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日本は「たみ」が「おほみたから」とされる天皇のシラス(知らす、Shirasu)国です。


米百俵と教育

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小林虎三郎


米百俵(こめひゃっぴょう)といえば、2001年の流行語として覚えておいでの方も多いのではと思います。
当時、小泉内閣発足時の総理の国会所信表明演説で、この言葉を引用して有名になりました。
もともとは幕末から明治初期にかけて活躍した越後・長岡藩(いまの新潟県長岡市東部)で大参事を務めた小林虎三郎(1828-1877)にまつわる故事から引用された言葉です。

越後・長岡藩藩主の牧野氏は、三河国でもともとは今川家の家臣でしたが、今川家が滅び、後に徳川家康の家臣となりました。
豪勇を持って知られ、徳川十七将に数えられた名門の家柄です。

この牧野氏が当時知行していた牛久保は、戦国時、常に今川、武田、織田、松平からの脅威に晒されていたところで、ここから家訓として「常在戦場」の四字が生まれています。
これは「常に戦場にあるの心を持って生きる」という意味です。
ちなみに山本五十六大将も、この「常在戦場」を座右の銘としていました。



米百俵の逸話に出てくる小林虎三郎も、「常在戦場」を座右の銘にしていました。
小林虎三郎は、幼いころ天然痘を患い、その後遺症が左顔面に残る人でした。
けれど一生懸命に努力して、長岡藩校で若くして助教を務めるほどの俊才となり、長じて佐久間象山の門下生になります。

佐久間象山は、多数の弟子を獲った人ですが、特に吉田松陰と、小林虎三郎を可愛がり「義卿(松陰)の胆略、炳文(虎三郎)の学識、稀世の才」と褒め称えました。
ちなみにこの頃、黒船が来航するのですが、このとき幕府の老中であった長岡藩主の牧野忠雅に横浜開港を建言したのが小林虎三郎です。

このことが原因で小林虎三郎は帰国謹慎を申しつかるのですが、結果として虎三郎のこの案は幕府の採用するところとなり、何もない砂浜だった横浜に、わずか三ヶ月という、おどろくべき短期間で建設されたのが、横浜の町並みで、これがいまの「横浜市」に至っています。
都内から横浜にクルマで行く時には、横浜ベイブリッジを通りますが、あの美しい橋も、もとをタドせば小林虎三郎の建議があったからこそのものであるわけです。

戊辰戦争のとき、小林虎三郎は、やってくる官軍に対し、幕府の正当性をしっかりと訴えながら、なおかつ戦わないという独自の非戦論を唱えました。
けれど藩内の意見は河井継之助の奥羽越列藩同盟による会戦論となります。
長岡藩は勇敢に戦うのですが、結果は敗北。
そのため、14万2700石あった藩の俸禄は、わずか6分の1の2万4000石に減じられてしまいます。

減封になったからといって、藩士たちの食べ物が6分の1で済むようになるわけではなく、藩士たちはたいへんな貧窮のどん底に追いやられてしまいます。
残念なことですが、一部の足軽などの下級藩士が、妻子に食べさせる食べるものを得るために商家に盗人に入ろうとして、護衛の浪人者に斬り殺されるという事件などもあったそうです。

あまりの藩内の貧窮ぶりに、藩主の親戚の三根山藩の牧野氏がみかねて、長岡藩に米を百俵送ってくれることになりました。
飢えに苦しむ藩士たちからしてみれば、ひさびさに米にありつけるありがたいことです。

けれど、百俵の米というのは、藩士とその家族の数で頭割りしたら、ひとりあたり、わずか2合程度にしかなりません。

そこで当時、藩の大参事となっていた小林虎三郎は、その百俵を元手に、藩に学校を造ろうと提案しました。
「皆、腹は減っている。
しかし百俵の米をいま、ただ食べてしまったら、それだけのもので終わる。
こうした苦しい状況に藩が追いやられたのも、もとをたどせば、官軍と自藩の戦力の違いを見誤り、ただ感情に走ったことにある。
結果、多くの命が失われ、生き残った者も、このように苦しい生活を余儀なくされている。
それもこれも、教育がしっかりしていれば、時勢を見誤ることなく、危機を乗り越えることができたはずである。
そういうことのできる人材が育っていなかったために、藩がこのような窮乏に立たされているのなら、二度と同じことが起こらないよう、しっかりとした人材を育てるべきである。
そのためにこそ、この百俵の米は使うべきである」

