産が続いています。時代の変化による淘汰も多いのでしょうが、先人が信用で育ててきた『ブランド』を不肖の末裔が失わせているのであれば大変悲しい事だと思います。
2014/08/25(月) 13:00 | URL | 渡辺 #-[ 編集]
No title
いつも拝読させていただいています熱心な読者です。
わたしは広島出身の建設関係の仕事をしている物なので、今回のブログに対して少しコメントさせていただきます。
広島の災害については、被災された方々に改めてお見舞い申し上げます。
私の関係者には幸いにも被災者がいなかったのですが、良く知っている場所なので、もう少し早めに防災関係の手が打てなかったのか複雑な腹立たしい気持ちでいっぱいです。
建設業に関しては、ねずさんがおっしゃる通りの現状です。激しい価格競争の結果、廃業する人達ばかりで人員確保が今の自分の仕事と言ってもいいくらいです。公共工事は少しずつ回復傾向にあるものの、人の回復はまだまだです。一旦辞めた者が直ぐに戻ってくるのは難しいのでしょう。
コメント欄に、ある商店主が自由競争の社会なんだから今の状況が当たり前では?との書き込みがありました。ねずさんも書かれていましたが、
昔は利益率が2割あったということですが、それ 違いますよ‼︎昔からそんなことはありません。よほど条件の良い工事じゃないとそこまではいっていませんでした。それに建設業の営業利益はどの位かごぞんじですか?他の産業や業種の人達が聞くと、ビックリするくらい低いですよ。昔から建設業には経済の歯車のひとつであるとの認識があったので「自分たちだけ」という考えが無かったからお金は回していたんだとと思います。かと言ってどこかの先生に紙袋を持って行くこともほとんどありませんでした。要するに経済が活性化するシステムの最先端にいたと言っても過言ではありません。
それが一変、厳しい価格競争の真っ只中に落とされてしまいました。建設業は世間の敵、邪魔者扱いされたのです。赤字覚悟、社員の人件費だけでも‥‥という状況が続いたのです。廃業して当然ですよね。
公共工事を徹底的に減らしたのだから、神様が怒って当然ですよね。
建設業者の中には確かに粗悪な者もいます。確かな技術と品質が確保出来る誠実な業者が生き残れる世の中になり、必要な公共工事は継続される正常な世の中に戻ってくれることを望みます。
2014/08/25(月) 11:00 | URL | 倉田淳 #TXlaKd2g[ 編集]
No title
医療業界でも、過当なコスト削減競争が深刻化しています。談合規制、独禁法強化の結果、当時の安倍内閣の松岡大臣が自殺へ追い込まれましたが、2007年前後に引き締めが厳しくなり、与党自民党の坐も揺らぎました。

当時、医療現場に外国人など問題外でしたが、談合禁止の風潮が蔓延した結果、コストカット偏重が起き、深刻な人手不足にも関わらずなり手が減って、10年も待たずに移民労働力受け入れ先として話題に上るようになっています。

恐ろしい事に、国民の生命を預かる場所にさえ、低賃金労働力確保のため、自国以外に頼るべしと議論されるような時代へと変貌しました。いや、国民の感覚が徐々にマヒさせられているのでしょう。

義務教育など教育現場でも、需要の高い業種に関する知識を養う授業が実施されれば、ここまで深刻な需要と供給のミスマッチが起る事もないはずです。こうした低価格雇用競争の風潮が、少子化に拍車をかけている事にも危機感を募らせています。

土木建築業での質の低下に関しては、今後、関東大震災級の災害が起きた時、首都や各地方都市の機能がどうなってしまうのかを憂慮しています。その時機を狙うような勢力に対しても、真剣に備えなければならないでしょう。
2014/08/25(月) 01:50 | URL | 国栖 #-[ 編集]
誰も教えてくれない、経済原則
誰でも不況は嫌です、景気がいい方が嬉しいに決まってます。

景気が良いとは、売上が好調なことです、つまりGDPが毎年プラス成長することです。

所が、すべての企業が一斉に経費削減、原価削減努力をすると、すべての企業の売上が下がります。従業員の給料も下がり、消費が冷え込みます。これが、日経新聞がその紙面で推奨している経営改革、スリム化、アウトソーシング、競争力強化の正体です。誤った方法で社会が動いているので、いつ迄たっても経済が回復しないのです。

つまり、コストダウンしてはダメなのです、逆に、一斉に無駄遣いをして、経費をたくさん使い、もったいないと言わず、どんどん捨てて買い換えればいいのです。そうすれば、すべての会社の売り上げが上がり、景気がよくなります。

節約は不況、無駄遣いは好景気、これが経済です。
2014/08/24(日) 20:09 | URL | #-[ 編集]
No title
広島で土砂災害にあわれた皆様方にお見舞い申し上げます。また不幸にもお亡くなりになられた方々に衷心より哀悼を捧げます。

