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先人たちが目指した日本の姿。それは私達の国が常に「よろこびあふれる楽しい国(=豈国)」であり続けることです。


<日本書紀1-8>国生み(4)月読神、ヒルコ、スサノヲの誕生

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天照大御神に続く、ツキヨミ、スサノヲの、古事記で言う三貴神誕生の節です。
たいへん興味深い記述があります。
古事記と違い、ここに蛭児(ヒルコ)が三番目の子として登場するのです。


霧島市にある蛭兒神社
20190412 蛭兒神社
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画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


<バックナンバー>
<日本書紀1-1>創生の神々(1)
<日本書紀1-2>創生の神々(2)
<日本書紀1-3>創生の神々(3)
<日本書紀1-4>創生の神々(4)
<日本書紀1-5>国生み(1)

<日本書紀1-6>国生み(2)
<日本書紀1-7>国生み(3)大日孁貴(おほひるめのむち)誕生
<日本書紀1-8>国生み(4)月読神からヒルコ、スサノヲの誕生


<原文>
次生月神。一書云「月弓尊、月夜見尊、月読尊。」其光彩亜日、可以配日而治。故、亦送之于天。次生蛭兒。雖已三歲、脚猶不立、故載之於天磐櫲樟船而順風放棄。次生素戔嗚尊。一書云「神素戔嗚尊、速素戔嗚尊。」此神、有勇悍以安忍、且常以哭泣為行。故、令国内人民多以夭折、復使青山変枯。故、其父母二神、勅素戔嗚尊「汝甚無道。不可以君臨宇宙。固當遠適之於根国矣。」遂逐之。

<読み下し文>
次に月神(つきかみ)生みませる。
一書(あるふみ)云はく
「月弓尊(つきゆみみこと)、月夜見尊(つきよみみこと)、月読尊(つきよみみこと)」
其(そ)の光(ひかり)彩(うるはし)く、日(ひる)に亜(つ)げる、
以(もち)て日に、配(なら)べては、治(しら)す可(べし)。
故(ゆへ)に亦(また)、天に送る。

次に蛭兒(ひるこ)を生みませる。
已(すで)に三歲(みとせ)に、なると雖(いへ)ども
猶(なお)脚(あし)立(た)たず。
故(ゆへ)に天磐櫲樟船(あめいはのくすのきのふね)に載(の)せて、風に順(まかせ)て放棄(うちすて)ぬ。

次に素戔嗚尊(すさのをのみこと)を生みませる。
一書云(あるふみにいはく)
「神素戔嗚尊(かむすさのをのみこと)、速素戔嗚尊(はやすさのをのみこと)」
此(こ)の神(かみ)は、勇悍(いさみたけく)して、忍(を)し安(やす)く、
且常(またつね)に泣き哭(いさち)る行い有り。
故(ゆへ)に、国内人民(くにのうちのひとくさ)の多くの夭折(わかくしてしす)を以て令(もたら)す。
復使(また)青山(あをやま)を変枯(か)らす。
故(ゆへ)に其(そ)の父母(ちちはは)の二神(にかみ)、素戔嗚尊(すさのをのみこと)に勅(ことよさ)しては、
「汝(いまし)には甚(はなは)だ道(みち)無し。
 以て宇宙(あめのした)に君臨(きみのぞ)むべからず。
 固當(まことまさ)に遠く根国(ねのくに)に適(い)ね」
遂(つひ)にこれを逐(やら)ふ。


<現代語訳>
(大日孁貴(おほひるめのむち)の)次に月神(つきかみ)を生みました。
一書(あるふみ)にはその名を「月弓尊(つきゆみみこと)」あるいは「月夜見尊(つきよみみこと)、月読尊(つきよみみこと)」と書かれています。
月神もまた、太陽に次いで光(ひかり)彩(うるはし)いので、太陽と並べて治(しら)せるために、天に送りました。
次に蛭兒(ひるこ)を生みました。
けれども蛭兒は、三歲(みとせ)になっても、脚(あし)が立たなかったので、天磐櫲樟船(あめいはのくすのきのふね)に載(の)せて、風に順(まかせ)てうちすて(放棄)ました。
次に素戔嗚尊(すさのをのみこと)を生みました。
一書(あるふみ)には、その名は「神素戔嗚尊(かむすさのをのみこと)、速素戔嗚尊(はやすさのをのみこと)」と書かれています。
この神は、勇悍でなのですが、忍耐力が足らず泣き哭(わめ)くことがありました。
このため国内の人民(ひとくさ)が早死してしまうことが多くあり、また青山(あをやま)を枯(か)らしてしまいました。
そこで父母(ちちはは)の二神(にかみ)は、素戔嗚尊(すさのをのみこと)に
「汝(いまし)は無道の者だから、この宇宙にあってはならない。
 遠くの根国(ねのくに)が適している」と、ついにこれを追い払いました。