けれど、誰もが腹を減らしているのです。
藩士だけなら我慢もしましょう。
妻子が目の前で腹を減らしているのに、どうして、目の前にあるせっかくの米を「要らぬ」ということができましょうか。

藩士たちの言い分と、小林虎三郎の意見は真っ向から対立しました。
膝詰め談判となったとき、小林虎三郎の目の前には、藩士の刀が突き立てられたそうです。

このとき虎三郎は、静かに「常在戦場」の額を示したそうです。
「長岡藩の家訓は「常在戦場」にある。
戦場にあれば、腹が減っても勝つためには、たとえ餓死してでも我慢をしなければならぬ。
貴公らは、その家訓を忘れたか。」

「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる」

そして、米は売却され、その資金によって藩内に学校が建てられました。
この学校には、士族だけでなく、一般の庶民の入学も許可されました。
藩士たちが納得して虎三郎に協力してくれたから、これが実現したのです。
藩士たちも、その家族も偉いです。

そして明治政府によって学制が敷かれたとき、この学校は現在の長岡市立阪之上小学校、新潟県立長岡高等学校となって、現在に至っています。

本当に苦しいときに、道義や道徳観を失い非行に走るか、あるいは辛いからといって逃げ出すか。
知恵は、常に今を生き、未来を切り開くためにあります。
知恵の源は、教育です。

教育から徳義を取り上げ、ただの丸暗記や受験勉強のためだけのテクニックにすり替えたものは、本来の教育の名に値しません。
教育は米百俵の「人をつくるもの」だからです。

小林虎三郎は、
「こうした苦しい状況に藩が追いやられたのも、もとをたどせば、官軍と自藩の戦力の違いを見誤り、ただ感情に走ったことにある」と厳しく指摘しました。
要するに、冷静に時勢を見極めて、藩が二度と決して戦乱に巻き込まれることがないようにしていく。
そのためにこそ、米百俵は、使うべきであると、自らも、藩の武士たちも、みんなが飢えている中で主張し、これを鉄の意志で実現しました。

実は小林虎三郎は、藩の大参事に就任した頃に、妻に離婚してくれと申し入れています。
収入が減って厳しくなっている藩政に責任を持つというときに、妻に迷惑をかけたくなかったからのことです。
妻は離婚し、実家に帰りました。
けれど妻は、その後も小林虎三郎を気遣って、毎日のように虎三郎のもとを訪れて内助の功を尽くしていました。

そんな中で、虎三郎の米百俵を学校建設に、という話が持ち上がるわけです。
藩論は、猛反対です。
当然のことです。みんな飢えに苦しんでいたからです。

このとき、妻はなんとかして夫の主張を、藩の武士たちに納得してもらおうと、藩士の女性たちに集まってもらい、妻たちから夫を説得してくれるように、夫の虎三郎に内緒で行動を起こしています。
結果は、「とんでもない」と、追い返されるというものでした。
そしてその帰り道、虎三郎の妻は下手人不明で、路上で斬殺されています。

いま腹が減っている原因は何なのか。
それは、戦いに敗れたということが原因なのではありません。
先を読んだ外交によって、戦いを未然に回避して、皆が飢えることがないようにしていくことができなかったことが原因です。

このことは、よくよく考えてみれば、大東亜戦争と戦後の日本に、そのままあてはめることができます。
大東亜戦争で、日本人は実によく戦いました。
それは世界史上に燦然と輝く、まさに至高の皇軍の戦いであったというこもできようかと思います。
日本軍は、まさに天使の軍であったし、その天使の血が流れることで、世界中から植民地がなくなっています。

けれど、その大東亜戦争の戦いが、あそこまで苦しいものになったのは、日米が戦争になったためであることは、異論がないと思います。
そして、その開戦が、実は外交によって事前に十分避けることができたはずのものであったこと、また、戦いがあそこまで凄惨なものとなり、原爆まで投下されるという、とんでもない事態にまで至ってしまった背景には、真珠湾攻撃が「騙し討である」とされるに至った日本外交の失敗があることは確実です。(詳細は拙ブログ「外務省の間違い」参照