これは人災です。土地の開発業者、販売業者、許認可の自治体のなせる人災です。何故真砂土と分かっている所をそのまま開発させ販売させたのか・・・ そこに住む人々にもなんらかの責任があるような報道も見受けられますが、とんでもない。先の三者の責任ですよ。住んでいる方々に責任は無いと思います。騙す方が悪いか、騙される方が悪いかということと同じです。

談合についてはよく分かりませんが、仕事上年に何度かコンペに参加します。コンペを勝ち抜けた時は嬉しいんですが、実際はやり繰りにすごく苦労します。何せ利益が出しにくいので儲けようと思っては参加出来ません。また負けた時にどういう結果になっているか確認しに行きますが、やはりなと思う結果になっています。いい仕事をしたいのにそれが出来ない、出来にくい、職人としては本当に歯がゆい思いをしています。お客様から信頼していただき、君んとこに任せると言っていただける環境作りを必死になってやってますが、規模が大きくなればなるほどコンペとなります。信頼関係だけでは仕事になりません。それが現状です。それは本当に辛い事です。
2014/08/24(日) 10:24 | URL | heguri #aYDccP8M[ 編集]
No title
初めて投稿させて戴きます。
私の父はある小さな工務店に勤めて居りました。その工務店は当該の自治体の
指名業者の一つで、父は入札から工事の施工監督までいたしておりました。
かなり前になりますが、TVや新聞で談合問題がクローズアップされた時に、
父は談合は必要であると言っておりました。その頃の私はメディアが報じる事を
真に受ける所謂ナイーブな少年でしたから、父の言う事が理解できませんでした。公共事業は安かろう悪かろうでは困るのです。談合は知恵です。談合の悪い
処を問題にするのであれば、その悪い部分を改善すれば良いのです。
同じような事を挙げれば、独禁法の運用も適正に行われるべきだと思います。
要は国民の利益に資する事です。角を矯めて牛を頃すことが有ってはいけません。
2014/08/24(日) 05:58 | URL | 通りすがりの日本人 #-[ 編集]
良く似た構図
久しぶりにコメントいたします。
まずは今回の広島土砂災害にあわれた方々へお見舞い、
亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

さて、ねずさんの仰る様に、元々日本にあった談合という一種の制度について
私もこれってそんなに悪いことなのかなーと常々思っていました。
というのも、私は家電の販売業に長年携わっているのですが、
この業界も、ご存知の超大型家電販売店の全国展開で同業他社を価格で圧倒し
利益度返しの価格破壊(←ちょっと古い表現ですが)を連発し
それぞれが自社生き残りの為の血で血を洗う死闘を繰り広げております。
消費者は価格が安いのは大歓迎なのでしょうが、肝心のお店の中の
店員と来たら、全く電気の勉強もしたことがない素人に毛が生えた程度の
者が殆どです。
結果的に初歩的な商品のアドバイス以上のことは何一つ出来ません。
本来、専門職であるはずの電気屋さんが姿を消しつつあるのです。
これって今の建設、土木の世界と酷似しているような気がしてならないのですが。