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20190317 MARTH





パラリンピックと日本人

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古い昔からあった「障害者は高度な魂の持ち主である」という日本人固有の思想は、実は、いまなお日本に残る、世界最先端の思考であるのかもしれません。

江戸時代に書かれた江戸の風物画に描かれた障害者
20180320 江戸の障害者
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画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


平昌パラリンピックで、日本の選手は開催6競技中、金メダル3,銀メダル4,銅メダル3という、大活躍の結果となりました。
選手の皆さん、またご家族のみなさんをはじめ、関係各位のご努力には、本当に頭が下がる思いです。

パラリンピックは、表向きは英国のストーク・マンデビル病院のルートヴィヒ・グットマンが、昭和23年のロンドンオリンピックの開会式当日に、「車いす選手のための競技大会」を開催したことが始まりとされています。

ところが実はこの分野では戦前の日本は、はるかに先行していました。
日清、日露の戦いを経由して、戦場で腕や足をなくされた軍人さんたちが一日も早く社会復帰できるように、手足の不自由を理由に甘やかせるのではなく、むしろその障害を乗り越えて、技量を身に付けたり、スポーツができるように厳しく指導が行われていました。

このため第2回パラリンピックは、昭和39年(1964)の東京オリンピックと同時開催で行われたのですが、当時、世界の選手の水準と比べて日本の選手の技量があまりにも、桁違いに高かったことから、パラリンピックは二部構成になり、第一部が外国人だけの車椅子者だけの競技大会、第二部が全ての障害者を対象にした日本人選手だけの国内大会になりました。

実は日本における障害者対策の歴史はとても古くて、世界中の多くの国々が障害を持った人を社会の邪魔者としかしていなかった中世において、日本では、むしろ積極的に障害を持った人に職を与え、社会全体でこれを保護するという方針がとられていた歴史を持ちます。


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日本人は明るくて正々堂々

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「立っていて腕が飛ばされるとな、
 人間って体の重心がくるって、
 体が独楽(こま)みたいにクルクルまわるんだ。
 おもしろかったぞ。
 それでな、立ち上がるときには
 ニッと笑うんだ。
 それが男だ」


20190416 日本陸軍
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「人のものを盗むな」、「人の悪口を言うな」などといったことは、戦前の日本人にとっては、ごくあたりまえの常識でした。
すくなくとも昭和30年代くらいまでは、一般的社会風潮として、日本社会に色濃く残っていたように思います。

うちの実家は市内の街中にありましたが、クルマ好きで自営業を営む父が、家族全員を連れて泊りがけで社員旅行に出かけるときも、家の玄関に鍵などかけなかったし、そもそもその鍵自体が、玄関についていませんでした。

それが昭和40年代になって、なんとわが家も一人前に泥棒さんが入ってくれて、警察官がやってきて「家の玄関に鍵をかけない方が悪い」などといわれ、そこで初めて「家の鍵」などという立派なもの(笑)が取り付けられました。

もっともその鍵を持ち歩くという習慣がなかったから、その鍵は玄関のかもいの上に置きっぱなしになっていました。
子供でも手が届くところに鍵があるのですから、大人が見れば、ちょうど目の高さくらいに堂々とその鍵が置かれていたわけで、いま思えば、「あれはいったい何だったのだろうか」と、思わず笑えてきます。

もっとも、入った泥棒さんのほうも家内に侵入したは良いけれど、盗むものが何もなくて(本当に家の中には何もなかった)、盗まれたのは壁にかけてあった木製の般若のお面だけ(結構高価なものでしたが)という具合でした。

日本は、それくらい治安が良かったわけですが、以前にもご紹介しましたけれども、江戸時代までさかのぼると、これがもっとすごくて、路上に大量の現金が置きっぱなしになっていても、どんなに生活が苦しかろうが、誰もそれを盗もうなどは思いもよらないものでした。

というのは、いまでは現金を送金するときは、銀行のATMを使いますが、江戸時代にも現金の送金は頻繁に行われていました。
どうやっていたかというと、金飛脚(かねびきゃく)と呼ばれる人たちが、街道をエッホエッホと走って全国にお金の配送をしていたわけです。


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20190317 MARTH





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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「奇跡の将軍樋口季一郎」、「古事記から読み解く経営の真髄」などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。

日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
(著書)

『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』

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私は、相手に対する尊敬の念を持たず、互譲の精神も、相手から学ぼうとする姿勢も持ち合わせない議論は、単なる空論でしかなく、簡単に言ってしまえば、単なる揶揄、いいがかりに他ならないものであると断じます。

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