私は、二度と日本は、戦争を繰り返してはならないと思います。
みなさまも同じだと思います。
おそらくいまどきの日本人で、戦争をしたいと思っているような人など、皆無なのではないかとさえ思います。

日米開戦の頃の米国民も同じでした。
日米戦争では、米軍にも多くの死傷者を出していますが、日米開戦当時、日米開戦を望む米国民など、大統領府の一部を除いては、誰もいなかったのです。
それでも戦争は起りました。
なぜなら戦争は、相手があるから起きるものだからです。

そうであれば、戦争を回避し続けていくためには、何よりも外交力の強化、戦争を起こさない、戦争に巻き込まれないための国をあげた努力が必要です。
そしてそのためには、日本人自身に、単に戦争を望まないというだけではなく、戦争を回避できるだけの知識と情報発信力、外交力が何よりも必要です。
要するに、戦争を回避し、二度と日本が戦争に巻き込まれないための叡智が必要です。

「戦争はしません」という空手形や念仏だけでは、戦争を避ける事ができないことは、現に私達日本人が実際に経験してきていることです。
長岡藩と同じです。
避ける事ができた戦争を、避けようとせず、戦争をすることになり、結果、日本中が焼け野原となり、戦後70年経って、物質的経済的には復興を遂げたけれど、精神性という面では、日本は戦国時代さながらに、価値観も、気高い精神性も失われたままの状態にあります。

戦後の復興を果たしたのは、戦前戦中の高いレベルの教育を受けた社会のリーダーが、日本全国のあらゆるところで、真剣に働いてきてくれたことが原因です。
トヨタもソニーも松下も、その延長線上に存在し、成功した企業であるといえます。

けれど、そうした社会のリーダーたちが高齢化したいま、では、次代を担い、戦争を回避し、日本を再生し、日本文化を再生していく国想う世代が、日本社会の隅々にまでちゃんと育っているのかといえば、それは疑問です。
今の日本なら、ただ外国に蹂躙されるままになるか、時勢に流されて他国の戦争に易々として参戦するようになるか、ただただ戦争反対9条厳守とお題目を唱えるだけかくらいしか選択がありません。

自ら主体的に戦争を回避し、争いに終止符を打ち、他国の戦争に巻き込まれないための国作りをしていく、米百俵を実現しようとする動きが、どうして日本の世論にならないか。
いまの日本には、米をよこせと言うか、虎三郎の妻を闇討ちするか程度の人材しかいないというのでは困るのです。
だからこそ教育があります。

昔、サラリーマン時代、私がいた会社は本社があって、全国に175の支店・営業所がありました。
お恥ずかしい話ですが、本社の人の中には、自分たちがある種の特権階級のように勘違いしている人がいて、現場の人を「馬鹿ばかり」といって見下す者も、中にはいました。
一方、支店は、本社が馬鹿だからと、そういう本社をどこかで見放しているような節もありました。

そんな対立では、まったく何の解決もしないのです。
本社の最大の役割は、支店の人たちが最小の努力で最大の成果をあげることができるようにしていくこと。
それによって、会社が成長し、かつ社員全員が、豊かな暮らしができるようにしていくことにあるはずです。

対立ではなく、力を合わせて(繰り返しますが)最小の努力で最大の成果を得られるように努力し続ける。
国も同じだと思うのです。
いま、貧しいとされている国でも、お金持ちとされている国でも、世界中どこでも、誰もが豊かに暮らしたいと願っているわけです。
ところが国のカタチの違いによって、貧国は貧国のままだし、お金持ちの国はお金持ちです。

どこまで行っても貧乏な会社もあれば、どんどん成長する会社もある。
どこまで行っても貧乏な国もあれば、どんどん成長する国もある。
その違いはどこにあるかといえば、やはり「人」だと思うのです。

とりわけ資源のない日本においては、「人」が資源です。
そのために人材を育てる。
それが日本の教育であるはずです。

ところがその教育が、単に「お受験」のためだけのテクニックを磨くだけの教育になる。
道徳が失われ、徳育教育がまるでなされない。
護るべき日本への愛を育てない。
これでは学校は、教育をするところではなく、ただの託児所であり、人としての道徳心を失わせる洗脳の場でしかありません。