2014/08/24(日) 01:16 | URL | sirius501 #-[ 編集]
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2014/08/23(土) 23:24 | | #[ 編集]
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2014/08/23(土) 23:04 | | #[ 編集]
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2014/08/23(土) 22:03 | | #[ 編集]
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2014/08/23(土) 21:07 | | #[ 編集]
軍隊の予備役と同じようなものでしょうか?
相手が敵軍ではなく自然災害というだけで。
2014/08/23(土) 19:43 | URL | #-[ 編集]
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2014/08/23(土) 18:52 | | #[ 編集]
No title
初めまして。こんにちは。
私は建設業界の話はよくわかりませんが、土地の価格のつけ方の基準をそろそろ変更する時期が来ていると思います。都市中心部の価格がべらぼうに高くなり空洞化が懸念され、郊外に安い土地を求め、災害に遭うような地が住宅街になり、防災に100億200億という金額がつぎ込まれるのでは 本末転倒なような気がしてなりません。不動産業者に新たなる基準作りをお願いしたいです。
津波にしろ 河川の氾濫にしろ 土砂崩れにしろ 活断層にしろ
災害に遭いにくい土地 というものがあるはずです。そこに税金を投入して長く安心して暮らせるように 変わっていくようにしてほしい。災害が多い所に防災は無駄使いにしかなりません。どんなに大枚つぎ込んでも自然には逆らえません。地の流れを読み解くことこそ知ある者のするべきことと感じました。
災害に遭われた方々にご冥福とお見舞いを申し上げます。
ありがとうございます。失礼いたします。
2014/08/23(土) 18:43 | URL | イルボン速報@名無しさん #-[ 編集]
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2014/08/23(土) 18:08 | | #[ 編集]
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2014/08/23(土) 14:36 | | #[ 編集]
談合は絶対に悪ではない
日本の産業が、談合禁止で、公平な市場原理により安定的成長すると考えるのならとんでもない間違いで、談合により現場で作業する職人も生活の安心、安定感を長期的に維持できるが、談合禁止による入札では落札する為に、中小零細業者は落札価格を赤字覚悟で仕事を取らなくてはならなくなっているのが現実で、公共事業では仕事をしても儲けが全くなくても従業員を調整休にさせないようにと赤字にでも入札で仕事を取っているようです。談合が悪だと大方の日本人が考えているような空気がありますが、真冬の凍てつく外作業、炎天下での熱中症の危険に曝された3K現場で働く職人の安定的生活を維持する為には、談合禁止が足枷になっていて職人の減少の原因だと私は考えています。
談合禁止の取締りが殊に強化されたのは、アメリカが自国のゼネコンの日本国内参入の為に容易にできるように、日本に対して圧力をかけて政府が受け入れた結果だと思います。談合が悪で世界標準の考えだと洗脳された政府や、省庁役人が真剣に日本の国益を考えるならば談合禁止を再考する必要があると思います。談合発覚で摘発されないように、決定されたルールを真面目に遵守する日本企業は日本人らしいですが、企業として反対意見を述べにくい風土が蔓延しています。ねずさんが談合肯定派でそのように考えいる事に感激しました。
2014/08/23(土) 13:48 | URL | ひげ親父 #-[ 編集]
談合
以前から、談合を犯罪とするのはなんか納得できないと思っていました。暴利をむさぼらず、談合に関わる会社以外を排除しないのであれば、談合制度があってもいいでしょう。
2014/08/23(土) 12:59 | URL | マサトリ #-[ 編集]
No title
実家で家の塗装を業者に頼んだ時のことを思い出しました。自分が部屋にいるのに気付かずに二人の若い職人が「あんま早く仕事終わらせると金にならんから手を休めろって親方がいってたぜ。」「まじで?じゃあゆっくりで。」
クソだと思いました。談合がないためにこうなってるんでしょうか。
 まさに今が再び修理かためなせですね。ちょうど伊勢と出雲が作り直しを同時に2013年に行ったように。

今年10月の高円宮典子さま結婚式は、まさに伊勢と出雲の融合。日本の神々の力のつくりかためによって、日本が戦後レジームから甦る(黄泉帰る)ことを期待します。
2014/08/23(土) 12:42 | URL | 鬼っ子 #-[ 編集]
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2014/08/23(土) 11:36 | | #[ 編集]
以前勤めていた会社で談合に関わった事があります。
とある災害復旧工事を三社で分業するというものでしたが、一般にイメージされているような業者都合で利を貪るようなものではありません。
一般受けの工事より単価は低く品質管理は厳しいというものでした。
儲かる仕事ではありませんでしたがそれなりに正当な利益は確保でき会社の安定経営には役立っていました。
仕事を分け合い、まっとうな仕事をして正当な利益を頂き従業員が人並みの生活できた。それだけの話です。

逆に先日、一般競争入札に関わりましたが酷いものです。文字通り叩き合いで入札の度に単価が下がります。今では正当な価格の半分以下になりました。落札した会社も、何か問題が一つ発生すれば赤字になるはずです。
2014/08/23(土) 10:49 | URL | hirocbrs #/.OuxNPQ[ 編集]
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このコメントは管理者の承認待ちです
2014/08/23(土) 10:23 | | #[ 編集]
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このコメントは管理者の承認待ちです
2014/08/23(土) 10:20 | | #[ 編集]
No title
土木作業員というと「汚い・キツイ・格好悪い」と言われ
なりたくない職業の常に上位です。
農業・漁業・林業も同じです。

低学歴でもなれるから素行の悪い人が集まりやすい
と思われがちですが、あながち偏見とも言い切れない。
私自身が若いころはそうだったので実体験としてそう思います。

談合の良し悪しは私には判りませんが
イメージアップと収入アップによって若い労働力を
確保して欲しいですね。

ちなみに私は自営で飲食店を営んでおります
なんの保証もありません。価格だけではなく品質でも日々競争です。原油高や原材料価格の高騰は死活問題です。
でもそれが当たり前だと思います。公務員じゃありませんから。