古来、人々から教育を奪うのは、ウシハク支配者が専制を敷きたいという陰謀からです。
なぜなら専制にとって、被支配層が高いレベルの学問を収めていたら迷惑だからです。
黙って言うことだけ聞いてくれるロボットにしてしまう。
あるいは歪んだ歴史を教えこんで、歪んだカルト人間を国家規模でつくる。

「いいじゃないか。しあわせならば」というけれど、早い話が、日本人が贅沢な暮らしをして寿命が伸びた分、日本は世界中から食料を輸入していますから、どこかの国が飢えているのです。
ほんとうの意味で、みんなが幸せになれる道を考え、実現していくためには、ほんとうの意味でのしっかりした教育を受けた、しっかりした人材に、育ってもらわなければならないのです。

米百俵の長岡藩の逸話は、日本の国政だけでなく、日本の企業や、日本の学校や家庭についても、大きな反省を求める逸話であろうと思います。

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映画「米百俵」小林虎三郎の天命




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コメント
No title
AJERを拝見し、ここに記します。 大変な傑物がいらしたのですね。涙が出ます。いつか古き良き日本が取り戻されます様に。
2015/05/26(火) 11:15 | URL | 皇国臣民 #-[ 編集]
牛久保…牧野…
牛久保に牧野とは、かつての勤務先にあった地名と名前です。
そんな歴史を持っていた人だとは…知らないとは恐ろしいですね。(笑)

米百俵の意味がやっとわかりました。(←おい)
最近に似たお話で、「魚を捕って与えるより魚を捕る方法を与えよ」を思い出しました。

教育とはとてもとても大切なものですね。
空腹に耐え目の前の米を手放す気持ち、現代の私達がどれほど共感できるのでしょう…。

間違った教育を長年放置してきた我が日本国、立ち直れるのでしょうか…。
2015/03/31(火) 20:45 | URL | 愛知のおばさん #-[ 編集]
No title
ああ、悲しいですね。

今思えば、薩長であれ、奥州列藩であれ、皆、心に「日の丸」(日本)を背負って戦った。

第二次世界大戦では、日本民族は一致団結して白人至上主義による世界支配の打破のため、「日の丸」を背負って戦った……。

「日の丸」を背負って命を落とされた古今の英霊たちは、魂までも外国に売り渡す売国奴がはびこる現代の日本を見て何を思うのでしょうか。

2015/03/31(火) 00:59 | URL | 楠木 #-[ 編集]
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
2015/03/29(日) 07:03 | | #[ 編集]
No title
こんにちは。
敢えて申し上げます。戦争をしない方向で考えるのは勿論ですが、日本を仮想
敵国とし、日本国内でテロ戦、情報戦争、金融戦争をしかけてくる相手に対し
ては、断固として軍事的対応も辞さないという覚悟がなくてはいけないのだと
思っています。アサヒ新聞の投書欄に、自分はあやめられてもいいというのが
載っていたと。この方は、被害は自分だけで終わるとでも思っているのでしょ
うか?逆に禍は広がるはずです。最小限の被害にするためには、ガンとした対
応が効果的。南方諸島で、また北方領土における徹底攻勢がなければ、日本は
ドイツ同様に分割されていたのだろうと推測するからです。北海道は米ソの戦
場になった可能性さえあると思いますよ。トルーマンは原爆をもっと落としたかったらしいですし。18個位かな。外交では、だんまりも弱腰もいけません
ね。ところが騙しというか、トリックは許されると言う・・つまり載せたもの
勝ちという変則ルールがあるようですね。英仏は本当に勉強になります。仏が
アルジェリアと一蓮托生と思っているように、英は中国と組むでしょう。です
から日本はインドと、そしてイスラエルと接近して正解かな。つまり印僑とイ
スラエルのユダヤ人達と。彼らの如才のなさにやられない程度に。ww
2015/03/28(土) 22:55 | URL | くすのきのこ #-[ 編集]
私はねず先生に「シラス」「ウシハク」を教えて頂き、何というか、自分が日本人であるありがたさを噛み締めたものでした。気づいたことの一つが、欧米や中国朝鮮は「支配」「隷属」という社会構造であるのに対し、日本の権威は「公平」の上に成り立って(相互に与える関係)いるということです。これは、性悪説に基づく「法治」を優越した社会制度ですが一朝一夕にできるものではないでしょう。日本人なら、まだ取り戻せるのではないでしょうか。
2015/03/28(土) 18:02 | URL | 渡辺 #-[ 編集]
日本人の矜持を持つ人を増やすこと
>そのためには、日本人自身に、単に戦争を望まない
>というだけではなく、戦争を回避できるだけの知識と情報
>発信力、外交力が何よりも必要です。
>要するに、戦争を回避し、二度と日本が戦争に巻き込まれ
>ないための叡智が必要です。
>「戦争はしません」という空手形や念仏だけでは、戦争を
>避ける事ができないことは、現に私達日本人が実際に経験
>してきていることです。

とりわけここに、激しく激しく賛同します。

日本の義務教育に「歴史」科目があるのは、このためといっても過言ではないと思います。

未来の日本を担い、創っていく世代が、このことをしっかりと認識しておくことは、その世代の国民の義務だと思います。
その世代にしっかり認識させることも大人の国民の義務だと思います。

しかるに、その義務を果たすエネルギーの根源はどこか。

それは、自分の価値観、あるいは、その価値観を保証する文化規範の中で、のびのびと暮らせる「願い」だと私は思います。

そういう暮らし、生き方ができるという「願い」が
かなえられないときの哀しさに思いをはせ、
かなえられていることのありがたさに感じ入ることを通じ、
その「願い」が、とても尊いと思い知ることだと思うのです。

そういう共通の「願い」を持つ人々が集まって暮らしている地域を「国」として営んでいるわけで、
その願いこそが「建国理念」。
その理念に適うように国を運営するのが「政府」。
政府が理念に沿って運営しているのが「国家」、ないしは「国体」。
その国家の構成員が「国民」。

つまり「願い」すなわち「建国理念」に国民が共感することこそが、義務を果たそうとするモチベーション、原動力。

一人一人の目線で言えば、
自分自身の価値観を愛するかだと思います。
もし、自分自身の価値観が今、定まっていない場合でも、
「いつかはきっと価値観を定め、その価値基準に照らして価値ある生き方ができるポテンシャルが自分にはある」と信じることだと思います。

周囲の人の価値観、文化規範がとても美しいものであるなら、その人はその価値観。文化規範を好きになり、自分もそのように生きようという価値観になると思います。
そこに愛国心が生まれると思います。

私は、日本という国は、長い歴史と伝統の中で、そういう良い循環が回る基盤が整った、奇跡の国だと私は思います。

その奇跡の国が、今、乱れている。
でも、日本の誇るべき文化規範は、大多数の人々に累々と受け継がれていることは、震災で証明された。

今、この国を取り戻すには、
①自分のポテンシャルを真に信じられる人を育てる
②日本という国・文化を正しく知らせる

この2つが、日本は取り戻すために今、大事なことではないかと私は思います。
2015/03/28(土) 14:04 | URL | Alinamin2011 #-[ 編集]
世界が観る日本(3)
歴史を捏造してきた中韓と日本の反日日本人達は世界がどのように日本を観ているのか理解していません。今回は41人目から60人目までを紹介します。中にはパラオの歌も入っています。

41.ツュンベリー
日本人は必要にして有益な場合、その器用さと発明心を発揮する。そして勤勉さにおいて、日本人は大半の民族の群を抜いている。彼らの鋼や金属製品は見事で、木製品はきれいで長持ちする。

その十分に鍛えられた刀剣と優美な漆器は、これまでに生み出し得た他のあらゆる製品を凌駕するものである。農夫が自分の土地にかける熱心さと、そのすぐれた耕作に費やす労苦は、信じがたいほど大きい。


42.インドネシア祖国防衛義勇軍のマーチ
アジア、すでに敵に向かい、蜂起せり
己を捨てて全力を尽くす
連合国を粉砕せんと
玉散ることもいとわず
進め 進め 義勇軍
アジアとインドネシアの英雄
清き東洋に幸あれ
古きアジア 不幸に苦しむ
烈しき圧制に 幾世紀も忍ぶ
大日本 雄々しく立てり
アジアを救い 我らを守る
進め 進め 義勇軍
アジアとインドネシアの英雄
清き東洋に幸あれ