土木業や建設業や製造業が国からなんらかの支援をしてもらえるならいっそ公務員でいいじゃないかと私は思います。
2014/08/23(土) 10:11 | URL | コージ #-[ 編集]
よくぞ言ってくれました
談合=話し合って業界のバランスを保つ、ということで良いことなのに。田中角栄以来ゼネコンが選挙前に議員さんのところにデパートの紙袋に札束を持ってくるイメージが植え付けられています。
選挙制度も変わって、そんなはずはないのに。イメージを植え付けたのは反日勢力の工作だと睨んでいますが。
ともかく土木建築は高度な技術産業で国民の安全保障なのです。外で汗にまみれているからと言って単純労働ではなく、日本語のわからない単純労働者では使い物にならないのです。
安全保障に価格競争はふさわしくありません。
2014/08/23(土) 09:40 | URL | ネコ太郎 #-[ 編集]
今日もよろしくお願いいたしますm(_ _)m
ねずさん、皆様
おはようございます(^-^)/

小坪議員のブログの応援クリックを、本日もよろしくお願いいたします。

http://samurai20.jp/



価格競争を良しとした政策のために、談合が悪いこととされたため復興が停滞してしまうということが、今日のお話でよくわかりました。

それと、先日ありました

http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2339.html?sp

このお話を、大雨被害で思い出してしまいました。

日本は、山神さま、白蛇さまを、お祭りして山の鉄砲水、土砂崩れから守護していただいておりました。

今回の山の土砂の流れた後は
白い蛇の通った跡のように見えました。

昔の人は、深い反省と鎮魂をしてきたということを、もう一度振り返ることをシラスことの大切さを感じました。

2014/08/23(土) 09:20 | URL | ラベンダー #MMIYU.WA[ 編集]
まったくその通りです。
談合は必要悪なんです。
2014/08/23(土) 08:03 | URL | よっち #-[ 編集]
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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
静岡県出身。国史啓蒙家。倭塾塾長。日本の心をつたえる会代表。日本史検定講座講師&教務。
連絡先: nezu3344@gmail.com
著書
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』第1巻〜第3巻
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』
日々、先人たちへの感謝の心でブログを書き綴っています。それが自分にできる唯一のお国への、先人たちへの、そしていま自分が生かさせていただいていることへのご恩返しと思うからです。こうしてねずブロを続けることで、自分自身、日々勉強させていただいています。ありがたいことです。

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口座名義 小名木善行
【問い合わせ先】
お問い合わせはメールでお願いします。
nezu3344@gmail.com

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最短で3週間程度の余裕をもって、以下のアドレスからメールでお申し込みください。テーマは、ご自由に設定いただいて結構です。講演時間は90分が基準ですが、会場のご都合に合わせます。
E-mail nezu3344@gmail.com

過去の講演テーマです。
君が代と日本人
大国主神話とシラス国
和歌と日本の誇り
歴史から見た慰安婦問題
領土と主権のお話
和と結いの国、日本
日本人にとっての戦いとは
武士道と忠義
日本人と食のお話
建国の理念と日本の文化
世界に誇る縄文文化
百人一首と日本人 etc....
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台灣民政府
台湾民政府
サンフランシスコ講和条約で、日本は台湾に関して処分権は連合国に提供しましたが、領土の割譲は行っていません。条約以降、連合国も日本も台湾の処分先を決めていません。つまり台湾はいまも日本であり、台湾にいる1500万人の戦前からいる台湾人は、日本国籍を有する日本人です。私は台湾民政府を支持します。
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江戸の自治制


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コメントをくださる皆様へ
基本的にご意見は尊重し、削除も最低限にとどめますが、コメントは互いに尊敬と互譲の心をもってお願いします。汚い言葉遣いや他の人を揶揄するようなコメント、並びに他人への誹謗中傷にあたるコメントは、削除しますのであしからず。
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コメントをくださる皆様へのお願い
いつもたくさんのコメントをいただき、ありがとうございます。
ほんとうに皆様のコメントが、とっても嬉しく、かつありがたく拝読させていただいています。

議論というものは、すくなくともこのブログのコメント欄が、国政や地方自治、あるいは組織内の意思決定の場でなく、自由な意見交換の場であるという趣旨からすると、互いに互譲の精神を持ち、相手を尊敬する姿勢、ならびに互いに学びあうという姿勢が肝要であると存じます。

私は、相手に対する尊敬の念を持たず、互譲の精神も、相手から学ぼうとする姿勢も持ち合わせない議論は、単なる空論でしかなく、簡単に言ってしまえば、単なる揶揄、いいがかりに他ならないものであると断じます。

ましてや、自分で質問を発したものについて、それぞれお忙しい皆様が、時間を割いて丁寧にご回答くださった者に対し、見下したような論調で応対するならば、それは他のコメントされる皆様、あるいは、それをお読みになる皆様にとって、非常に不愉快極まりないものとなります。

従いまして、謙譲・互譲・感謝、そして学ぶという姿勢のない連続投稿、粘着投稿に類する投稿をされた方については、以後のコメント書き込みを、管理人である私の判断で投稿の禁止措置をとらせていただきますので、あしからずご了承ください。
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