43.マハティール(マレーシア首相)
日本の戦争責任を問うならば、それより以前、非人間的な支配と収奪をつづけた欧米の宗主国の責任はどうなるのか。
日本が来たことで植民地支配から解放され近代化がもたらされた。

44.ウィリアム・デ.ボイス(アフリカ解放の父)
有色人種が先天的に劣っているという誤解を日本が打破してくれた。
日本が有色人種を白色人種の奴隷から救ってくれるので、有色人種は日本を指導者として従い我々の夢を実現しなければならない。

45.ヴァリニャーノ
日本人の間には、罵倒、呪詛、悪口、非難、侮辱の言葉がなく、また戦争、借用者、海賊の名目をもってなされる場合を除けば、盗みは行なわれず、窃盗行為はひどく憎悪され、厳罰に処せられる。

46.ロイター通信(ミシュラン東京版発売の報道)
パリもニューヨークもローマも忘れてしまえ。
グルメの本場は東京なのだ。


47.モース
日本人は造園芸術にかけては世界一ともいうべく、彼等はあらゆる事象の美しさをたのしむらしく見えた。

48.イザベラ.バード
私は、日本人ほど自分の子どもをかわいがる人々を見たことがない。
子どもを抱いたり、背負ったり、歩くときには手をとり、子どもの遊戯をじっと見ていたり、参加したり、いつも新しい玩具をくれてやり、遠足や祭りに連れて行き、子どもがいないといつもつまらなそうである。

49.ラダ.ビノード.パル(極東国際軍事裁判判事)
欧米諸国は日本が侵略戦争を行ったということを歴史にとどめることによって、自分らのアジア侵略の正当性を誇示する目的であったにちがいない。

日本の子弟がゆがめられた罪悪感を背負って、卑屈、退廃に流れていくのを、私は平然と見過ごす訳にはゆかない。
誤られた彼らの宣伝を払拭せよ。誤られた歴史は書き換えられなければならない。
・・・・・・・・・
日本は国際法に照らし、全被告は無罪である。

50.モース
人々が正直である国にいることは実に気持がよい。
私は決して札入れや懐中時計の見張りをしようとしない。
錠をかけぬ部屋の机の上に、私は小銭を置いたままにするのだが、日本人の子供や召使いは一日に数十回出入りしても、触ってならぬ物には決して手を触れぬ。

51.フランシスコ.ザビエル
第一に、私たちが交際することによって知りえた限りでは、日本人は今までに発見された国民のなかで最高であり、日本人より優れている人びとは、異教徒のあいだでは見つけられないでしょう。

彼らは親しみやすく、一般に善良で、悪意がありません。
驚くほど名誉心の強い人びとで、他の何ものよりも名誉を重んじます。
大部分の人びとは貧しいのですが、武士も、そうでない人びとも、貧しいことを不名誉とは思っていません。

52.ヴァリニャーノ
日本国民は有能で、秀でた理解力を有し、子供達は我等の学問や規律をすべてよく学びとり、ヨーロッパの子供達よりも、はるかに容易に、かつ短期間に我等の言葉で読み書きすることを覚える。

また下層の人々の間にも、我等ヨーロッパ人の間に見受けられる粗暴や無能力ということがなく、一般にみな優れた理解力を有し、上品に育てられ、仕事に熟達している。

53.許国雄
昭和23年の国会で教育勅語がとりやめになったのは残念です。
教育勅語で日本の教育が成長したんです。父母に孝に友に、夫婦相和し朋友相信じ…。
もういっぺん日本は教育勅語をやり直すべきです。日本には教育勅語がないから、夫婦相和さず、離婚率が高いのです。

朋友が信じないから「いじめ」が絶えないのです。外国は日本の弱体化を図ってこの教育勅語を外してしまった。それを日本人は知らないが、これは間違っている。
どこにも軍国主義的なところはない。

教育勅語は人間の人間たることを明治天皇がお示しになったまでです。
一旦緩急アレバ義勇公ニ奉」ずる精神が失われたから「陸軍記念日」も祝われず、国会で謝罪決議さえ行うのです。

台湾には、大和魂があるから、選挙の時に中共(中華人民共和国)から台湾沖にミサイルを三発撃ち込まれても、ビクともしませんでした。
能登半島沖に北朝鮮からノドン一号が打ち込まれましたが、日本の反応はいかがでしたか。

54.ラフカディオ.ハーン
日本がキリスト教に改宗するなら、道徳やそのほかの面で得るものは何もないが、失うものは多いといわねばならない。
これは、公平に日本を観察してきた多くの見識者の声であるが、私もそう信じて疑わない。

55.ラフカディオ.ハーン
神道は西洋科学を快く受け入れるが、その一方で、西洋の宗教にとっては、どうしてもつき崩せない牙城でもある。
異邦人がどんなにがんばったところで、しょせんは磁力のように不可思議で、空気のように捕えることのできない、神道という存在に舌を巻くしかないのだ。

56.オキヤ.トヨミ、ショージ.シゲオ作詞(ともにパラオ人)
ペリリュー島の桜を讃える歌

激しく弾雨(たま)が降り注ぎ
オレンジ浜を血で染めた
強兵(つわもの)たちはみな散って
ペ島(じま)は総て墓地(はか)となる

小さな異国のこの島を
死んでも守ると誓いつつ
山なす敵を迎え撃ち
弾(たま)射(う)ち尽くし食糧(しょく)もない

将兵(ヘいし)は桜を叫びつつ
これが最期の伝えごと
父母よ祖国よ妻や子よ
別れの桜に意味深し

日本の桜は春いちど
見事に咲いて明日(あす)は散る
ペ島(じま)の桜は散り散りに
玉砕(ち)れども勲功(いさお)は永久(とこしえ)に

今守備勇士(もののふ)の姿なく
残りし洞窟(じんち)の夢の跡
古いペ島(じま)の習慣で
我等勇士の霊魂(たま)守る

平和と自由の尊さを
身を鴻(こな)にしてこの島に
教えて散りし桜花
今では平和が甦る

どうぞ再びペリリューヘ
時なし桜花(さくら)の花びらは
椰子の木陰で待ち佗(わび)し
あつい涙がこみあげる

戦友遺族の皆さまに
永遠(いついつ)までもかわりなく
必ず我等は待ち望む
桜とともに皆さまを
[オキヤ.トヨミ、ショージ.シゲオ作詞(ともにパラオ人)]

57.ポーランドのある教会の神父
ノギとかトーゴーとかいう名前の者は、この辺はたくさんいましてね。
ノギ集まれ、トーゴー集まれっていったらこの教会からはみだしますよ。
「ノギ」というのは乃木大将のノギですよ。
「トーゴー」はもちろん東郷平八郎に因んでのことです。

58.バ.モー(ビルマ首相)
この勝利(日露戦争)がアジア人の意識の底流に与えた影響は決して消えることはなかった。それはすべての虐げられた民衆に新しい夢を与える歴史的な夜明けだったのである。
ビルマ人は英国の統治下に入って初めてアジアの一国民の偉大さについて聞いたのである。
それはわれわれに新しい誇りを与えてくれた。
歴史的にみれば、日本の勝利は、アジアの目覚めの発端、またはその発端の出発点とも呼べるものであった。

59.パラオ国旗の解説文
私達は国旗の選択に相当苦労した。
応募者は悉く各島の人々であり、それぞれの旗にパラオの歴史と伝統がこめられていた。
だから、選考委員は真剣であった。選考に日数をかけた。
でも、最終的にこの旗に決まったのは、日本の旗に一番似ていたので、最大の人気が集まった。日の丸の部分を黄色にしたのは、月を現わす。

周囲の青地は海を意味する。月は太陽が出ないと輝くことができない。つまり月は太陽によって支えられ、月としての生命を持つ。太陽とは日本のことである。海に囲まれたパラオという国は、日本の太陽の反射によって輝かねば生きられないのである。

我々はまた戦争中に、日の丸を掲げて強大な米軍と交戦した日本軍将兵の勇敢さと純粋さに、大きな魅力と尊敬を捧げている。一万に及ぶ英霊たちは私達に、勇気と国を想う心があれば、アメリカよりも強くなれることを教えて死んだのである。

60.ネール(インド首相)
アジアの一国である日本の(日露戦争の)勝利は、アジアの総ての国々に大きな影響を与えた。ヨーロッパの一大強国が破れたとすれば、アジアは昔たびたびそうであったように、今でもヨーロッパを打ち破ることができるはずだ。
ナショナリズムは急速に東方諸国に広がり『アジア人のアジア』の叫びが起きた。日本の勝利は、アジアにとって偉大な救いであった。
2015/03/28(土) 13:19 | URL | にっぽんじん #-[ 編集]
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2015/03/28(土) 09:26 | | #[ 編集]
No title
昔の人は本当に実直で素晴らしい考え方をされていたんだな!
改めて感心しながら読ませていただきました。
しかし、現在の状況はお寒いばかりです。
報道をしない自由と歪曲で意識誘導する報道のいかに多いことか!
早くマスメディアを一つでもいいから取返して
教養番組を増やし、立派な心を持つ日本人を増やしたいものです。
2015/03/28(土) 09:07 | URL | 名無し座 #-[ 編集]
No title
今朝もはやくからありがとうございます。
車中で、拝読しています。
江戸時代の識字率は高かったということからも、どんな国であったたわかりますね。
2015/03/28(土) 08:02 | URL | えっちゃん #-[ 編集]
No title
日本を益する自由擁護の保守主義系の思想家たち。
http://akizukieiji.blog.jp/archives/1540576.html
2015/03/28(土) 06:54 | URL | junn #p4GOlP7Y[ 編集]
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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
静岡県出身。国史啓蒙家。倭塾塾長。日本の心をつたえる会代表。日本史検定講座講師&教務。
連絡先: nezu3344@gmail.com
著書
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』第1巻〜第3巻
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』
日々、先人たちへの感謝の心でブログを書き綴っています。それが自分にできる唯一のお国への、先人たちへの、そしていま自分が生かさせていただいていることへのご恩返しと思うからです。こうしてねずブロを続けることで、自分自身、日々勉強させていただいています。ありがたいことです。

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台湾民政府
サンフランシスコ講和条約で、日本は台湾に関して処分権は連合国に提供しましたが、領土の割譲は行っていません。条約以降、連合国も日本も台湾の処分先を決めていません。つまり台湾はいまも日本であり、台湾にいる1500万人の戦前からいる台湾人は、日本国籍を有する日本人です。私は台湾民政府を支持します。
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基本的にご意見は尊重し、削除も最低限にとどめますが、コメントは互いに尊敬と互譲の心をもってお願いします。汚い言葉遣いや他の人を揶揄するようなコメント、並びに他人への誹謗中傷にあたるコメントは、削除しますのであしからず。
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コメントをくださる皆様へのお願い
いつもたくさんのコメントをいただき、ありがとうございます。
ほんとうに皆様のコメントが、とっても嬉しく、かつありがたく拝読させていただいています。

議論というものは、すくなくともこのブログのコメント欄が、国政や地方自治、あるいは組織内の意思決定の場でなく、自由な意見交換の場であるという趣旨からすると、互いに互譲の精神を持ち、相手を尊敬する姿勢、ならびに互いに学びあうという姿勢が肝要であると存じます。

私は、相手に対する尊敬の念を持たず、互譲の精神も、相手から学ぼうとする姿勢も持ち合わせない議論は、単なる空論でしかなく、簡単に言ってしまえば、単なる揶揄、いいがかりに他ならないものであると断じます。

ましてや、自分で質問を発したものについて、それぞれお忙しい皆様が、時間を割いて丁寧にご回答くださった者に対し、見下したような論調で応対するならば、それは他のコメントされる皆様、あるいは、それをお読みになる皆様にとって、非常に不愉快極まりないものとなります。

従いまして、謙譲・互譲・感謝、そして学ぶという姿勢のない連続投稿、粘着投稿に類する投稿をされた方については、以後のコメント書き込みを、管理人である私の判断で投稿の禁止措置をとらせていただきますので、あしからずご了承ください。
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